[2014]中部女子シニア、女子Gシニア(成績表)

2014.10.31

第14回 中部女子シニアゴルフ選手権競技
第1回 中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技

開催日/平成26年10月31日(金)
会場/緑ヶ丘カンツリークラブ
参加人数/
女子シニア=103名(内欠場8名)
女子グランドシニア=58名(内欠場0名)
距離/女子シニア・女子グランドシニア=5895Y PAR72
天候/曇り

中部女子シニア成績表・・・・・button_report_result

中部女子グランドシニア成績表・・・・・button_report_result

女子シニアは、大村洋子選手(春日井)が3年ぶり2度目V。

女子グランドシニアの初代チャンピオンに、

73歳の花岡享子選手(東名古屋)



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中部女子シニアゴルフ選手権競技は、今年度から50歳以上の中部女子シニアと、60歳以上の中部女子グランドシニアの2つの選手権に分かれました。それぞれの選手権で、上位1位から3位までを表彰、さらに総合順位1位の選手は来年度の日本女子シニアに出場できるとあって、とりわけグランドシニアには58人もの参加者が集まり、そのうち、70歳代は8人、80歳代は82歳の林サキ代選手(松阪)、80歳の永野雅子選手(名古屋)の2人でした。

DSC02383会場コースの緑ヶ丘カンツリークラブは、砲台グリーンが多く、難度の高いホールが続く上、距離も5895ヤードと長めで、13番Hのショートホールは谷越えの189ヤードとタフなホールもあります。また、今日のグリーンはスティンプメーター10.5。「私たちには長いよ、届かないホールが多かった」とグランド世代がこぼしたように、スコアボードにはダブルボギーのマークも多く並んでいました。

競技は朝から曇り空でしたが、最後まで雨に降られることなく、順調に進みました。
●中部女子シニアは、大村洋子選手(春日井)がイーブンパーの72をマークし、2011年以来3年ぶり2度目の優勝。後半のアウトを2アンダーで回るナイスプレーで、2位に3打差をつけました。
●中部女子グランドシニアは、最終組でホールアウトした花岡享子選手(東名古屋)が81で最後に逆転、初代チャンピオンに輝きました。花岡選手は73歳で競技初優勝、3位タイの青木綾子選手山田伸子選手も72歳と70歳代が大いに活躍した一日となりました。
●総合優勝の大村選手には平成27年11月5日(木)・6日(金)に富山県の呉羽カントリークラブ(日本海コース)で開催される日本女子シニアゴルフ選手権競技への出場権が与えられました。

<入賞者>敬称略
◆◇中部女子シニア◇◆
優勝 大村洋子(春日井)  72=34、38
2位 花井正子(新南愛知)  75=36、39
3位 加藤まさよ(瑞陵)  76=38、38

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◆◇中部女子グランドシニア◇◆
優勝 花岡享子(東名古屋)  81=37、44
2位 藤本惠美子(春日井)  82=41、41
3位 青木綾子(四日市)  83=42、41
3位 山田伸子(法仙坊)  83=39、44

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<インタビュー>

中部女子シニア
3年ぶり2度目の優勝は、2位と3打差の快勝
大村洋子選手(春日井) 72=34、38

DSC02437 「今日は最後までリラックスできたのがよかった。いつも最後に大たたきのミスをしてしまって・・・。今年の霞ヶ関(日本スポーツマスターズ)も、三好(レディス杯)もそうでしたから。緑ヶ丘とは相性がいい、ほんとに嬉しいです。」と好スコアで終えられたことに安堵した様子だった。大村選手は、前半のインを1バーディ3ボギーの2オーバーで回り、後半に入るまでの空き時間をパッティングに費やしていたが、それが功を奏したのか、後半のアウトはすべてパーオン、2つのバーディを決め、イーブンパー72でホールアウトした。「ドライバーがフェアウェイキープでき、セカンドショットがよかったです。今日がラッキーだったのは、特に後半は自分のパッティングの前に、同組の誰かがナビゲーター役になってくれていたことですね。運があったと思う」。
これまで中部女子シニアは常に優勝戦線に加わっており、プレーオフも毎回のように行い、涙をのんでいた大村選手がプレーオフを制したのが2011年の第11回大会(中京GC石野Cで開催)。だから、今回もトップと聞いた後、「また、プレーオフかもしれないから練習してくる」と練習グリーンで黙々とパッティングをしていた。無類の練習好き、を自他ともに認める大村選手。飛ばなくなったと悲しむが、13番H(189Y、パー3)でバフィー(4W)を使うのだから、まだまだ十分だと思うのだが、どうだろう。55歳、連続7回目の出場となる来年の日本女子シニアは地元中部の呉羽CCだけに、リラックスプレーでぜひぜひ頂上を狙って!!

中部女子グランドシニア
「信じられない、嘘じゃないの〜〜!?!」
花岡享子選手(東名古屋) 81=37、44

DSC02443 60歳以上の女子グランドシニアの第1回優勝者となった花岡選手は「嘘じゃないの?まさか、自分が優勝なんて」といつまでも信じられない様子だった。なんといっても、年齢が73歳。今回の出場者の上から4番目の年齢である。しかも、公式スクラッチ競技の自身初めての優勝となったのだ。前半のアウトが1バーディ2ボギーで、パーオン3つの37。「前半はパットがよく入りました。何も考えないで、一:力を抜く、二:ボールから目を離さない、三:ゆっくり振る、の3つだけに集中しました。出来過ぎ、でした。後半はいつものゴルフ、待ちの時間もあって集中が途切れてた・・・」。そう振り返った花岡選手がゴルフを始めたのは、実に50歳を過ぎてから。60歳を超えて競技に出るようになった。「競技は緊張感が好き。遊びでわいわいやるのもいいですけれど、 まじめにやるのが楽しい」。165cmの恵まれた身体で、飛距離もしっかり、13番H(189Y)のショートは3Wを使ったという花岡選手の競技ゴルフは、まだまだ上昇中!! (写真右から2人目が花岡選手)

DSC0239080歳代は2人。
林サキ代選手(松阪)と永野雅子選手(名古屋)

エージシュートを27回も達成している林選手も今日の距離はさすがに長く、「届きません、難しかった」と93。永野選手も「いっぱいたたいてきました」と笑顔でホールアウト。

DSC02427お二人とも,とても80代には見えません。写真は上が林選手、下が永野選手。

・・・・・フォトギャラリー・・・・・

女子の競技会は小物類も華やか。