中部ジュニア 1R成績表、2R組合せ表、記事を掲載しました。

2019.07.25

2019年度(第45回)中部ジュニアゴルフ選手権競技(本戦)

第1日成績表、第2日組み合わせ表を掲載しました。こちらからご覧ください。

(本戦競技の詳細は、表組み予選競技の下に掲載しています。画面をスクロールしてください)

 

第45回中部ジュニアゴルフ選手権競技
2019年7月25日(木)・26日(金)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
参加人数/148名
男子15歳〜17歳の部 80名
女子15歳〜17歳の部 29名
男子12歳〜14歳の部 36名
女子12歳〜14歳の部 23名
天候/第1日:晴れ時々曇り

 

男子15歳〜17歳の部で、

杉浦悠太選手(福井工大福井高3年)が64をマーク、アマ・コースレコード更新!!

各部でアンダーパー続出。明日の決勝はハイレベルな混戦に。

 

長かった梅雨空が明けたかのような猛暑の1日となった今年の中部ジュニア初日。会場は今回も愛知県・東名古屋カントリークラブの西コースである。愛知・岐阜・三重・北陸の4地区で22日に開催された予選を勝ち抜いた148人が出場した。予選カットラインのスコアは今年も高く、ジュニアのレベルが年々上がっていると言えそうだ。
初日の成績は、そんなレベルアップを証明するかのようだった。

 

◆男子15歳〜17歳の部/7010yd、Par72◆

男子15歳〜17歳の部でビッグスコアが出た。昨年の日本ジュニアチャンピオンでありナショナルチームメンバーの杉浦悠太選手(福井工大福井高3年)が、アウトからスタートし、9バーディ1ボギーの64でホールアウト。西コースのアマチュアコースレコードを13年ぶりに更新した。ちなみに、今日までのレコードは、2006年8月30日の第36回中部オープン第1日に森雄貴選手(中部日本パブ・現在はプロ)がマークした66だった。杉浦選手は一気に2打縮めたことになる。2位は菱田健斗選手(中京大中京高3年)が67、3位に金子駆大選手(ルネサンス豊田高2年)が69で続くなど、このクラスでは、アンダーパーは8人もいる。

 
1位
杉浦悠太選手(福井工大福井高3年) 64=31、33

圧巻の64だった。前半のアウトを、3番から7番まで5連続バーディの31で折り返すと、後半は11番、12番で連続バーディで7アンダーに伸ばしたが、15番でミスショットしバンカーへ。それが目玉になっていて、寄せきれず今日始めてのボギー。しかし、続く16番でチップインバーディ、18番もバーディでフィニッシュ。実に8アンダー64という13年ぶりのコースレコードの誕生だった。「今日は上りのパットを残すようにショットを心掛けたので易しいラインでパッティングできました。ボギーがすごく悔しい」と杉浦選手。「1ヶ月くらい前からアイアンが悪くて、修正していました。調子は上がってきている途中です。この中部ジュニアのタイトルが欲しいし、日本ジュニアの連覇も狙っていきたい」。ちなみに64は、先日、片山津GC(加賀コース)で開かれた北信越のブロック大会に続くベストスコアタイだった。

 
2位
菱田健斗選手(中京大中京高3年) 67=35、32


ベストスコア67をマークして2位につけた菱田選手。5バーディノーボギーの素晴らしい内容だった。「3、10、11、14、17番でバーディでした。パッティングがよかった。ピンの上からの下りラインもあったけど、入りました」。小学生の頃からテニスをメインに、ゴルフは少しやっていた程度だったが、中3の途中からゴルフに本格的に転向した。中部ジュニアは去年初めて地区予選を通過したが「下の方だった」とか。「いまはゴルフが大好き」だと言う菱田選手は、所属する東海カントリークラブで2018年度のクラブチャンピオンになっている。

 

◆女子15歳〜17歳の部/6340yd、Par72◆

力のある選手がひしめくこのクラスもハイレベルだ。首位に立ったのは、昨年プレーオフを制しチャンピオンとなった幸田彩里選手(名古屋西陵高3年)と、服部仁美選手(福井工大福井高2年)の2人で、4アンダー68をマーク。1打差の3アンダーで杉浦愛梨選手(福井工大福井高1年)。幸田、服部、杉浦の3選手ともに2019年度CGA強化指定選手。さらに1アンダーで梅田千暖選手(中部大第一高2年)、イーブンパーは別所あにか選手(メリノール学院高1年)ら4人。今年の中部女子アマチュアを制した長谷川せら選手(各務原高2年)は74と出遅れたが、明日の決勝ラウンドは混戦模様必至となりそうだ。

 
1位
幸田彩里選手(名古屋西陵高3年) 68=31、37

インからスタートし、前半12番をボギーとして1オーバーで折り返した。同組の杉浦選手が3アンダーと好調だったこともあってか、神妙な面持ちで後半に向かった。しかし、1番で1メートルにつけバーディを奪うと、2番、6番で3メートル、8番で10メートル、最終9番では50センチにピタリとつけた。実に5バーディノーボギーの31で、4アンダー68でフィニッシュした。「前半は硬いグリーンを警戒しすぎて手前に外していたので、後半は攻めようと思い、ピンまで思い切って打ちました。グリーンの奥まで行ったホールもあったけど3パットはなく、よかった」。昨年はプレーオフを制しての優勝を飾っている幸田選手。連覇を狙える唯一の選手だ。
 

1位
服部仁美選手(福井工大福井高2年) 68=33、35

4バーディノーボギーの68はベストスコアだった。「前半は18番でようやくバーディでした。後半のアウトは苦手で、狭くて振り切れなかった。でも、昨日、ドライバーのシャフトをSRから5Sに替えて、今日使ったんですが、振り切れるようになった」と服部選手。ポイントとなったのは2番ホールだった。第1打を左に曲げ、第2打もミス、5メートルのパーパットが残った。「これを入れないと、ズルズルとボギーが続きそう」と集中力を増した。パーをセーブできたことで、その後、3番、6番、7番のバーディに繋がった。福井工大ゴルフ部では、今年から、松田唯里さんが女子の監督的存在として部員たちをみているが、「唯里先輩がいろいろと教えてくれる事がとても役に立っています」。
 

3位
杉浦愛梨選手(福井工大福井高1年) 69=36、33

幸田選手と同組で回った杉浦選手は、前半を13番、14番、15番の3連続バーディノーボギーと、トップで折り返した。後半に入ると、1番、8番でバーディを奪うも、6番、9番でボギーを叩いた。「後半はアイアンがよらず、ドライバーもラフにいくことが多かった」と残念そうだった。兄の悠太選手がコースレコードで首位に立っているだけに、兄妹で首位とはいかなかったが、明日の決勝で兄妹優勝を目指す。

 

◆男子12歳〜14歳の部/6720yd、Par72◆

今年中学1年生の酒井遼也選手(名古屋大森中1年)石垣珠侑選手(鈴鹿白子中3年)の2人が1アンダー71でホールアウトし、首位に並んだ。3位は1オーバー73で、松井諒哉選手(石巻中3年)益田航選手(北名古屋熊野中3年)の2人。昨年の覇者、湯原光選手は高校生になったので、今年は誰が勝っても新鮮な顔ぶれとなる。

 


(写真 左が酒井選手、右が石垣選手)
 
1位
酒井遼也選手(名古屋大森中1年) 71=37、34

前半は2バーディ3ボギー、後半は2バーディノーボギーだった。「アイアンもまずまずでしたが、パッティングがよかったと思う。ボギーがもったいなかったので、もう少し耐えられたら・・。全体としては頑張れたかなと思います」。中学生になったばかりと思えないほど、しっかりとした話し方の酒井選手。去年は中部小学生で3位だったが、1年で10センチ近く身長が伸びて、今は170センチに。飛距離も260〜270ヤードと豪快だ。
 
1位
石垣珠侑選手(鈴鹿白子中3年) 71=35、36

アウトからスタートで、前半に1バーディ、後半は2バーディ2ボギーとした。「前半はショットが良く、8ホールでオンした。でも後半になってショットが良くなく、3メートルほどのパーパットを入れ耐えながら回りました」。今年になって、三重県ジュニアで優勝するなど好調な石垣選手だが、「アンダーは久しぶりで嬉しい!」。
 

◆女子12歳〜14歳の部/6340yd、Par72◆

藤井美羽選手(名古屋千種台中3年)が最終組でホールアウトし、2アンダー70で首位に立った。2位は神谷もも選手(土岐津中2年)小宮千鶴選手(聖霊中2年)の2人。藤井選手と神谷選手は2019年度CGA強化育成選手。23人中15人が70台をマークしている。

 


(写真 右が藤井選手、左が神谷選手)
 
1位
藤井美羽選手(名古屋千種台中3年) 70=35、35

2バーディノーボギーでまとめた。「今日はアイアンショットがピンにいかなかった。数少ないバーディチャンスを入れられた。18番は’上から2メートル弱、7番は下から4メートルでした」。いつも物静かな印象の藤井選手だが、神谷選手と明日、一緒に回れると聞くや否や、目を輝かせて「目標達成したね」と二人で抱き合って喜んだ。仲良しもゴルフはライバル。明日はどんな戦いになるのだろう。

 
2位
神谷もも選手(土岐津中2年) 71=34、37


17番、1番、3番と3バーディが決まった。ただ、14番で第2打がバンカーに入ったはずが埋まってしまったのか、探しても見つからず、ロストボールになり、打ち直しに戻るハプニングでダブルボギーとした。「ショットは悪くなかったけど、パッティングに助けられました」と1アンダーを喜んだ神谷選手だったが、何より嬉しかったのは、超仲良しの藤井選手と明日の最終組で回れることだった。

 
2位
小宮千鶴選手(聖霊中2年) 71=35、36)

4バーディ1ボギー1ダブルボギーだった。インからスタートで、10番でいきなり右に曲げてしまい、目の前の木を避けるようにサブグリーンの方向へ、ところがアプローチをミス。「バタバタで始まって、前半はダボやバーディで忙しかった。後半になって落ち着きました」。ゴルフは小1から始めた。小6で愛知県小学生優勝。中学に入り、去年は地区予選落ち、今年が初めての中部ジュニア本戦となる。

 
<フォトギャラリー 会場の様子>
 

福井工大福井高の選手たち。左から杉浦悠太選手、杉浦愛梨選手、服部仁美選手、中村好花選手、女子監督の松田唯里さん。