中部アマチュア本戦 2R成績表 3R組合せ表 記事 掲載

2019.05.29

2019年度 中部アマチュア 本戦

第52回中部アマチュアゴルフ選手権競技
2019年5月28日(火)29日(水)
呉羽カントリークラブ(日本海コース)
参加者/168名(うち欠場2名)
天候/第1日:雨、第2日:晴れ

第2日成績表 掲載しました。(PDF)

 

第3日組み合わせ並びにスタート時刻表 掲載しました。(PDF)

 

通算4アンダーが首位、木村太一選手(CRC三重白山・日大3年)。

159ストロークまでの84人が明日の決勝ラウンドへ。

 

中部アマチュア第2日は、朝から気持ちよく晴れた。昨日16ミリの雨が降った呉羽カントリークラブ(日本海コース)のコンディションは、日差しが強まるにつれてグリーンも硬くなったことと、終日吹いた風のせいか、スコアは思ったほど伸びなかった。

2日目を終えて、首位に立ったのは、昨日3アンダー2位タイでスタートした木村太一選手(CRC三重白山・日大3年)で、今日のベストスコア・1アンダー71をマークし通算4アンダーとした。2位は1打差の通算3アンダーで、昨日首位の三島泰哉選手(中部学連・中部学院大4年)、続いて3位は杉浦悠太選手(芦原GC・福井工大福井高3年)で今日を71で回り、9位タイから浮上した。

また、今日のベストスコア71は5人がマーク。木村選手、杉浦選手のほか、奥田智也選手(新城CC・星城高3年)、須藤大和選手(名倉CC・岡崎城西高3年)、新井龍一選手(中部学連・中部学院大1年)だった。

予選ラウンド2日間を終え、通算159ストロークまでの84人が、明日からの決勝ラウンドに進出する。このうち、25歳以上のミッドアマ世代は17人で、最年長は冨田耕一選手(タートルエース)だ。

明日、第3日は午前7時30分からアウト・インでティーオフする。

<インタビュー>

首位
2日続けてのアンダーフィニッシュ
木村太一選手(CRC三重白山・日大3年)  140=69、71(37、34)

 

インからのスタート。前半に13番(558yd、パー5)から15番(525yd、パー5)までを3連続バーディの後、16番(424yd、パー4)でボギーとして、通算5アンダーの首位で折り返した。後半に入り、「前半でいけたから、後半もバーディを取っていこうと意気込みすぎて」、昨日イーグルを取った1番(554yd、パー5)で狙ったがパー。ここで波に乗れず、後半は3番、5番をボギー、8番でバーディを奪い、今日を1アンダー、通算4アンダーでホールアウト。首位に立った。
「今日は風が難しく、ショットも良くなくて、疲れました」と木村選手は少し残念そう。
日大では、昨年は関東団体戦のメダリストにもなったが、今年は団体戦メンバーから外れ、悔しい思いもしている。まだ獲得していない中部アマチュアのタイトル、そろそろ、いや、今年こそ手にしたいものだ。

2位
三島泰哉選手(中部学連・中部学院大4年)  143=68、73(35、38)

 
1バーディ3ボギーだった。「今日はショットが悪かった。フェアウェイに行かなくて、チャンスを作れなかった」。
3位
杉浦悠太選手(芦原GC・福井工大福井高3年) 143=72、71(36、35)

インからのスタートで、前半を2バーディ1ボギー、後半を1バーディ、1ボギーとした。「今日はパッティングがよかった。2メートルほどのパーパットがよく入った。昨日よりもグリーンが固く難しくなっていて、風も強かった。それに、得意のはずのアプローチなのに、距離が合わないことが多かった」と、何かしっくりきていない様子だった。今年度、ナショナルチームメンバーとして海外遠征など経験している。

4位タイ
金子駆大選手(CRC白山ヴィレッジ・ルネサンス豊田高2年) 144=70、74(35、39)

「前半のインはパーオンが1回だけ。後半は1番でバーディ取れただけで、あとは全部パーでした。耐えた一日だった」。(写真右が金子選手。左は、杉浦選手)

4位タイ
桂川有人選手(美濃白川GC・日大3年) 144=69、75(34、41)

 

ディフェンディングチャンピオンにとっても、厳しい2日目となった。スコアを伸ばしていきたい前半で、「ことごとくディボットにはまってしまった。運がなかった」というように、ショットの精度が出なかった。しかし、それで終わらないのが桂川選手。後半は気持ちを切り替えた。「1番のロングでバーディが取れたら波に乗れるかなと思った」と、3バーディ1ボギーでホールアウト。4位タイで決勝にのぞむ。

ミッドアマ世代、明日につなぐ

予選ラウンドのもう一つの関心事は、80位タイのカットスコアである。毎回、ホールアウトが進むにつれ、いくつがカットのスコアなのか、ボーダーライン上の選手たちはスコアボードを見ながらヤキモキする。今回も御多分に洩れず、通算158、159、160あたりで攻防は続いた。とりわけ、今大会は北陸開催のため、多くのゴルファーが富山市内に宿泊しており、今朝の段階ですでにチェックアウトをしてきた選手もおり、なかなかに大騒動であった。結局、通算159がカットラインとなった。
そんな中、数少ないミッドアマ世代で、明日からの決勝ラウンドに進出したのは17人だった。

写真は、左から山村憲人(ライオンズGC・50歳)、横山浩康(ローモンドCC)、榊原吉規(知多)、児島達之(春日井CC)、横見彰彦(グレイスヒルズCC)、倉田順一(新城CC)、上田崇宏(関ヶ原CC)の各選手

 

ミッドアマ世代で最上位の10位タイ
横見彰彦選手(グレイスヒルズCC)  147=72、75(37、38)

「苦手なインスタートで、苦しかったけど、17番でバーディが取れて2オーバーで折り返すことができました。後半のアウトは、イメージの悪いホールはないこともあり我慢できました。8番で短いパーパットを外してけど、仕方なかったかな」。去年の年代別ゴルフで競技に復帰した横見選手。中部アマは10数年ぶりの出場だという。「飛ばしていくというより正確に攻めていくタイプなので、呉羽は向いているかも」と横見選手。決勝で狙うは、日本アマチュア出場権だ!

初日アンダーパーのナイスゴルフ
竹内祐彦選手(四日市CC)  152=71、81(40、41) 30位タイ

昨日の初日、ミッドアマ世代でトップとなる1アンダーをマーク。「ショットもパッとも良くて、いいスタートでした。でも、今日はボギーが止まらないでした。普段のゴルフでもいい時と悪い時の波があるので、こんなものかな」。久しぶりに挑戦した中部アマ予選を突破、4回目の本戦
出場してきた50歳。

山村憲人選手(ライオンズGC) 154=77、77(40、37) 40位タイ

 

 

 
はるか向こうの立山連峰には、まだ雪が残っている