[2016]中部ミッドアマチュア・本戦2R成績表・記事・フォトギャラリー 掲載

2016.10.14

平成28年度(第6回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技 第2日成績表・記事・フォトギャラリーを掲載しました。

・12月7日、横山浩康選手の所属を変更しました。
(横山浩康選手の中部ミッドアマチュア本戦における参加資格は、本年度中部日本パブリックミッドアマチュア優勝によるものでした。
お詫びいたしますとともに、成績表および記事の表記訂正をさせていただきます。)

—————————————————————

平成28年度(第6回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
開催日/平成28年10月13日(木)・14日(金)
会 場/愛知カンツリー倶楽部
距 離/7263ヤード、PAR74
参加人数/第1日・156名(内欠場8名)、第2日・99名(内棄権8名)
天候/第1日:晴れ、第2日:曇りのち晴れ

第2日成績表・・・・・・・・・・・・button_report_result(12/7変更)

51歳の横山浩康選手(中部日本パブ)が堅実なゴルフで逆転勝利

th_DSC_6423

DSC0082625歳以上のゴルファーが競いあう第6回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技が、愛知県・愛知カンツリー倶楽部で開催された。7163ヤード、パー74の、タフなコースに挑んだ決勝ラウンド通過者は、83ストロークまでの99人。首位は2アンダーの倉田順一選手(新城)堀信義選手(片山津)の2人、続いて1アンダーで関淳悟選手(ローモンド)、宮園正則選手(額田)、三浦英夫選手(笹戸)の3人、さらにイーブンパーが2人、1オーバー3人、2オーバー6人と続いていた。今朝の天候は、曇り。涼しさを感じる風が吹いていた。

決勝ラウンドは3人組の8分間隔で行われ、スムーズに進行した。最終組の倉田選手はパッティング好調でパーをキープしていたが5番Hと6番Hで連続ボギー、堀選手は2番Hでグリーン手前バンカーからピンを5メートルオーバーしボギー、関選手はショットが散っていて5ボギーをたたいてしまい、前半を終えた時点で、倉田選手が通算イーブンパー、堀選手が通算1アンダー、関選手が通算4オーバー。ここでひとつ前の組の横山浩康選手(中部日本パブ)が通算1アンダーで折り返しており、堀選手と首位で並んでいた。

距離のあるタフなホールが続く後半だけに、いかにパーをキープしながらチャンスでバーディを取れるかが勝負のポイントだった。

後半に入ると、最終組の倉田選手のパッティングがカップにけられるなど少しずつ後退、優勝争いは、堀選手と横山選手に絞られた。ところが、堀選手は16番H(180ヤード、パー3)で「1番手、大きかった」と振り返った5番アイアンのショットがグリーン奥へこぼれ、2パットのボギーとし、通算イーブンパーに。一方、横山選手は10番Hでボギーをたたき通算イーブンパーとしたが、その後は、キープ。ついに堀選手と横山選手と並んだと思う間もなく、続く17番Hで堀選手はボギー、18番Hでは第1打を右にOBにするなど実に8打を要し、通算4オーバーでホールアウト。一足先に上がっていた通算イーブンパーの横山選手が、ミッドアマチャンピオンに輝いた。

th_DSC_6388

2日間の競技を終え、154ストロークまでの13人に、11月16日(水)〜18日(金)に山口県の宇部72カントリークラブ(万年池東コース)で開催される日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技への出場権が与えられた。
昨年の覇者の山中敏靖選手(富山)は初日を79と出遅れたが、今日を1アンダー73で回り、4位タイに入賞した。

<成績> 敬称略

優勝 横山浩康(中部日本パブ) 148=74、74
2T 福岡康文(芦原)  151=77、74
2T 宮園正則(額田)  151=73、78
4T 山中敏靖(富山)  152=79、73
4T 見崎和也(品野台) 152=76、76
4T 宮崎洋平(豊田)  152=75、77
4T 堀 信義(片山津) 152=72、80
(以上、入賞)
8T 山藤晋吾(岐阜稲口) 153=74、79
8T 関 淳悟(ローモンド) 153=73、80
8T 三浦英夫(笹戸)   153=73、80
8T 倉田順一(新城)  153=72、81
12T 星野良博(平尾)  154=77、77
12T 大場俊介(浜松)  154=76、78

シード 榊原吉規(知多)

日本ミッドアマチュアには、154ストロークまでの13人と、シード選手の榊原吉規選手が出場します。

th_DSC_6407

廣瀬1<インタビュー>

「日本ミッドアマでは決勝進出、その前に来週のインタークラブです!!」
横山浩康選手(中部日本パブ) 優勝  148=74、74(36、38)

th_DSC_6309 前半3番H(541Y、パー5)で第3打をグリーン奥にこぼしボギーとするも、8番H(383Y、パー4)で7メートル、続く9番H(506Y、パー5)では1メートルを沈める連続バーディで通算1アンダーで折り返した。後半は10番H(483Y、パー5)で2オンを狙ったボールが左のバンカーへ。30ヤードほどのバンカーショットがダフり出ただけ、パットも入らずボギーとし、通算イーブンパーとなった。この時点では堀選手と1打差の2位だったが、その後、18番Hまでパーキープを続け、見事勝利を手にした。「パーオンしないから、エッジでしたけど、とにかく、しのぎまくりでした」と横山選手は謙遜したが、17番H(462Y、パー4)の長いミドルホールをユーティティで2オン、5メートルのバーディパットは入らなかったがきっちりパーを奪取するあたり、飛距離も十分と証明している。2打差6位タイからの逆転。意外にも(?) CGA主催競技初優勝を飾った横山選手だが、今年は好調で、中部パブリックミッドに次ぐ2勝目。「あの優勝で日本パブにも出場権がありましたけど、日本シニアオープンの方に出ました」。その日本シニアオープンで、横山選手は気づいたという。「シニアのプロたちは、みんな真っすぐに飛ぶんです。そして、1打をとても大事にしていました」。36歳でゴルフを始め、40歳頃から競技を楽しむようになった。「以前より明るくなったかな、ゴルフも肩の力が抜けてる、散歩しにきたのって言われる(笑)」と自己分析した51歳は、4年連続出場となる日本ミッドアマで初の決勝進出を、そして、その前に来週の中部インタークラブでのローモンド優勝を狙う。

「先週の国体がひどかった分、今回頑張れたかな」
福岡康文選手(芦原) 2T  151=77、74(40、34)

DSC_2785 初日17位から2位にジャンプアップした。「出だしの1番Hでボギー、2番Hでダブルボギーでしたが、後半に3つのバーディが取れました。先週の国体でひどい成績で福井県に迷惑をかけてしまった。その分、今日頑張れたかな」と試合を振り返った。昨年の佐々部杯チャンピオンであり、仕事では福井工大福井中・高校ゴルフ部の監督も務める福岡選手。「今日は、最後まであきらめなかったことが良かったかなと思う。いつも生徒たちに言っている言葉ですからね。日本ミッドアマは9位が最高なんで、それ以上を目指します!!」

「パットを左に変えた成果が少しずつ出てきた」
宮園正則選手(額田) 
2T  151=73、78(39、39)

DSC_4416 「今日はショットが悪かったんですが、パットでなんとかしのぎました」と宮園選手。そのパットというのが、左打ち!なのである。打ち方を左に変更したのが1年ほど前で、「もう30ラウンドくらいは左」とのこと。宮園選手はもともと左利きらしく、「今までなんで右だったのかな。もっと早く気づけば良かった」。

「昨日を挽回しなきゃ、で集中しました」
山中敏靖選手(富山) 4T  152=79、73(34、39)

DSC_2247 昨年のミッドアマチャンピオンの山中選手も日本ミッドアマの13人にしっかりと入っていた。「初日が悪すぎたんで(首位と7打差の36位タイ)、必死でした。前半のロングで2つと、7番のショート、3バーディが取れたのが大きかった。後半では2つ落としたけれど、良かったです。今回の残念は、全国で挽回してきます!」。

日本ミッド出場最年少の30歳
見崎和也選手(品野台) 4T 152=76、76(37、39)

DSC_4228 2バーディ2ボギー1ダブルボギーだった。「1番Hバーディでいいスタートが切れました。後半も10番Hでバーディが取れて、いい折り返しでした」と初エントリーした今大会で日本ミッド出場権を喜んだ。愛知県出身でジュニア時代は東海中・高校ゴルフ部で活躍、現在は高島屋日本橋店でゴルフ売り場の統括をしている見崎選手。「有休を取って来ています。会社も応援してくれていて、バイザーにはロゴもつけました。次(日本)の有休もすぐ取ります(笑)」。

日本ミッド出場最年長の53歳
三浦英夫選手(笹戸) 8T  153=73、80(40、40)

DSC_3269 こちらは、日本ミッドアマ出場の最年長となる三浦選手。今年の日本シニアオープンに中部から出場した一人である。「53歳、頑張りました! 全日本でも10位以内を目指して頑張ってきます」と笑顔満面だった。

☆★フォトギャラリー★☆