中部女子アマチュア・2R成績表/3R組合せ表 /記事

2018.05.24

平成30年度(第48回)中部女子アマチュアゴルフ選手権競技

開催日/平成30年5月23日(水)・24日(木)・25日(金)
会場/愛知カンツリー倶楽部 東山コース
参加人数/105名(内欠場5名)
距離/6412ヤード、PAR74
天候/第1日:雨、第2日:晴

【第2日】 成績表(PDF)

【第3日】 組み合わせ並びにスタート時刻表(PDF)

通算4アンダーの首位に、高校3年生が2人。

中川成美選手(芦原)と古川莉月愛選手(岐阜稲口)。

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中部女子アマの第2ラウンドは、昨日の雨から一転、朝から青空が広がった。気温もぐんぐんと上昇したが、風も強く、まさに爽やかな好天。湿度が低かったために「池の側など場所によっては肌寒さを感じるほどだった」と競技委員の声も聞こえた。

予選2日目となる今日は、通常であれば、予選通過ラインを気にするプレーとなるのだが、今年は出場人数の関係で、全員の予選通過が決定していた。

競技は、第1ラウンドを3アンダーの首位でスタートした中川成美選手(芦原GC・福井工大福井高3年)と、2アンダーで2位スタートの古川莉月愛選手(岐阜稲口GC・岐阜聖徳高3年)の2人が共にスコアを伸ばし、通算4アンダーで並んだ。3位には経を1アンダーでホールアウトした吉桑晴美選手(TOSHINさくらHills)が通算イーブンパー、さらに通算1オーバーで神谷そら選手(明世CC・土岐津中3年)が続いた。
ミッド世代で一人気を吐く河北さやか選手(東海CC)は今日を78、通算4オーバーでフィニッシュした。

明日の決勝ラウンドでは、上位10人に、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技への出場権が与えられる。ティーオフは午前7時30分。選手たちの上位入賞への想いを込めたプレーに期待したい。

廣瀬1<インタビュー>

通算4アンダー。首位に並んだのは高校3年生の2人
batch_DSC01477左が古川選手、右が中川選手

古川莉月愛選手(岐阜稲口GC・岐阜聖徳高3年) 144=72、72(36、36)
第2ラウンドのベストスコア72をマークしたのが古川選手だった。「今日はテーマにしていたアプローチが良くなって、3バーディ1ボギーでした」と笑顔が弾けた。「ずっと課題だったドライバーがまとまるようになってきた。打ち方を変えたんです。下からでなく上から潰すイメージにしました。2日間いいプレーが続くことがなかったから、今日はすごく嬉しい。アイアンのキレが出るように、明日はもう一日耐えられるようにしたい、します!!」。

中川成美選手(芦原GC・福井工大福井高3年) 144=71、73(36、37)
昨日に続き、首位をキープした。1番H、10番Hでバーディ、11番Hで3パットのボギーという安定した内容だった。「特に変わったことのない日でした」と振り返った中川選手。中学生の頃によく聞いたフレーズが飛び出した。不調からの脱却は確かと言える。「ドライバーが良くなっています。2年前の国体の後からドライバーが崩れてきて、ゴルフ全体がおかしくなってきた。そのドライバーの調子が戻って、今日もフェアウェイキープできた。パッティングもよくなってきているし、今はゴルフが楽しい、とまた思えるようになりました」。苦しい時期を乗り切った中川選手。明日の決勝で完全復活!?!

3位
吉桑晴美選手(TOSHINさくらHills) 148=75、73(34、39)

batch_DSC01470インからのスタートで、前半は2オーバーで折り返した。「前半はパターが入らなくて・・・。ひと筋違うって感じでしたが、後半になって、5メートルくらいが入ってくれた。3バーディでした」と吉桑選手。岐阜聖徳高校を卒業して3年、現在、今年のプロ1次テストに合格。6月の2次テストを控えている。「昨日は雨、今日は風と、いろんな状況でゴルフができるので、練習にもなっています。昨日よりショットがまっすぐ行っているので、明日もこの調子で、日本女子アマの権利を取りたい。課題は3パットをなくすことです」。

C G A強化指定の正選手3人が明日の決勝で同組に

batch_DSC01492左から、兼松選手、神谷選手、長谷川選手

4位 神谷そら選手(明世CC・土岐津中3年) 149=75、74(35、39)
4バーディ2ボギー1ダブルボギーだった。インからのスタートで13番Hと18番Hでボギーを叩き、折り返しの時は「やばい、ひどい」を連発し、浮かない顔だったが、後半に盛り返した。「課題がいっぱいあります。このコースは好きなコースなんだけど、今回は面白くない」と神谷選手。この春の全国中学生ゴルフ選手権で個人優勝した。CG A強化合宿で習ったメニューを毎日こなし鍛えているおかげで、体幹も鍛えられ、体も大きくなった。260ヤードの飛距離を武器に、明日は「面白いと思える」ゴルフで勝負を!!

5位 兼松亜衣選手(明智GC・誉高3年) 150=74、76(38、38)
昨日は3人の中で一番良かった兼松選手だが、今日は「パターが入りませんでした。チップインバーデイが一つあっただけ」。明日の挽回に、期待!!

5位 長谷川せら選手(グリーンヒル関GC・各務原高1年) 150=77、73(34、39)
昨日のスコアを挽回し、1アンダーでホールアウトした。3バーディ2ボギーの内容で、昨日トリプルを叩いた9番Hでは第3打を歩測し、「70ヤードだったから」と52度を選択。昨日の7番アイアンから大きく変えて、キャディに驚かれたとか。「グリーンの右に乗って2パットのパーにできた。ショットが昨日よりよくて、いいゴルフになった。無理に(ピンを)狙わずに行ったのが正解だった。明日も欲張らず、攻めるとこは攻めて、頑張る!!」

73をマークし、9位タイまで浮上
岡田梨沙選手(JG Aジュニア・栄徳高3年) 152=79、73(36、37)

アウトからスタートし、8番Hでバーディを奪った後の9番Hでイーグルを達成した。「左のバンカーの横あたりからチップインでした。ピンまで30ヤードくらいでした」。全体としては1イーグル2バーディ2ボギー。「明日はパッティングをしっかり、バーディをたくさん取りたい」と目標を定めた。

<会場風景>