佐々部杯 1R成績表、2R組み合わせ表、記事 掲載しました

2019.11.28

2019年度(第41回)佐々部杯ゴルフ選手権競技

第1日成績表、第2日組み合わせ表を掲載しました。こちらからご覧ください。

 

第41回佐々部杯ゴルフ選手権競技
2019年11月28日(木)・29日(金)
会場/三好カントリー倶楽部(西コース)
7330yd、Par72
参加人数/150名(うち欠場10名)
天候/第1日 曇り

 

CGA加盟倶楽部チャンピオンの戦い
初日トップは、源野智紀選手(朱鷺の台CC)

 

朝から雲に覆われ、日差しが全くなかった一日。とにかく空気か冷たく、その上、風が吹き、体感温度はまさに真冬並みの寒さだった。
CGA加盟倶楽部のクラブチャンピオンが出場する佐々部杯。今年の会場となったのは、毎年男子ツアーが行われる難コースとしても知られる三好カントリー倶楽部(西コース)。今日のグリーンコンディションはスティンプ10 .9、コンパクション22と厳しく、各倶楽部を代表する選手たちにとってはスコアメイクがなかなかに難しかったようだ。

 

出場140人のうち、70台をマークしたのはわずか17人。90ストローク以上のスコアが30人以上と、アテスト会場に戻ってくる選手たちの表情からも、スコアメイクの難しさがうかがえた。

 

初日の首位に立ったのは、源野智紀選手(朱鷺の台CC)で、前半のアウトを1アンダーで折り返し、後半3オーバーの74ストロークだった。2位は、1打差75で、高校1年の牧野祥大選手(藤原GC・いなべ総合高)と、中嶋大静選手(芦原GC)の2人、さらに1打差76に金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC)が続いた。

 

また、今日、名物16番H(195yd、パー3)で、佐藤裕仁選手(犬山CC)がホールインワンを達成した。
 

 

明日の決勝には、89ストロークまでの105人が進出する。ティーオフは朝7時10分だ。
明日の予報は晴れ。キング オブ クラブチャンピオンは誰が手にするのか。どんな展開が待ち受けているのか、我が倶楽部の代表を応援に、ぜひ会場に足を運んでいただきたいものである。

 

<インタビュー>

 

1位
秋のインター絶不調から、完全復活をアピール
源野智紀選手(朱鷺の台CC) 74=35、39


前半のアウトを1バーディ、ノーボギーの35とした。「バーディは8番(230ヤード、パー3)、18°のユーティリティで風がわからなかったけど、ギリギリ手前から転がって、2メートルほどにつきました。後はなかなか乗らなかったので拾いのパーでしたよ」と前半の内容を振り返った源野選手。後半に入ると、10番(430yd、パー4)でいきなりバーディで2アンダーと好調な折り返し。ところが、12番(555yd、パー5)で第1打を右に曲げ、第2打は出すだけ、第3打はバンカー手前へ、そこから寄せきれず、入らずでダブルボギーにしてしまった。「あのダボでちょっと引きずってしまった」と、14番(380yd、パー4)、17番(425yd、パー4)もボギーとした。「練習ラウンドも79だったし、三好はどちらかというと苦手なので、今日のスコアは満足、嬉しいですよ。明日もうまくいくといいですねえ」といつもの笑顔だったが、秋のインタークラブ 北陸予選での絶不調からの復活は、本人はもちろん、周りの人たちをもホッとさせた。
源野選手がクラブを初めて握ったのは父に勧められた小3の時。その父が55歳で他界、源野選手は22歳だった。自身、腎臓の持病があるが、「ゴルフ好きだった父のためにも」と28歳頃から本格的にゴルフ競技を始めた。クラブチャンピオンは4度目。佐々部杯は3年前、和合大会で3位になった。
158センチの小柄ながら260ヤードを飛ばす。39歳。持ち前の明るさで、明日は、初タイトルに向け、源ちゃんが弾ける!?!

 

2位
「ショットが良かった!!」
牧野祥大選手(藤原GC・いなべ総合高) 75=37、38


来週16歳になるという牧野選手がナイスプレーで初日を終えた。アウトからスタートし、前半1バーディ、2ボギー、後半2ボギーの内容だった。唯一のバーディは5番(195yd、パー3)でピン50センチにピタリとつけた。「ドライバーが良くて、フェアウェイをキープできたので、次のショットもスムーズに行けました。でも、パーオンは少なかった」と難関・西コースを振り返った。藤原GCのメンバーになって初めてのクラブチャンピオン杯で優勝、初佐々部杯は絶好のスタートとなった。

 

2位
気合いのヘアカラーで、初出場
中嶋大静選手(芦原GC)  75=39、36


アウトからスタートし、前半を3ボギー、後半に2バーディ、2ボギーのイーブンとした。「西コースは初めてだったので、今日はキャディーさんに聞きながら回りました。想像以上のプレーができました」と嬉しそう。初めてクラブチャンピオンになって出場する佐々部杯で、「気合を入れるために、昨日、髪を染めてきました!!」とはにかんだ中嶋選手は20歳。明るい色になったヘアスタイルもちょっぴり誇らしげ☺️

 

4位
金原誠治朗選手(緑ヶ丘CC) 76=38、38

 

★ホールインワン達成
佐藤裕仁選手(犬山CC) 80=43、37 18位タイ


三好の西コース名物の16番ショートホール。クラブは4番ユーティリティ(Aグラインドという地クラブ)、ボールはツアーB XSだった。「だんだんとペースが遅くなってきていたのか、16番Hはコールオンが行われていました。ちょっと急かされた感じで、打ったんですが、無心だったのがよかったみたいです。カツって音が聞こえて、消えました」と状況を説明してくれた佐藤選手。ホールインワンはこれが初めてだが、以前にアルバトロスをしたことがあるとか。3度目のクラブチャンピオンで、佐々部杯は2度目の出場。36歳。

 

<会場風景、フォトギャラリー>
 
名物16番ホール。グリーンから崖に向けてはツルツル。バンカーの形状もすごい!!