中部女子アマチュア第2日成績表、第3日組み合わせ表、速報記事を掲載しました

2022.05.19

2022年度(第51回)中部女子アマチュアゴルフ選手権競技

 

開催日/2022年5月18日(水)~20日(金)

会場/芦原ゴルフクラブ(海コース)

 

第2日成績表(PDF)

 

第3日組み合わせ表(PDF)

 

第51回中部女子アマチュアゴルフ選手権競技
2022年5月18日(水)・19日(水))
会場/芦原ゴルフクラブ(海コース) 6340yd Par72
参加人数/104名(うち欠場2名)
天候/第1日 晴れ、第2日 晴れ

 

神谷そら選手が通算3アンダーで首位に

妹のもも選手が通算1アンダーで2位に続く

 

予選2日目となる中部女子アマチュアゴルフ選手権競技第2ラウンドは、昨日よりも強い風が吹き、しかも逆の向きに変わった。例えば、スタートホールの1番は後ろから強いフォローの風が吹き、今日のスコアカードを選手たちに渡すスタートテントでは、突風にテーブルの上の紙などが飛んでしまうハプニングも起きたほどだ。

 

そんな風の影響に加え、素晴らしく仕上げられたグリーンコンディション(スティンプ10.0、コンパクション23)と2日目のピンポジションによって、選手たちはスコアメイクを左右されたようだった。初日4アンダーで首位だった池ヶ谷瑠菜選手(涼仙GC)は78と崩し通算146(2オーバー)で3位タイに、2位の田中こころ選手も78として通算147(3オーバー)の5位タイに後退した。代わって首位に躍り出たのは、昨日1アンダーの神谷そら選手(明世CC)で、今日を2アンダー70、通算3アンダーとした。そして2位には、昨日2オーバーで10位タイだった神谷もも選手(明世CC)が今日のベストスコアとなる3アンダー69をマークして通算1アンダーに急上昇した。そら選手ともも選手は2歳違いの姉妹で、明日は初の2人揃っての最終日最終組でのプレーとなる。

 

今日の競技の結果、通算169ストロークまでの82人が明日の決勝ラウンドに進出が決まった。
この中には、最年少出場の12歳、伊藤柚葵選手(岐阜国際CC)が通算3オーバーの5位タイで、最年長の52歳、鈴木智子選手(岐阜関CC)が通算167ストロークの68位タイで通過している。

 

<インタビュー>

 

1位と2位は、そら&もも姉妹


 

神谷そら選手(明世CC) 141=71、70(36、34)
ディフェンディングチャンピオンの神谷そら選手が風の強い2日目に、きっちりとアンダーパーをマークしてきた。前半のインは10番と17番でバーディ、後半は3番から3連続バーディを奪い、5アンダー(通算6アンダー)まで伸ばしたが、続く7番(パー3)でピンの奥からのパットがオーバーし、返しが入らず3パットのボギーとすると、最終9番(パー4)でグリーンエッジからパターを選択して打った第3打をミス、ダブルボギーとしてしまった。「同組の選手がパッティングの思い切りが良くて、昨日よりしっかりと打つようにしました。それが良かったのか、3番で5メートル、4番で4メートル、5番で7メートルのバーディパットが入りました。最後のダボは落ちた場所が悪かったから仕方ないかな。妹のももとは最終組で回ろうって言っていたので、その通りになって嬉しいです」。

 

神谷もも選手(明世CC)  143=74、69(35、34)
今日のベストスコアをマークした神谷もも選手もインからのスタートだった。4バーディ、1ボギーだった。「昨日も4バーディ取れたんですが、ボギーも多く、ダブルボギーもあって2オーバーでしたが、今日はボギーを打たないようにしようとスタートしました。ショットの調子とかは昨日から悪くない。パッティングが昨日は蹴られたことが多かったけど、今日はタッチを合わせてうまくいきました」とにこやかに振り返った。2歳上のそら選手を目標に小学生の頃からゴルフを続けているもも選手。麗澤瑞浪高校2年生になって、飛距離も240ヤードに伸びてきた。以前よりすらりとした印象になり、そら、もも、そして一番下の妹のひなの3姉妹はますます似てきた。
明日は、初となる姉妹での最終日最終組。どんな展開になるのか注目したい。

 

★「若い世代と回れて楽しかった。スコアは残念だったけど・・・」

10代、20代が圧倒的な今大会で、大人世代とも言うべき40代、50代の出場はわずか4人だった。2日間の競技を終え、4人の感想を聞いた。

 

最年長52歳の鈴木智子選手(岐阜関CC)は4人の中でただ一人、決勝進出を決めた。「素晴らしいコンディションの中でプレーできたことは嬉しかったです。今日は風が強かったこともあるけど、叩きましたね。明日もあるので頑張ります」。優勝経験も多々ある鈴木選手はいま、中部女子アマゴルフ研修競技会の幹事長でもある。

栗原悦子選手(伊勢大鷲)は50歳、昨年度の中部女子シニアのチャンピオン。「2日間とも、全くいいゴルフができなかった。後半は考えすぎちゃったのかショットをどう打ってるのかわからなくなるくらい。難しかったです」

冨田由香里選手(フォーレスト福井GC)は49歳。「スコアは二の次で、とにかく楽しかったです。地元での試合だったので、参加しました」

岩尾明子選手(フォーレスト福井GC)は47歳。「冨田さんに誘われて、久しぶりの競技参加でした。若い人たちと回れて楽しかったし、勉強になりました」
(写真左から、栗原選手、鈴木選手、岩尾選手、冨田選手)
 

 

<会場フォトギャラリー>