中部シニアオープン 1R成績表/2R組合せ表 記事&フォト掲載

2017.11.16

平成29年度(第17回)中部シニアオープンゴルフ選手権競技、第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。

———————————————————————–

平成29年度(第17回)中部シニアオープンゴルフ選手権競技

開催日/平成29年11月16日(木)・17日(金)
会場/富士カントリー可児クラブ(志野コース)
参加人数149名(アマ94名・内欠場7名/プロ55名)
天候/第1日 小雨のち曇り時々晴れ時々小雨

[第1日成績表]

総合

アマ50歳代の部

アマ60歳以上の部

プロの部

プロ60歳以上の部

[第2日]

組み合わせ並びにスタート時刻表

ディフェンディングチャンピオンの伊藤正己(明智)が3アンダーで首位発進。

アマチュアも、昨年同様、佐々木清士選手(グランディ浜名湖)が飛び出す。

DSCN1500DSC04374

中部シニアオープンの第1ラウンドが終了した。
会場の岐阜県の富士カントリー可児クラブ(志野コース)は、先週JGTOのQTサード会場となったコースだ。
今日は、朝から小雨が降るあいにくの天気で、気温も朝8時半を過ぎてもまだ8℃という低さ。徐々に天候も回復し晴れ間が見えてきたものの、選手たちは寒さと風、しかもスティンプ10.5以上の速いグリーンを相手に、しのぎを削った。というのも、今年から第1ラウンドの結果で100位タイまでが明日の決勝ラウンドに進むことになったからだ。

第1組がホールアウトしたのは、12時54分。そこから順調にホールアウトは進み、その結果、首位に立ったのは、3アンダー69をマークした伊藤正己プロ(明智)61歳、昨年の覇者である。2打差の1アンダー71で牧野秀一プロ(桑名)52歳、さらにイーブンパー72の3位タイに宮下稔プロ(フリー)54歳アマチュアの61歳、佐々木清士選手(グランディ浜名湖)が続いている。佐々木選手は昨年大会60歳以上の部の優勝者。伊藤プロとともに連覇がかかる明日となった。

明日の決勝ラウンドには84ストロークまでの103人が進出。このうちアマチュア選手は52人。明日は午前7時30分から、アウトインでティーオフする。

廣瀬1<インタビュー>

総合1位 プロ60歳以上の部
昨年に続く、連覇を目指す
伊藤正己プロ(明智) 69=36、33

DSC04416hデフェンディングチャンピオンの伊藤が、今年も好スタートを切った。5バーディ2ボギーの内容に、「11番H(181Y、パー3)はバンカーからのチップイン、28歩だった。それまで、2バーディ2ボギーのイーブンできてたんで、このバーディで楽になりましたね」と伊藤。そして、そこから13番H、14番Hの連続バーディを決め、3アンダーとした。「この半年くらい、調子はよくない。ショットがいいのか悪いのか、その日によって、変わっちゃうんだよね。キレがなくなってきているのも、年のせいかなあ」としっくりきていないプレーについて振り返った。そうは言っても、ウォーキングや、筋トレなど人並み(?)のトレーニングはしていて、話題の筋トレ道具、SIXPADも「買って使ってる」と笑った。もう一度、体を鍛え、全国区へ。その前に、連覇を目指し、明日をゆく。

同組でナイスゴルフ。
DSC04414右が牧野プロ、左が倉田選手

総合2位
牧野秀一プロ(桑名) 71=35、36
1番H(365Y、パー4)でボギーをたたいたが、7番H(172Y、パー3)で下から5メートルを、続く8番H(499Y、パー5)で1メートルを沈めバーディ。後半のインはパーをキープした。「まあ、無難に、というか、いいゴルフでしたよ。パットは良かった」と同組の倉田選手とお互いのゴルフを誉めあった。52歳。

アマチュア50歳代の部1位 総合5T
倉田順一選手(新城) 73=38、35
総合2位の牧野プロと同じ組で回った倉田選手。「牧野プロは全く危なげないゴルフでしたよ。僕は、ショットは曲がっていたけど、それなりにグリーンに乗ったので、良かったのかな。3パットもなかったし」とニコニコ。前半のアウトで1バーディ1ボギー1ダブルボギー。ダボは8番H(499Y、パー5)で「OBしちゃった」。後半には2バーディ1ボギーで1オーバーフィニッシュとした。51歳。

総合3T
宮下稔プロ(フリー)  72=37、35
DSC04408インからのスタートで、4バーディ4ボギー。前半の11番H(181Y、パー3)は6メートル、13番H(376Y、パー4)は8メートルを沈め、バーディとした。「ティーショットはよくなかったけど、アイアンがまずまずでした。パッティングにも助けられましたね。3パットは1回だったし、速いグリーンだったんで、ラインに乗せたらうまくいきました。中部シニアオープンは5回目の出場、54歳。

総合3T、アマチュア60歳以上の部1位
佐々木清士選手(グランディ浜名湖)  72=36、36
DSC04420アウトスタートで、おはようバーディ、5番H(430Y、パー4)でもバーディを決めたが、6番H、9番Hでボギーを叩き、イーブンで折り返すと、後半には、12番H(536Y、パー5)で左外からの10メートルのバーディパットが決まった。ところが15番H(185Y、パー3)で今日初めての3パット、ボギーとして、イーブンパーでホールアウトした。「ショットはピンに向かって行っていい感じでした。長めのパットが決まったのに、逆に短いのが読めなかった。日本シニアからそうなんです。明日は、短いのが決まってくれるといいんだけど・・・」。日曜日に練習ラウンドし、3日間休んで、今日と明日。今年は、中部シニア優勝、日本スポーツマスターズ個人2位、そして日本シニアは10位。結果を出している61歳は明日もきっちりと結果を見据えている。

プロ60歳以上の部 総合9T
時田陽充プロ(伊勢シーサイドGC) 74=37、37
DSC04423「今日は2ボギーのみ。昨日の練習ラウンドから2日間、ノーバーディだよ」と時田プロ、62歳。「ショットはいいよ。グリーンを外したのは2回だけ、あとは入ってくれたらね」。

アマチュア50歳代の部 総合12T
神谷茂選手(岡崎) 75=38、37
DSC04404インからスタートし、出だし10番H(367Y、パー4)でいきなりバーディを奪ったが、続く11番H(181Y、パー3)でボギーし、振り出しに。その後、3つのボギーで3オーバーとした。「今日は、ショットはまあまあでした。ドライバーがまっすぐいってくれてたので良かったですね」と、初めての中部シニアオープンでいいスタートを切った。今回の出場は、中部アマゴルフ研修会昨年度ポイントによるシードだ。53歳。

今大会の最年長は、77歳の鈴村プロ。
鈴村照男プロ(フリー) 90=43、47

DSC04421「距離はあるし、難しかったね」と今日を振り返った鈴村プロ。23歳でプロになり、半世紀強のプロ生活。残念ながら、明日の決勝ラウンドには駒を進めることはできなかったが、優しい笑顔を残して会場を後にした。

<フォトギャラリー>