中部学生 第2日成績表、記事を掲載しました。

2019.08.09

2019年度中部学生ゴルフ選手権競技

 

第2日成績表を掲載しました。(こちらからご覧ください)

 

第49回中部学生ゴルフ選手権競技
2019年8月8日(木)・9日(金)
会場/岐阜関カントリー倶楽部(東コース)
   男子 7256yd Par72、女子 6388yd Par72
参加人数/128名(うち欠場2名)
男子100名(うち欠場2名)、女子28名
天候/第1日 晴れ、第2日 晴れ

 

男子は初日首位の福山功太選手(福井工大2年)が通算1アンダー

女子は逆転、小島彩夏選手(中部学院大1年)が通算1オーバー

ともに2位に1打差の、嬉しい初優勝。

 

男子13人、女子6人が日本学生出場権を獲得。

 

中部学生の第2日目も青空が広がる厳しい暑さだった。昨日の初日に、熱中症で倒れた選手が出たこともあり、今日は、ホール間だけでなく全ホールカート乗用が可能となった。
また、スタート時には、競技委員より、「熱中症対策として、飲み物はお茶だけでなく、スポーツドリンクを適宜飲むように」と注意喚起がなされた。

 

★ゴルフをする時は、スポーツドリンクで水分補給を。
暑い中でのゴルフで、発汗量が多くなると、血液中の水分も失われるため、血液がどんどん凝縮され、運ぶ働きが鈍り、体温調節がうまくいかなくなるのです。そのため、水分補給が不可欠ですが、スポーツドリンクは水分だけでなく糖質やミネラルも補給できるので、お茶や水よりも適していると言えます。また、その際、一度に飲む量は100〜200mlで、ゴクゴクと胃まで届くように。また、ウイダーのようなチューブタイプはチビチビと少しずつ飲んで、栄養補給するのが望ましいと言われています。

 

今日の岐阜関カントリー倶楽部(東コース)のコンディションは、スティンプ10.6、刈高4.0mm。ピンポジションは、2017年の日本オープン決勝ラウンド(4R)とほぼ同じに設定された。選手たちからは、「グリーンが速い」「グリーンが読みにくい」などパッティングで手こずった声が多く聞かれた。
カート乗用のおかげもあり、スムーズに進行された決勝ラウンド。12時過ぎには第1組の女子からホールアウトしてきた。

 

◆女子の部

 

競技は女子の部からティーオフが始まった。初日首位の1アンダー、岡田梨沙選手(中京大1年)、1打差の円角有希選手(中部学院大3年)、円角育未選手(中部学院大2年)、さらに1打差の1オーバーに、青井麻瑚選手(中部学院大2年)、小島彩夏選手(中部学院大1年)、清水友莉耶選手(中京大4年)、山本真生選手(愛知大2年)、酒井優菜選手(中京大1年)の5人が追いかける展開。前半を終え、青井選手が34をマークし通算1アンダーで首位に躍り出た。続いて、35で回った小島選手が通算イーブンパーで2位に、首位スタートの岡田選手は38で1オーバー3位、円角(育)選手と山本選手が2オーバーでつけた。
後半に入ると、首位の青井選手が10番でバーディを奪ったものの、その後、4つのボギーを叩く。代わって首位でホールアウトしたのが、最終組一つ前の小島選手で、通算1オーバーだった。最終組の行方次第ではプレーオフもあり得ると、準備をしていた小島選手だったが、上回る選手は現れず、初優勝が決まった。
通算148ストロークまでの上位6人に日本女子学生ゴルフ選手権競技への出場権が与えられた。

成績<入賞>
優勝 小島彩夏選手(中部学院大1年) 145=73、72
2位 青井麻瑚選手(中部学院大2年) 146=73、73(34、39)
2位 岡田梨沙選手(中京大1年)   146=71、75(38、37)

 

 

◆男子の部

 

初日2アンダーで並んだ青山晃大選手(中京大2年)と福山功太選手(福井工大2年)を追いかけ、1打差で5人、棚橋舜選手(中部学院大3年)、門田健太郎選手(中部学院大3年)、荒木義和選手(福井工大1年)、増田雄飛選手(中部学院大2年)、冨田幸暉選手(中部学院大1年)、さらにイーブンパーで三島泰哉選手(中部学院大4年)。
1番(510yd、パー5)で青山、福山、三島選手がバーディスタートすると、続く2番でも青山選手が連続バーディとして通算4アンダーに伸ばした。これで、青山選手の勢いがついてくるのかと思われたが、青山選手は3番から3連続ボギーで通算1アンダーに。一方、福山選手は2番からはパーセーブを続け、7番でバーディとするも9番で第2打をグリーン奥の崖下に落としボギー。それでも通算3アンダーで単独首位になった。冨田選手が前半をイーブンで回り通算1アンダーで2位タイ。荒木選手、三島選手が通算1オーバーで4位タイにつけた。

後半に入り、勝負は福山選手と青山選手の攻防に注目が集まった。首位の福山選手が通算4アンダーに伸ばし、3打差にまで広がったが、17番を終えた時点では、福山2アンダー、青山1アンダーと1打差。クラブハウス前に戻ってくる最終18番を、ホールアウトした選手たちや関係者が見つめる中、青山選手の第1打は、左バンカーへ。福山選手は右の林の方へ。福山選手は第2打をフェアウェイに戻せたが、青山選手のボールは、バンカーに埋まった状態で、アンプレアブルを宣言し、第3打をフェアウェイに出した。そして、ピン手前5メートルのボギーパットを沈め、青山選手は通算イーブンパーでフィニッシュ。福山選手は、ピン右からのパーパットが惜しくも外れたが、通算1アンダーで見事に勝利をおさめた。
通算150ストロークまでの上位13人に、日本学生ゴルフ選手権競技への出場権が与えられた。

 

成績<入賞>
優勝 福山功太選手(福井工大2年) 143=70、73(35、38)
2位 荒木義和選手(福井工大1年) 144=71、73(38、35)
2位 青山晃大選手(中京大2年)  144=70、74(37、37)
4位 三島泰哉選手(中部学院大4年) 145=72、73(37、36)
4位 増田雄飛選手(中部学院大2年)  145=71、74(39、35)

 

 

<インタビュー>

 

 

◆男子の部

 

「勝ちきれたことが嬉しい」
優勝
福山功太選手(福井工大2年) 143=70、73(35、38)

前半を2バーディ、1ボギー、後半は2バーディ、4ボギーだった。「前半はまとまったのですが、後半は順位を気にしてしまったこともあって、ティーショットが乱れました。バーディもあったけどボギーが多すぎた。それでも全体としては、落ち着いてできたと思うし、何より、上手い青山くんをリードして、それを抜かれることなく、勝ちきれたのが一番嬉しい」と福山選手は、初優勝を手放しで喜んだ。
滋賀県出身で、八幡東中学3年の時、関西ジュニアで優勝、高校は福井工大福井高へ、さらに福井工大に進学した。これまで日本アマチュア1回、日本ジュニアは中学、高校で各1回出場。今年は中部アマチュア8位、中部オープン73位。昨年はボーダーラインで日本学生出場権を逸しており、今年初めての出場となる。
福井工大では同級生に織田信亮くんがいるが、「織田くんは今年プロテストやQTを受けていて、ゴルフもとても上手い。刺激的だし、目標とする人です」と自分はまだまだ、と謙遜するが、この2日間を見る限り、大崩れのない安定したプレースタイルだ。まだ2年生。これからどのように成長していうのか、楽しみな選手である。ちなみに、福井工大からの優勝は、第45回大会の小木曽喬選手(現在プロ)以来2人目。

 

「2日間、久しぶりにいい内容でした」
2位
荒木義和選手(福井工大1年) 144=71、73(38、35)
最終一つ前の組でラウンドし、18番(473yd、パー4)で第2打をピン手前3メートルにつけ、バーディパットを鮮やかに沈めた。荒木選手は通算イーブンパーで2位タイに浮上した。「第2打はピンまで220ヤード、3番ユーティリティで打ちました。あのバーディが入って2位になったのはすごく嬉しい。日本アマからずっと調子が悪く、中部オープンも良くなかったので気持ち的にも落ちていました。でも、この2日間は久しぶりに楽しいゴルフっていうか、できなくても素直に受け入れられた。自分のゴルフができたことが良かった」と晴れ晴れとした笑顔だった。

 

「ショットが暴れすぎた。運もなかった」
2位
青山晃大選手(中京大2年)  144=70、74(37、37)

出だしで連続バーディとしたもののボギーが続き、波に乗れなかった。「今日はバーディが決まらなかった。ショットもパッティングも今ひとつでした。福山くんが良かった。最後の18番のティーショットは、すごくいい感じだったから、バンカーに埋まったのは、運もなかったかなと思う」。今年は、中日杯中部学生2位タイ、全日本アマチュアゴルファーズで優勝して日本アマチュアに出場。JGA競技では日本ジュニアに6年連続出場、日本学生は昨年に続き2回目となる。

 

◆女子の部

 

「渋野さん、成田さんに刺激を受けて、強気でいきました」
優勝
小島彩夏選手(中部学院大1年) 145=73、72
 

首位と2打差でスタートした小島選手は前半を3バーディ、2ボギーで2位で折り返し、後半1ボギーで初優勝を決めた。「1番(467yd、パー5)は2オンを狙ったけどバンカー、そこからピンの上1.5メートルにつけたのが入りました。4番(370yd、パー4)で3パットのボギーの後の5番(149yd、パー3)ですぐバーディが取れた。8番(390yd、パー4)バーディで2アンダーまできたけど、9番(374yd、パー4)でボギーにしちゃいました」と前半を振り返った。その9番のボギーは、2オンし、15メートルほどのロングパットを2.5メートルオーバー、さらに返しを1.5メートルオーバー、結局3パットのボギーだったが、「全英の渋野さんの優勝と、大東建託レディスでの成田美寿々さんの逆転に刺激を受けました。強気で諦めずに勝負していこうと思いました。成田プロは前からプレースタイルが好きなんです。それに、渋野さんみたいに、できるだけ笑顔でいようとも思いました」とニコニコと話した小島選手。なんとなく、雰囲気は渋野風、柔らかな笑顔が好印象の選手だ。
この春、中部大学第一高から中部学院大スポーツ健康科に進学。「練習環境がとてもいい」とゴルフ部でトレーニングに励んだ成果がすぐに現れたのか、「飛距離が伸びました」。ドライバーで250〜260ヤード。高校時代までは賞に無縁だったが、CBC杯マッチプレーで2位、東海テレビ杯はプレーオフで2位と好調、中部学生でてっぺんを獲った。「大学では男子が上手なので、一緒に練習していると頑張ろうという気になります」と小島選手。細身に見えるが、実は「ものすごく食べる。痩せの大食い」だと桜井監督が教えてくれた。

 

「日本で、頑張ります」
2位
青井麻瑚選手(中部学院大2年) 146=73、73(34、39)
 

前半を2アンダーで回り、通算1アンダーで首位で折り返した。「10番(493yd、パー5)で7メートルの長いフックラインが入ってバーディ、11番(316yd、パー4)も右ラフからの80ヤードが乗らずバンカーで、4メートルの下りスライスが入ってしのげたんです。流れがよかったので、このままいきたいと思っていたんですが、12番(147yd、パー3)と13番(374yd、パー4)で連続ボギーして流れを止めてしまった」と流れに乗り切れなかったことを残念がった。「でも、2位だから、日本女子学生に出られるし、そこで頑張ります!!。

 

「あと一歩が届かない。残念」
2位
岡田梨沙選手(中京大1年)   146=71、75(38、37)
 

「今日はショットが曲がって、パッティングも入らなかった。耐えることまできたかな、と思うけど、もう少しできたのかも」と振り返りながら、込み上げるものを抑えたように見えた岡田選手。栄徳高時代から競技では常に上位に顔を出してきた岡田選手だが、優勝にあと一歩届かない試合が続いている。それでも、日本ジュニア、日本女子アマチュアなど全国区の試合には出場できている。大学生になって初めての日本女子学生では、「あと一歩」に大いに踏み込んで欲しいもの。

 

 

★日本学生の出場権獲得選手

 

福山功太(福井工大2年) 優勝 143
荒木義和(福井工大1年) 2位 144

 
青山晃大(中京大2年)  2位 144
三島泰哉(中部学院大4年) 4位 145

 

増田雄飛(中部学院大2年) 4位 145
冨田幸暉(中部学院大1年) 6位 146

 
水田竜昇(中部学院大2年) 7位 148
土居龍星(金沢学院大1年) 7位 148

 
門田健太郎(中部学院大3年) 7位 148
藤田輝人(中部学院大1年)  10位 149

 

清田雄大(福井工大2年)   10位 149
棚橋舜(中部学院大3年)   10位 149

 
足立一樹(愛工大1年)    13位 150

 

 

★日本女子学生の出場権獲得選手

 

小島彩夏選手(中部学院大1年) 優勝 145
青井麻瑚選手(中部学院大2年) 2位 146

 
岡田梨沙選手(中京大1年)   2位 146
円角育未選手(中部学院大2年) 4位 147

 
清水友莉耶選手(中京大4年)  5位 148
円角有希選手(中部学院大3年) 5位 148


 

<表彰式、会場風景 フォトギャラリー>