中部アマチュア 2R成績表、3R組み合わせ表、速報記事、掲載しました

2021.05.26

2021中部アマチュアゴルフ選手権競技

第2日成績表
第3日組み合わせ並びにスタート時刻表

を掲載しました。

第2日成績表(PDF)

第3日組み合わせ表並びにスタート時刻表(PDF)

アクセス集中のためホームページが一時中断いたしました。お詫びいたします。

 

2R
2021年5月26日(水)
会場/富士カントリー可児クラブ(志野コース) 7201yd、Par72
天候/曇り時々晴れ

 

通算2アンダーで、湯原光選手が単独首位。
68をマークした髙宮千聖選手(芦原GC)が通算1アンダーで2位タイに浮上。
同じく2位タイに、中学3年生の橋本拓英選手(JGAジュニア)。

 

中部アマチュアゴルフ選手権競技の予選ラウンド第2日が終了した。
今日の富士C可児Cは、薄日が差しているものの風が冷たく感じられる日だった。朝7時30分、決勝ラウンド進出を目指す戦いが始まった。

 

今日のグリーンコンディションは、スティンプ10.5、コンパクション23に設定された。選手たちからは「短い距離は止まりやすかったけど、長いのは跳ねて奥にこぼれる」「昨日より攻めやすそうなのに、スコアにならなかった」の声。そんな中、インの第1組でスタートした髙宮千聖選手(芦原GC・福井工大1年)が4アンダー・68を叩き出した。実に6バーディ、2ボギーの内容で、通算143(1アンダー)とし、2位タイに浮上した。

 

首位は、初日に2アンダー3位の湯原光選手(岐阜国際GC・西陵高3年)が今日をイーブンで回り、通算2アンダー。髙宮選手と同じく2位タイに、初日と今日をイーブンとした中学3年生・橋本拓英選手(JGAジュニア・津市南が丘中)。また、通算イーブンパー4位タイに、初日首位だった冨田幸暉選手(中部学連・中部学院大3年)、初日イーブンの鈴木滉世選手(豊田CC・大阪学院大3年)の2人が続いている。

 

昨日首位の牧野祥大選手(スリーレイクスCC・いなべ総合高3年)は76と崩し、通算3オーバーの6位タイ、41歳の榊原吉規選手(知多CC)も76で通算4オーバー・10位タイに後退している。

 

今日の結果、162ストロークまでの83人が明日からの決勝ラウンドに進出する。
このうち、30歳以上の選手は16人。最年長進出は、63歳の藤井広文選手(桑名)だ。

 

また、決勝ラウンドでは、上位18名に、6月29日(火)〜7月2日(金)に茨城県の大利根カントリークラブ(西コース)で開催される日本アマチュアゴルフ選手権競技の出場権、上位30名に7月13日(火)〜15日(金)に愛知県・名古屋ゴルフ倶楽部で開催される中部オープンゴルフ選手権競技への出場権が与えられる。

 

<インタビュー>

 

通算2アンダーで首位

6バーディ、6ボギーでイーブン!
湯原光選手(岐阜国際GC・西陵高3年) 142=70、72(36、36)

「バーディパットは入るけど、パーパットは入らない」と今日を総括した湯原選手。実に前半に2つ、後半に4つと6つのバーディを奪うも、ボギーも6つ叩いた。「ドライバーは右に行きがちだったので、抑えながら打ってました。ショットもそんなに寄っていないけど、5、6メートルが入りました。ボギーはアプローチミスからですね。昨日は、杉浦悠太くんのプレーに刺激されながら、ボギーを打たないゴルフが少しできなのですが、今日は悠太くんがいなかったので、「とりあえずガンガン行こう」と攻めたら、こんな結果でした。でも、今日はイーブン以下で、と思っていたので、目標はクリアした。明日は大雨みたいなので、イーブン目標ですね」。
日本アマはこれまでに3回出場。中2の時に予選通過している。177センチ、61キロ。

 

2位タイは、通算1アンダー

68は今日のベストスコア。
飛距離を武器に、得意はパター!

髙宮千聖選手(芦原GC・福井工大1年) 143=75、68(33、35)

インの1組目でスタートし、快調なゴルフを展開した。12番、16番、2番、4番、5番、7番と6ホールでバーディ奪取。長くて4メートルの短めのパッティングだった。「調子が悪いわけではないけど、グリーンを外すことも多くて、アプローチでカバーしてパーを拾ったり、パターでカバーしたり、でした。昨日の75も、OBが3つとロストもあって、出だしの1番、2番がどっちもダブルボギーだったんです」。髙宮選手は、何しろ、よく飛ぶ。キャリーで280ヤード。2番アイアンでも250ヤードと豪快だ。だから、今日も、ドライバーは5ホールのみ。8番のモンスターホールは、右サイドはダメだから、とあえて3Wを使用したという。意外だったのは得意クラブで、ドライバーではなくパターなのだとか。
髙宮選手は、熊本県合志市出身で、ゴルフは小学2年から始めたが、中学時代はバレーボール部でゴルフは全くしていなかった。しかし、高校進学時に、「ゴルフの方が面白いから」と四国の明徳義塾高へ、そしてこの春から福井工大に進学した。ゴルフだけでなく勉強もしっかりしたいとスポーツ健康科学部を選んだ。182センチ、82キロ。

 

中学生ながら、安定したプレーを連日。
橋本拓英選手(JGAジュニア・津市南が丘中) 143=72、71(35、36)

5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと、橋本選手もしっかりとバーディを重ねた。9番(438yd、パー4)ではグリーン右からの20ヤード近いアプローチが直接ピンに当たり、カップ周りでフラフラしながら入るという奇跡のバーディ、そして、17番(577yd、パー5)でも10ヤードのチップインバーディが決まった。「久しぶりに調子が良く、ショットがまとまっています」と、最近の練習で見つけた体の動きを意識したショットがうまくいっているようだ。
橋本選手は、3年前の小学6年生の時に、全国小学生大会で優勝している。その頃からは身長が30センチ以上伸びていまは177センチ、86キロの立派な体格になった。体の成長にスイングが追いつかない時期が、ジュニア時代にはいろいろあるのだろう。この2日間の、安定したゴルフが決勝でも続くことを期待したい。

 

<会場風景>