中部女子シニア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事掲載

2025.07.03

2025年度(第24回)中部女子シニアゴルフ選手権競技

開催日/2025年7月3日(木)・4日(金)

会場/葵カントリークラブ

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組合せ表(PDF)

 

 

第24回中部女子シニアゴルフ選手権競技
2025年7月3日(木)
会場/葵カントリークラブ  5694yd Par72
参加人数/137名(うち欠場5名)
天候/1R 晴れ

 

首位は太田貴美選手(セントクリークCC)の74ストローク。

87ストロークまでの81人が明日の決勝ラウンドへ。

 

第24回中部女子シニアゴルフ選手権競技の初日が終了した。会場は愛知県の葵カントリークラブで、朝から陽射しが注ぎ、蒸し暑い猛暑日となった。7時30分からのティーオフだったが、風がほとんどなく選手たちは水分補給や塩飴、マスクなど熱中症や日焼け対策に余念がなかった。風は後半になるにつれ強くなった。

 

葵CCは夏場に強いと言われるバミューダ芝が採用されている。今日のコンディションは、スティンプ10.0、コンパクション22、刈り高3.5mmと発表された。

 

50歳(1975年生)のルーキー4人を含む50代103人、60代32人、70代2人の計137人がエントリーした今大会。シャツ、スカート、パンツ、キャップやハットなどおしゃれなアイテムを着こなしている選手たちなのだが、不思議なことに同じウエアでかぶることもない。女性の大会らしい華やかさが会場を包み込んでいた。

 

初日を終え、首位に立ったのはルーキーの太田貴美選手(セントクリークCC)で74ストロークだった。1打差で追いかけるのが高橋世利子選手(ロイヤルCC)、さらに1打差の76ストロークにホールアウトしたのがディフェンディングチャンピオンの栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)永山恵子選手(吉良CC)、77ストロークに松久悦子選手(岐阜関CC)と続いている。

 

混戦を極めたのは明日の決勝ラウンドに進むカットラインだった。競技中盤までは89ストロークかと思われたカットラインが、徐々にレベルアップし、最終組がホールアウトした時点では、実に87ストロークまで上がっていた。通過人数は、74位タイ81人だった。

 

明日の決勝は朝7時30分から。最終組はアウト、インともに8時51分の予定。

 

<インタビュー>

 

1位
太田貴美選手(セントクリークCC) 74=37、37

ルーキーの太田選手がアウトからスタートし、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバーで首位発進した。前半を2バーディ、3ボギーで折り返した後半、出だしの10番(342ヤード、パー4)でダブルボギー、11番(350ヤード、パー4)でボギーと続いた。「もうダメかなと一瞬思ったけど、手振りになってるかなあって気づいて、スイングを見直しました。それで、その後、15番(パー5)と17番(パー4)でバーディが取れました」と明るくハキハキした話ぶりの太田選手は、本当にいつも元気いっぱい。静岡県から愛知県に転居して7年目となる太田選手だが、「初見のコースに強い」「トリッキーなところの方がイメージがわく」のだとか。中部女子ゴルフ研修競技会のメンバーでもあり、月齢でも常に上位にいる選手だ。(写真は右が太田選手、左は2位の髙橋選手)

 

2位
高橋世利子選手(ロイヤルCC) 75=38、37

アウトからスタートした高橋選手は「バーディは後半の15番パー5で、ほぼOKにつきました。ショットが良かったし、パッティングもよく入りました。上出来のスコアです」と謙遜したが、シニアになって5年目で日本女子シニアには連続出場している。「いつもギリギリで出場権をもらってるんですよ。最終組は初めてなので、明日は普通にプレーできるといいんですけど・・・」20歳でゴルフを覚え、45歳ごろから競技にで始めたという高橋選手。明日はワクワクと不安が入り混じる最終組でベストを尽くす。

 

 

3位
栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲) 76=38、38

インからスタートした栗原選手は12番(150ヤード、パー3)で手前から10ヤードのチップインバーディが唯一のバーディだった。「ダブルボギーもあったし、今日はショットもパットも良くなかったですね。第1打がフェアウェイに行かなかった、バミューダ芝で打ちきれなかった」と反省しきりだった。中部はもちろん全国区で知られている栗原選手は中部女子シニアですでに3勝している。明日の決勝は実力発揮となるか、最終組でのプレーが楽しみである。(写真右が栗原選手、左は中山光代選手)

 

3位
永山恵子選手(吉良CC) 76=37、39

アウトからスタート、ボギーが先行したが、9番パー4でバーディを奪った。「後半はアプローチでパーを拾うゴルフでしたが、ボギーが3つ。最後の18番で下りの1メートルのパーパットが入らなかったのは残念でした」と振り返った。今年は愛知県女子グランドシニアで2位入賞の61歳。ゴルフを始めて10年ほどだが、仕事はピアノの先生でコンクールが近いため今日も夕方には子供たちがレッスンに来るとか。「2年前から週に3日、’吉良市の小学校支援員をしています。忙しいけど、ゴルフもピアノも一人でコツコツと練習できるところが好きなんです」と教えてくれた。

 

5位
松久悦子選手(岐阜関CC) 77=39、38

アウトからスタートし、4番(332ヤード、パー4)で上りの5メートルのバーディパットを沈めた。「打ちすぎかなあと思ったんですが、入ってくれました(笑)今日はパーオンをしなかったけれど、アプローチが良かったのと、同組のメンバーと楽しくプレーできました」。

 

6位
前田英里選手(TOSHIN Princeville) 78=39、39

アウトからスタート。練習ラウンドをせず、ぶっつけ本番状態だったが、後半の15番(465ヤード、パー5)と18番(342ヤード、パー4)でバーディ奪取した。「知らなかったのでキャディさんに聞きながらでしたが、それが良かったのかも。今日はパッティングに助けられました」と振り返った前田選手。去年がデビュー年だったが、女子シニア出場は今大会が初となる50歳。

 

 

<会場フォト>