[2015]中部オープン(本戦)1R成績・記事

2015.08.19

第45回中部オープンゴルフ選手権競技(本戦)1日目の成績・記事を掲載します。

日程:8月19~21日(水~金)
会場:東名古屋カントリークラブ(西コース)
距離:7010ヤード、PAR72
参加人数:152名(うち欠場3名)
天候:第1日:曇り

1日目成績表(総合)・・・button_report_result

首位は5アンダーの、高山準平(TOSHIN)と六峰武(三鈴)。
好スコア続出、アンダーパーは43人

gennkannDSC05581第45回を迎える今年の中部オープンは、8月開催となり、会場は愛知県の東名古屋カントリークラブ・西コースで始まりました。参加したのは、プロ135人、アマチュア17人。従来であれば、中部アマからの出場枠が30人ありましたが、今年は日本ジュニアゴルフ選手権競技と試合日程が重なったこともあって、アマチュア選手の参加が少なくなりました。

condition05638天候は曇り。気温も連日の猛暑に比べると低く、選手たちには好条件となりました。また、連日の猛暑対策のため、競技難度より芝の養生が優先されており、それがスコアメイクに反映して、実にアンダーパーが43人、2オーバーまでに98人がひしめく大混戦となりました。
そんな中、首位に立ったのは、5アンダーをマークした高山準平(TOSHIN)六峰武(三鈴)の2人。3位タイの4アンダーに、谷大(フリー)、小野田享也(フリー)、上森大輔(城陽)、井上優(こぶたの家)、そして、アマチュアの大澤和也選手(グリーンヒル瑞浪・日大1年)の5人が続いています。

DSC05671★第1日の6番H(181Y、PAR3)で、請井亮太(レイク浜松)がホールインワンを達成しました。6番アイアンで放ったボールは、「左手前に落ち、スライスしてカップに向かい、消えた」とのこと。おめでとうございました。

明日の予選第2ラウンドはどんな展開が待ち受けているでしょうか。明日の結果、上位80位タイまでが決勝ラウンドに進みます。

なお、今回の中部オープンは、CBCテレビで録画放送されます。
放送日:2015年8月30日(日) 深夜1時30分~2時25分


廣瀬1<インタビュー>

首位タイ

takayama05637高山準平(TOSHIN)  67=31、36
前半のアウトで5つのバーディを奪い、5アンダーで折り返した高山だったが、後半は2バーディ2ボギーのイーブンとし、スコアをさらに伸ばすことはできなかった。「ショットがよくないんですよ。それでも長いパットが入ってくれたので、このスコアになりました」と好調とはほど遠いといった感じ。それでも、6年前の中部オープンに勝利して以来の首位発進に、今回こそ!の意気込みが見えた。31歳。


rokumine05673六峰武(三鈴) 67=31、36
7バーディ1ダブルボギーだった。「バーディはどれも,2、3メートル。インからのスタートだったので、17番Hから3番Hまで5連続でした。今日は、ティーショットが暴れてて、パターだけで回ってきたようなものです」。37歳だが、プロ合格してからは4年目という苦労人。首位スタートのチャンスをどこまで生かせるか、明日のプレーに期待がかかる。


3位タイ

tani05640谷大(フリー) 68=34、34
「ティーショットがよかったですね。パットも入りましたし」とほぼ思い通りのゴルフができた谷は、大阪・吹田市から、中部オープンの予選を勝ち上がっての参戦である。明徳義塾高から名商大へ。ゴルフ部にいたが、さほど活躍せずに、いったんは就職をした。ところが、「自分にしかできないことを」と思い立ち、プロゴルフをめざしたのだとか。現在27歳。


onoda05650小野田享也(フリー) 68=34、34
日大3年生だった2012年にアマチュア選手で初めて中部オープンの総合優勝を飾った小野田が4アンダーのいい位置につけた。「6バーディ1ダブルボギーでした。ショットはよくないけど、パターがはいったから」と振り返った。先週、札幌オープンに出場し4位に入った勢いで、中部オープンに乗り込んでいる。23歳。(写真右が小野田プロ。左は,同組で回った黒宮幹仁)


uemori05676上森大輔(城陽) 68=35、33
1位タイの六峰プロと同組で回った上森プロ。「六峰さんはショットが散ってたけど、パターが絶好調だった。僕は真逆で、ショットは好調、フェアウェイを外したのは1回だけだった。そのかわり、チャンスにつけてもパットが入らなかった」という。京都からの初参戦。「今日明日と,実は京都オープンをやってますが、こっちの予選に通ったので、今年初めて来ました」。39歳。


inoue05678井上優(こぶたの家) 68=33、35
「1、2、3番Hとパットが決まらず、今日はダメかな、とあきらめ始めた頃に入りだしたんですよ。ショットは悪くないんでね。明日からも、がんばってみますわ」と、いつもの明るい口調だった。43歳。(写真前が、井上プロ。後ろは、鈴木康正プロ)


osawa05680アマチュア首位
大澤和也選手(グリーンヒル瑞浪・日大1年) 68=35、33

インからのスタートで、5バーディ1ボギーだった。プロの中に混じって、堂々の成績、アマチュアのトップである。「今日はアイアンがよかったです。ラフに行っても、打てたし、今日はボールが止まったんで助かりました」。大澤選手は愛知県の栄徳高校からこの春、日大に進学。寮生活をしているが「僕にはスゴく合ってる。ラウンドの回数が一気に増えて、ショートゲームがよくなって、スコアが安定してきたと思う」。確かに、大学生になってからの大澤選手は、近頃はとても安定している。178cm、すらりとした体型で、飛距離は280ヤードとか。身体がもっとがっしりしてきたら、安定感はきっと、さらに増すのだろう。


アマチュア2位タイ 総合は19位タイ
ogiso05657小木曽喬選手(富士可児・福井工大1年) 70=34、36
アウトからの前半を2バーディで回り、後半はすべてパーとした小木曽選手。「中部学生のときと同じです。パットが入りません。アイアンに救われてます」と2週間前の中部学生で勝利した時と状況があまり変わっていないと話した。同組で回ったツアープロの上井邦裕プロのことを「ティーショットが調子よくなかった。でも、あれで、2アンダーで回れるって、スゴいと思いました」と先輩たちの技に感心していた。


imano05662今野大喜(恵那峡・日大1年) 70=35、35
「フェアウェイがキープできなかった。キープできたのは18番Hだけ。でも、パーオンできたので、スコアはまとまりました。初日としてはまずまずです」。