佐々部杯 2R成績表、速報記事 掲載

2025.11.27

2025年度(第46回)佐々部杯ゴルフ選手権競技

開催日/2025年11月26日(水)・27日(木)
会場/三好カントリー俱楽部(西コース)

 

第2日成績表(PDF)

 

 

第46回佐々部杯ゴルフ選手権競技
2025年11月26日(水)・27日(木)
会場/三好カントリー倶楽部(西コース) 7335yd Par72
参加人数/150名(うち欠場9名)
天候/1R 晴れ、2R 曇りのち晴れ

 

29歳、江崎晃輔選手(レイクグリーンGC)が

通算8オーバーで逆転の初栄冠

 

 

 

CGA主催競技2025年度最後となる第46回佐々部杯ゴルフ選手権競技の決勝ラウンドが終了した。会場の三好CCの朝は曇り空で気温も低かったが、昼頃には青空が広がった。風は昨日とは逆に吹き、難関ホールとして知られる18番パー4も昨日はアゲンストだったが今日はフォローに変わっていた。

 

初日の成績で87ストロークまでの80人が進出した決勝ラウンドは、午前7時30分からティーオフ。最終組のティーオフは8時51分で、76ストロークで首位タイの坂口諒馬選手(ぎふ美濃GC)と近藤信選手(さなげCC)、77ストロークの小出直哉選手(貞宝CC)と早川直希選手(スリーレイクスCC)がそれぞれナイスショットでスタートを切った。
が、そのスタートホールで坂口選手はパーセーブしたが、他の3人はボギー発進となり、グリーン上の難しさがさっそく現れた感じだった。坂口選手は3番パー4でピンの左5メートルにつけたバーディパットを沈めた後、続く4番で左の崖下に落としたもののボギーで収めるなど安定したゴルフを展開し、前半を38でまとめ、通算6オーバーとした。この時点で、坂口選手が首位をキープ、早川選手が前半40の通算9オーバーだった。そして、最終組から2組前でスタートした江崎晃輔選手(レイクグリーンGC)が前半38で通算8オーバー、同じく2組前の乾滉平選手(グレイスヒルズCC)が前半39で通算10オーバーとしており、後半のプレーに注目が集まった。

 

スティンプ11.5、コンパクション21のグリーンコンディションと、佐々部杯決勝のホールロケーションが選手たちに簡単にパーセーブをさせてくれなかった。ロングパットがラインに乗ってカップインする一方で、短い1メートルを外すシーンが多く見られ、スコアメイクはシビアだった。
そんな中、アウトの第1組でスタートした桑原竜也選手(各務原CC)が74ストロークをマークして通算13オーバーでクラブハウスリーダーとなった。桑原選手は今年の中部ミッドアマ優勝者であり、優勝候補の一人だったが初日を83ストロークと崩していたのだ。しかし、2日目の今日はしっかりとコースにアジャストしてのナイススコアで、結果的に4位に食い込んだ。

 

勝負は後半に大きく動いた。江崎選手が15番パー5をバーディ奪取して通算7オーバーにする一方で、首位で折り返した坂口選手は12番を終えて後半2ボギーの通算8オーバーとし首位を譲る形に。さらに13番もボギーで通算9オーバーで2打差がついた。先をゆく江崎選手は、17番パー4でボギーを打ち、通算8オーバーでその差は1打。最終18番パー4をパーセーブした江崎選手が通算8オーバーでホールアウトして新たなハウスリーダーとなった。そこに、最終組の情報が入る。坂口選手が名物ショートの16番で左崖に落とし、7打を打ってしまったのだ。この時点で、江崎選手の優勝がほぼ確実になった。「泣きそう」と嬉しさを表現した江崎選手に皆が握手を求めてきたが、「いや、最終組がホールアウトするまではまだです」と少し強張った表情も、初タイトルが決定した瞬間には両手をあげて笑顔満開、仲間たちと抱き合っていた。

 

 

 

成績(入賞)
優勝 江崎晃輔(レイクグリーンGC)   152=78、74
2位 乾滉平(グレイスヒルズCC)    154=79、75
3位 早川直希(スリーレイクスCC)   155=77、78
4位 桑原竜也 (各務原CC)      157=83、74
5位 杉浦茂樹 (日本ラインGC)    158=80、78
5位 村瀬豪晟 (犬山CC)       158=77、81

 
CBC賞として、クラウンズ事務局長の谷口岳彦氏より優勝の江崎選手にカップが贈られた。また、上位5選手に副賞が贈られた。

 

 

<インタビュー> ・・準備中
<会場フォト>  ・・準備中