[2011]中部ミッドアマチュア≪本戦第1日/記事≫

2011.10.18

aiti 1HWEB平成23年度
第1回 中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技(1日目)

開催日/平成23年10月18・19日
会 場/愛知カンツリー倶楽部
距離/7135ヤード PAR74
参加人数/132名
天候/晴

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斎藤選手と新美選手が2アンダーで首位に。1打差で4人が続く

kumo
30歳以上のアマチュアゴルファーを参加資格とする中部ミッドアマチュアの第1回大会が、愛知カンツリー倶楽部(愛知県)で始まりました。第1日の今日は、さわやかな秋空が広がる絶好のゴルフ日和となりました。
 第1日目を終了し、トップは2アンダーの72で、斎藤元一選手(伊勢)と新美金之介選手(新南愛知)の二人。1打差の1アンダー73には福岡逸人選手(東名古屋)、飯田耕正選手(ジャパンクラシック)、榊原吉規選手(知多)、木田正彦選手(名張)の4人が並んでいます。この6人のアンダーパー組に続くのは、1オーバー75に3人、76に8人と混戦模様。明日の決勝ラウンドには、84ストロークまでの90位タイ100名が進出します。 昨年、日本オープンが開催された愛知CCのコースコンディションは良好、「去年は同じ時期でも暑かったね。今年は秋らしい天候で、芝も喜んでるよ」と倶楽部関係者が話すように、今回のグリーンは、刈高3.5mm、コンパクション(山中式)23、速さ11.0フィートで、明日に向け、乾燥してくると、ますます難度を増すとか。混戦模様を抜け出して優勝を手にするのは、パッティングの名手か、ロングヒッターか。なお、明日の結果、上位17名に日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技(11月16~18日、岡山県の鬼ノ城GCで開催)への出場権が与えられます。

hirosesann<インタビュー>

 首位は2アンダー
siato斎藤元一選手(伊勢) 72=36,36
「ここは相性がいいのかな」とニコニコでホールアウトした斎藤選手。所属する伊勢CCと同様に、愛知CCは井上誠一氏の設計のコースであることで、攻略のポイントがわかっているのだろうか。4バーディ2ボギーの内容も「アプローチもまあまあ、パットも入りました。パー5でボギーを打たないこと、できたらバーディを取っていけるように、明日もが
んばります」。

niimi新美金之介選手(新南愛知) 72=36,36
インからのスタートで10番H(483Y、Par5)をバーディ、後半の1番H(478Y、PAR5)でイーグルを奪取した。「両方ともクリークで2オンできました。よかったね」と今年好調、シニア世代の53歳、新美選手。「国体から帰ってきて、しばらくパターが調子悪かったけど、ようやくあってきた。早めのグリーンの方がいい」と明日への期待をふくらませた。

1打差3位タイに4人
fukuoka福岡逸人選手(東名古屋) 73=37、36
全部で6ホールのパー5のうち、4ホール(1番、10番、14番、18番)でバーディを奪った福岡選手。「ちょっと前にスイング改造を試みたんです。もっと飛ばしたいと思ってね。でも、しっくりこないから、今日はまた、元に戻してやってみました。金曜日には中部インタークラブもあるから、今週はハードな一週間です。仕事もあるしね・・」と早々に会場を飛び出し、仕事場に戻っていった。

 
iida飯田耕正選手(ジャパンクラシック) 73=33、40
1番Hをイーグルとし、気持ちよくスタートを切った飯田選手は前半を4バーディで折り返した。が、後半に3ボギーをたたき、1アンダーでホールアウト。「9番Hで池に入れてパー、10番Hもパーとチャンスホールをどちらもバーディが取れなかったのはいけないね」と反省した。2004年の日本ミッドアマチュアでルーキー優勝を果たしてから7年目の今年、37歳になった飯田選手にとって、明日は絶好のチャンス?!?

sakakibara榊原吉規選手(知多) 73=36、37
ミッド2年目の榊原選手は4バーディ3ボギーの1アンダーだった。「パターが良かった、ラインが出てましたから」と1日目の結果に満足そう。仕事が忙しく、今回も練習ラウンドに来ることができず、ぶっつけ本番だそう。「明日は(最終組の)ひとつ前でほっとした。これまで、最終組で4回ほど回ったけど、崩れてるから」という榊原選手だが、追う展開に、ひそかに闘志を燃やしていた。

kida木田正彦選手(名張) 73=34、38
ロングホールで確実にバーディを奪い、4バーディ3ボギー。「ティーショットがゆがんでたり、ナイスパーがあったり、まあねえ」とベテランの48歳、皆が一目を置く先輩ゴルファー、木田選手。「グリーンがきれいだし、明日も楽しみです」。

 

 
hoso1最年長は69歳、細安彦選手(松阪)
30歳以上が出場の今大会。厳しい地区予選を勝ち抜いての出場だが、最年長出場は実に来月70歳を迎えるグランドシニア世代の細選手である。見るからに若々しい、ファッションだって、カラフルできれい。残念ながら、予選通過はならなかったが、ホームコースの松阪CCの今年のクラブチャンピオン杯は若い人たちに混じって、堂々4位に入った。
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