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第10回 強化合宿 報告

2017.09.05

第10回CGA強化合宿  〜ラウンド合宿〜

アプローチを中心に技の引き出しを増やす

開催日/2017年8月12日(土)
会場/三好カントリー倶楽部
天候/晴れ
参加選手/
男子/杉浦悠太、湯原光、伊藤刻矢、青山晃大、奥田智也
女子/長谷川せら、神谷そら、神谷奈恵、上田莉奈、生駒莉彩、兼松亜衣

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前日に続いて行われたラウンド合宿。今回は三好カントリー倶楽部が会場となった。集合後、堀田勝市CGAジュニア育成委員会発掘育成部会長から「メンバーズコースでトレーニングをさせていただくことへの感謝をすること。メンバーの方々に挨拶をしっかりすること。大切な場所と時間なので、精いっぱい集中して練習を行うこと。また、来週の日本ジュニアに向けて有意義な練習となるように」など話があった。

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三好CCには、本グリーンを配したアプローチの練習場が充実している。その素晴らしい環境を利用しての今回のラウンド合宿では、これまで続けてきた10Yから50Yまで10Y刻みのショット精度測定の他に、アプローチを中心とした特別レッスンが長谷川一弘プロにより行われた。
同じ距離をクラブを変えてアプローチすることにトライ。技の引き出しを一つでも多くすることは競技でも大いに役立ってくるはずだ。

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また、打撃練習場では、トラックマンによるショット測定が並行して行われた。
トラックマンでは、飛距離や方向性はもちろん、ヘッドスピードや、スイング軌道のダウンブローかアッパーブローのどの地点で球に当たっているか、ミート率はどのくらいか、など様々な分析が可能である。

「練習の時も、試合と同じ緊張感を持つこと」

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長谷川プロは、今年度の合宿で、選手たちに様々なことを伝えてきた。

今回は、「練習場ではうまく打てるのに、試合でうまくいかないことが多いのはなぜか」について。
練習をするのは、慣れた場所ですることが多い。そのため、リラックスできた状態でクラブを振っている、試合では緊張した状態なので、同じようにできない。それを解消するには、日頃の練習から1球1球を緊張した状態で打つようにすることである。そうすれば、試合という舞台でも、練習と同じ気持ちでショットが打てるようになってくる。練習場でも緊張感を持つことを続けてみよう。

また、長谷川プロは、今年度の合宿を締めくくり、選手たちに将来への大切なポイントを話した。
①自分を分析する。その上で、自分の弱いところを強くすること。
②効果的な練習をすること
③マッピングによってコース戦略を考える。自分のベストルートを探すこと。
④1ラウンドでおよそ65%を占める、ショートゲーム、パッティングの精度を高めること

CGA強化合宿も、あとは、8地区対抗戦の選手選考も兼ねたラウンド合宿を残すのみとなった。

★次回の強化合宿は9月9日(土)に愛知カンツリー倶楽部東山コースで開催される。