中部オープン本戦 1R 成績表、速報記事 掲載

2022.07.12

2022年度(第51回)中部オープンゴルフ選手権競技

開催日/2022年7月12日(火)~14日(木)

会場/ 愛岐カントリークラブ(中・東コース)

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組み合わせ表(PDF)

 

 

第51回中部オープンゴルフ選手権競技
2022年7月12日(火)
会場/愛岐カントリークラブ(中・東コース)
7077yd Par72
参加人数/128名(うち欠場4名)
アマ22名(うち欠場2名) プロ106名(うち欠場2名)
天候/1R 曇り時々雨

 

池村寛世、杉浦斎、佐橋寿樹の3選手が

7アンダー65で首位発進。

初日アンダーパーは実に67人。

 

ツアープロをはじめ華やかな面々が揃った今年の中部オープンが、岐阜県の愛岐カントリークラブで始まった。
初日の今日は、今朝方まで雨が降っていて、早いスタート組は傘が必要だったが、徐々に雨は上がり、曇り空に。時折雨がぱらつく程度で、気温も30度前後、風もなかった。


飛距離を誇るプロたちの競演は、初日からアンダーパー続出のスタートとなった。首位のスコアは実に7アンダー65で、池村寛世(ディライトワークス)、杉浦斎(阿山CC)、佐橋寿樹(GOLF5CみずなみC)の3選手。続く6アンダー66には、大西魁斗(ZOZO)、今野大喜(フロンティアの介護)、橋本健太ユージーン(西日本ビルド(株)をはじめ7選手、さらに5アンダー67に8選手、4アンダー68に10選手が並ぶという好スコアラッシュ。アンダーパーは67選手になり、ハイレベルな戦いの幕開けとなった。
アマチュアのトップは、杉浦悠太選手(ぎふ美濃GC)で5アンダー67。
ディフェンディングチャンピオンの上井邦裕選手(三好CC)は前半を4アンダーで折り返したが後半に伸ばせず3アンダー69として29位タイだった。

 

明日の2日目は晴れの予報。どんなスコアが飛び出すのか、楽しみである。

 

また、今大会はコロナ感染予防対策のため一般非公開で開催されている。

 

<インタビュー>

★65で飛び出した3選手

 

好調のツアープロは「マネジメントがうまくいきました」
池村寛世(ディライトワークス) 65=32、33

男子ツアー(JGTO)のASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメントで完全優勝をしたばかりの池村選手が好調を示す7アンダーで首位に立った。
インからスタートして、8バーディ、1ボギーの内容で、「ショットもパットもよく、流れがいいまま18ホールを回れました」とニッコリ。「練習ラウンドで初めてきましたが、フェアウェイが狭く感じるのでOBを出さないようにマネジメントが必要と思って、それがうまくいったのかなと思います」。今年はショットのレベルが上がっているそうで、ドライバーを使わなかったのは2ホールだけだったとか。今年から名古屋市名東区在住、プロ10年目の26歳。

 

 

フェアウェイを外さずプレー
杉浦斎(阿山CC) 65=33、32

インから出て、7バーディ、ノーボギーだった。「7つのうち5つは1.5メートル以内につけられました。ティーショットが良くてフェアウェイを外したのは2回だけでした。調子が良くて、最後の18番でもう一つ取りたいと欲張ったら、残り250ヤードから大ダフリして、3打目でまだ100ヤード残しちゃいました。今日は上出来です」と振り返った。中部オープンは片山津大会以来2回目の出場。プロ5年目の31歳。「このウエアは、ティプシーネイチャーっていうブランドですが、僕の友人が伊賀市で作り始めた服なんですよ」とさりげなくアピールしていた。

 

 

パッティング絶好調
佐橋寿樹(GOLF5CみずなみC)  65=33、32

インの1組目スタートで早々とホールアウトし、首位に立った。8バーディ、1ボギーだったが、「パットがびっくりするほど入りました。7、8メートルがポコポコって感じ。こんなにいいと、明日が怖いですねえ」。42歳。

 

★4位タイグループは7選手

 

大西魁斗(ZOZO)  66=32、34

アウトスタートで、前半を4アンダーで折り返し、後半さらに2つ伸ばした。ノーボギーだった。「今日はティーショットがよかったけど、セカンドがよらなくて、バーディを逃しています。ロングホールは3つ取りました。残念なところもありましたが、いいスタートが切れたと思います」。
昨年の大会で、上井邦裕選手との4ホールのプレーオフで惜敗した大西選手だが、今季はすでにツアーで上位常連の活躍で今や賞金ランキング7位。昨年に比べ、筋トレ効果かひとまわり大きくなって帰ってきた。名古屋市出身で小学生の時に中部小学生にも出場している。23歳。

 

 

今野大喜(フロンティアの介護) 66=32、34

中部オープンで2度のアマチュア優勝を果たしている今野選手も6バーディ、ノーボギーでホールアウトした。「ティーショットでまずOBを出さないように気をつけました。パッティングもまずまず。ピンチのない1日でした」。

 

 

橋本健太ユージーン(西日本ビルド(株))  66=32、34

アウト2組スタートで、6バーディを奪った。「パットがよかった。後半は10番と17番できわどいパーパットも入ってくれました」。アメリカ生まれの山口県育ち。今大会は南山CCでの予選2位通過で出場。中部オープンは片山津大会以来2回目。プロ4年目の27歳。

 

 

阿部裕樹(フリー) 66=32、34

インの最終組だった。6バーディ、2ボギーの4アンダーで迎えた18番パー5で見事にイーグルを奪い、6アンダーグループに入った。「前半はチャンスにつかなくて3パットのボギーもありました。もったいないミスも。でも、後半になったら、逆にチャンスばかりで、それでも外しちゃいましたけど・・・」ツアーシード枠でエントリー、中部オープンは愛知CC、岐阜関CC大会についで3回目の出場。2010年、日大4年時に日本アマ優勝、33歳。

 

 

矢形和也(南山CC)  66=33、33

「ティーショットは悪かったんですが、とにかくパットが入りましたねえ」。8バーディ、2ボギーは、グリーンを捉えたショットと、長いパットが助けてくれた。36歳。

 

 

小島大輝(フリー)  66=34、32

最終組で回り、8バーディ、2ボギーだった。「バーディはほぼ3、4メートルくらいでした。ショットもまずまず、明日も頑張ります」と小島選手。レッスンがメインの今、競技は中部オープンだけに出場しているとか。33歳。

 

 

前粟蔵俊太(フリー)  66=34、32

前半アウトに2バーディ、後半のインに4バーディを奪取した。32歳。

 

 

★アマチュアの部

 

杉浦悠太選手(ぎふ美濃GC)  67=34、33

アウトからのスタートで1イーグル、5バーディ、2ボギーだった。イーグルは9番(517ヤード、パー5)で第2打をピン左手前1メートルにピッタリつけた。「今日はショットが良かったです。ただ前半は同組のみんなが良くて、アンダーペースだったので、バーディが取れなくてちょっと考えましたけど、イーグルで吹っ切れて後半につながりました」。日大3年、ナショナルチームメンバー。

 

 

岩井悠真選手(さくらCC) 68=34、34

杉浦選手に次いで、アマ2位につけたのが岩井選手だ。5バーディ、1ボギーだったが、「このあいだの日本アマで結果を出せなくて、考え方を変えました。回っているときにうまくいかないとイライラしたり感情が結構出ていたのをやめて、笑顔で回ろうとしたらうまくいきました。実は昨日、来年の岐阜オープンの予選会があったんですが1位通過して、今日ここにきました」。

 

 

<会場フォト>