中部シニアオープン1R成績表、2R組合せ表、記事

2018.11.15

平成30年度(第18回)中部シニアオープンゴルフ選手権競技

開催日/平成30年11月15日(木)、16日(金)

会場/富士カントリー可児クラブ(志野コース)
6712ヤード Par72
参加人数/153名(うち欠場12名)
(アマチュア98名 うち欠場11名、プロ55名 うち欠場1名)
天候/快晴

第1日成績表

成績表 総合 PDF

成績表 プロ総合の部PDF

成績表 プロ60歳以上の部 PDF

成績表 アマ50歳代の部 PDF

成績表 アマ60歳以上の部 PDF

第2日 組み合わせ並びにスタート時刻表 PDF

秋晴れの初日。3アンダー69に、
伊藤正己(明智GC)、牧野秀一(桑名CC)、川瀬順次(フリー)の3人。

アマトップは、土岐明彦選手(富士C可児C)、イーブンパー72。

朝から秋晴れに恵まれた富士カントリー可児クラブ(志野コース)で今年の中部シニアオープンが始まった。ただ、7時30分のスタート時の気温は5℃と寒く、グリップを握る手が凍えるほど。防寒ウエアに身を包んでいた選手たちだったが、徐々に気温が上がり、最終組がスタートする頃にはポカポカ陽気となった。

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第1日目の時点で50歳以上に参加資格のある中部シニアオープン。出場したのは予選を通過したアマ87人と、プロ54人の計141人だった。会場の富士C可児C(志野コース)では先週(6〜9日)にJGTOのQTが開催され、それに向けてコースが仕上げられていた。そして今週の中部シニアオープンもその延長戦で、しっかりとメンテナンスがなされた今日のグリーンは、スティンプ11フィート、コンパクション22、刈高3.8にセッティングされた。また、このコースで中部シニアオープンが開催されるのは、2015年大会から今回で4年連続である。

去年、一昨年と2大会を連覇している伊藤正己プロ(明智)が3年連続となるのか、それを阻止するプロが出てくるのか、また、ベストアマチュアは誰なのか。賞金100万円をめぐる攻防は、第1日から混戦となった。

batch_DSC00998首位に立ったのは、3連覇5度目Vを狙う62歳の伊藤プロと、初優勝を目指す53歳の牧野秀一プロ(桑名CC)、そして、2011、12、14年を制した57歳の川瀬順次プロ(フリー)の3人で、3アンダー69をマークした。続いたのは、1アンダー71で、シニアルーキーの沢田尚プロ(マーシフルハート)菅原洋一プロ(緑ヶ丘CC)だ。

アマチュアは、イーブンパー72で回った56歳の土岐明彦選手(富士C可児C)がトップ。74で鈴木博選手(葵CC・64歳)、75で武山安徳選手(明世CC・60歳)青木清治選手(鈴峰GC・68歳)、鈴木康友選手(額田GC・58歳)が続いている。

今日の結果、83ストロークまでの101人が明日の決勝ラウンドに進出する。
混戦が予想される今年の中部シニアオープン決勝は、朝7時30分からアウト・インよりスタートする。

廣瀬1<インタビュー>

★首位は3人、3アンダー69

相性のいいコースで、3連覇を狙う
伊藤正己プロ(明智GC) 69=36、33

batch_DSC06409アウト3組でスタートし、早々と首位に立った。5バーディ2ボギーだった。「今日はショットがよかったね。狙ったところに行った。ただ、14番から16番は第2打が悪くて、その分アプローチが寄ったんでパーセーブできました。9月10月と調子は良くなかったけど、ここにくると何か良くなるんだよね」と伊藤プロ。何度も回っていて、コースのことはよく知っている。そして、相性のいいここ、富士可児で、堂々の3連覇を狙う。62歳

「60代の先輩にいつまでも負けてられません」
牧野秀一プロ(桑名CC) 69=34、35

batch_DSC064113ボギーノーボギーで、ピンチはほぼ無しのラウンドだった。「17番のロングは風を読み違えて奥まで突っ込んでしまい、3メートルのパーパットを沈めたのがピンチだったかな。パッティングがよかったのがスコアに繋がった」とニコニコ。一昨年から出場している牧野プロだが、2日目に伸ばせず優勝を逃してきた。「60代の正己先輩にいつまでも負けてられません。若い僕らが勝たないとね」。今年こそは、と明日に臨む。53歳

「18番でボギーしちゃいました」
川瀬順次プロ(フリー) 69=34、35

batch_DSC064324つのバーディを奪い、17番を終えた川瀬プロだったが最終18番Hで4メートルのパーパットを外し、3アンダーでホールアウトした。「パッティングがよかった。ボギーになりそうなところもパーを拾えました。今年は試合数が少なかった、来月はQTもあるし、明日は打倒したい」。57歳

★1アンダー71、4位タイ
ルーキー50歳が、逆転にかける
沢田尚プロ(マーシフルハート) 71=37、34

batch_DSC06435インからスタートし、4バーディ1ボギーで折り返したが後半は1ボギーでフィニッシュ。「今日はドライバーが曲がってばかりでした」と振り返った沢田プロ。シニア1年生で、今年はファンケル、日本プロシニアに出場した。

「上がりのボギーが余分でしたネ」
菅原洋一プロ(緑ヶ丘CC) 71=34、37

batch_DSC0644116番まで3アンダーで来たが、17番、18番を連続ボギーにした。「そこまでノーボギーだったのに、上がり2ホールでボギーはダメだね。明日は頑張る」。57歳

<アマチュアの部>

★50歳代の部
1位
「牧野プロと同組で引っ張ってもらいました(笑)」
土岐明彦選手(富士C可児C) 72=36、36

batch_DSC06398前半後半ともに1バーディ1ボギーずつの安定したゴルフを展開。1番は上からチップイン、13番では2メートルを沈めた。「今日は牧野プロと同じ組で引っ張ってもらいました。グリーンが難しかったけど、我慢できたし、ピンチが少なかったと思います」。56歳

★アマ60歳以上の部
1位
鈴木博選手(葵CC) 74=39、35

batch_DSC06430インからスタートで2バーディ1ボギー、後半は1バーディ2ボギー1ダブルボギーだった。「前半はよかった。後半もまずまず、最後の9番は上から5メートルのパットが3メートルオーバー、返しも入らずだったけど、あそこはボギーでいいホールなので。今日は78ならいいなと考えていたので上出来です」。今年の中部ミッドシニアチャンピオン、64歳

2位
武山安徳選手(明世CC・60歳) 75=36、39

batch_DSC06413「目標の75で回れたので嬉しい。上位のプロと一緒に回れるのが楽しみです」。

青木清治選手(鈴峰GC・68歳) 75=35、40
batch_DSC06425「後半の途中からスコアを意識し始めたらボギーが続いてしまった」。(写真右が青木選手。左は鈴峰GC所属の出口栄太郎プロ)

◆最年長出場、78歳
鈴村照男プロ(フリー)  84=39、45 102位タイ

batch_DSC06406「疲れました」と開口一番、「グリーンが難しかったね。砲台が多いのもあって、遠く感じました。バーディは3番と4番で連続して取ったけどどちらもチップインでしたよ」と鈴村プロ。今大会最年長の78歳。中部プロゴルフ界の大先輩である。「みんなに80歳までは試合に出るって言っちゃってるからね、あと2年は頑張りたいですね」。