[2013]中部小学生 成績表・記事

2013.07.31

第7回 中部小学生ゴルフ選手権競技(本戦)
開催日/平成25年7月31日(水)
会場/三好カントリー倶楽部(東コース)
天候/晴れ


≪男子小学4~6年生の部≫
参加者41名 /距離 5660Y PAR72
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≪女子小学4~6年生の部≫
参加者19名 /距離5660Y PAR72
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男女とも小学6年生。岩崎裕斗選手と市原愛心選手が優勝


th_DSC_0184朝から好天に恵まれた7月末日、愛知県の三好カントリー倶楽部・東コースで、第7回中部小学生ゴルフ選手権競技が開催されました。参加資格は小学4年生から6年生まで。7月23日に行われた4地区での予選会で、男女合わせて45人の枠にくわえ85ストロークまでのスコアの選手にも出場権が与えられ、合計60人の選手が参加しました。
昨年は87ストロークだったことを考えると、年々レベルが高くなっている小学生大会。どの選手も小柄な体格ながら、ひねりを上手く使ったバネのあるスイングで大人顔負けのショットを繰り出していました。
男子11組、女子5組の各組に、中部アマゴルフ研修会の有志がカート移動係を担当。18ホールを同行した人たちからは、「原点に返ったよう」「いやあ、勉強になりました」「小学生に教えられました」などそれぞれに小学生のゴルフに大いに感心した様子でした。


競技は、男子小学4~6年生の部はアンダーパーが3人、優勝は2アンダーの岩崎裕斗選手(童子山小6年)。全国大会への出場権6人目は75ストロークのマッチングにより決定。女子小学4~6年生の部は、76ストロークで回った市原愛心選手(幸小6年)が優勝、81ストロークまでの4人に全国大会への出場権が与えられました。


th_DSC_0163s表彰式では、CGA競技委員長で三好CC常務理事の泉憲一氏が、中部ゴルフ連盟会長に代わって挨拶をしました。「今、日本のゴルフ界は、若手の活躍が目立っています。あなたたちもこれからのゴルフ界を担う人材として、大いに活躍していってほしいと思います。そのためにも、まずは、ゴルフをさせてくれるご両親やゴルフ場への感謝の気持ちをもって接してほしいと思います。エチケット、マナー、ルールをきちんと覚えて、そのうえで競技力をつけていくこと、学業とゴルフの両立をきちんとすることなど、目標を持ってゴルフを続けていってください」。

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【成績】
男子小学4~6年生の部
優勝  岩崎裕斗(童子山小6) 70=36、34
2位T 村上豊駿(宝小5)   71=35、36
2位T 竹内優騎(五条小5)  71=36、35
4位T 長谷川貴優(稲羽西小6)74=37、37
4位T 伊与翼(日之出小6)  74=38、36
6位T 加藤遼也(大清水小5) 75=38、37

女子小学4~6年生の部
優勝  市原愛心(幸小6)  76=40、36
2位  長谷川せら(稲羽西小5) 78=38、40
3位  幸田彩里(黒笹小6)   80=42、38
4位  朝倉千夏子(米丸小5)  81=41、40

以上が、8月16日(金)に兵庫県・芦屋カンツリー倶楽部で開催される全国小学生ゴルフ大会への出場権を獲得しました。

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インタビューhirosesann

男子小学生4~6年生の部 優勝

「ベストスコアに満足できています。でも、まだまだ課題はいっぱい」
岩崎裕斗選手(豊田市立童子山小6)  70=36、34
iwasaki4バーディ2ボギーの70に「ショットもパットも安定していました。満足しています」とニコニコ顔で答えた岩崎選手。70はベストスコアだが、実は7月23日の愛知地区予選(春日井CCで開催)でも70を出したものの、マッチングで優勝を逃し2位に泣いていた。「あの時は、ものすごく悔しかった。今日は嬉しいですけど、全国に行くということを考えるとまだまだ課題があります。たとえば、どう攻めるかとか、どこに打ったらいいかとか、コースマネジメントです」と、岩崎君はしっかりとハキハキと返答をする好少年なのだ。
小学1年の時に、愛知県ゴルフ連盟が行っているAGAスナッグゴルフレッスン会に参加し、ゴルフがやってみたくなって、小学2年生から本球での練習を始めた。この中部小学生では、小学4年の時は予選落ち、昨年の小学5年は(本戦会場の)三好CCには来たが11位Tだった。「ゴルフは、友達ができるからイイ。大切なのはメンタルだと思っている、前向きじゃないと・・・」。小山哲夫プロに週に1回のレッスンを受けながら、未来のプロを目指している。

女子小学4~6年生の部 優勝

「バーディが取れると気持ちいい」。親子3代でゴルフを楽しむ小学6年生。
市原愛心選手(豊橋市立幸小6)  76=40、36
ichiharaインからのスタートで3バーディ3ボギーのイーブンパーで折り返したが、アウトは2ボギー1ダブルボギーをたたいた。「前半はいいゴルフだったけど、後半は4番HのショートホールでOBを出してしまった。でも、今までのベストは75なので、いい方かな、全国に行けるので嬉しいです」。市原選手の口調は、とても静か。思わぬインタビューに気後れしちゃったのかなと思いつつ、話を聞くと、今までの活躍ぶりが見えてきた。

ベスト75を出したのは、今年のJJGA全国大会で、最近では、今月の倶楽部月例会(新城CC)Aクラスで、78で回り優勝。4人兄妹の一番末っ子で、ゴルフは小学2年の終わりごろから、祖父と父について練習を始めたのがきっかけ。現在HDCP11で、父(HDCP10)とのスクラッチ勝負で勝つことも多い。先生は藤木プロ。学校では水泳部でバタフライをやってる。などなど、ちょっぴり恥ずかしそうではあるが、いろいろと教えてくれた。「ゴルフはバーディがとれると気持ちいい!」147cmの市原選手の全国での戦いが楽しみである。


全国小学生ゴルフ大会出場資格者