中部アマチュア 本戦第1日 記事 成績表

2019.05.28

第49回中部アマチュアゴルフ選手権競技
2019年5月28日(火)
会場/呉羽カントリークラブ(日本海コース)
6960ヤード、パー72
参加者/168名(うち欠場2名)
天候/雨
2019年度第52回 中部アマチュア 本戦 第1日成績表(PDF)

 

中部アマチュア 本戦 第2日 組み合わせ表(PDF)

初日トップは、4アンダー68の三島泰哉選手(中部学連・中部学院大4年)。

中部アマは呉羽CCでは26年ぶりの開催。

 

 
 

今年の中部アマチュアは、富山県の呉羽カントリークラブで開催。その第1日が終了した。
今日は朝から雨が降ったり止んだり、昼頃には一度上がった雨も、15時にはまた降り出した。
気温は昨日までとは違い、平年並みとなった。
 
4地区での予選を通過した168人が参加(うち欠場2人)した今大会。年齢層をみると、65歳、荒木和之選手(わかさCC)を最年長に、50代が16人、40代が18人、30代が10人、20代が38人、10代が85人。最年少は、中学2年の松山怜生選手(グリーンヒル瑞浪GC・星城中2年)、中川瑛太選手(岐阜国際CC・大野中2年)で、圧倒的に10代が占めていることがわかる。
いわゆるミッドアマ世代の選手からは、「飛距離の違いに驚かされる」「使う番手が全然違うよ」と”おじさん発言”が聞かれたが、ゴルフは飛距離だけじゃないことをミッドアマ世代もしっかり証明してくれている。
 
第1日の首位に立ったのは、三島泰哉選手(中部学連・中部学院大4年)で4アンダー68。5バーディ、1ボギーだった。2位は、1打差の3アンダー69で、中学2年の中川瑛太選手と、木村太一選手(CRC三重白山・日大3年)、桂川有人選手(美濃白川GC・日大3年)の3人、さらに1打差の2アンダー70に金子駆大選手(CRC白山ヴィレッジ・ルネサンス豊田高2年)、1アンダー71に3人、イーブンパー72には実に11人が続いている。
 
明日の予選2日目の結果、80位タイまでが決勝ラウンドに進出する。
明日も朝7時10分からティーオフする。
 

<インタビュー>
 

1位
「リズムを大切にした」
三島泰哉選手(中部学連・中部学院大4年)  68=35、33

アウトからのスタートで、前半は2バーディ、1ボギー、後半は3バーディだった。「インは難しいので、パーをキープしていこうと、攻めずにプレーしました。今日はショートで3つのバーディがとれ、3つ目の17番(183yd、パー3)のあと、18番(404yd、パー4)で2メートルについて、それが入ったのが大きかった。いいゴルフができました。リズムを大切にしたプレーを心がけるように、全体を見たゴルフをしていきたい」。三島選手は、先日、東海TV杯で優勝し、秋のトップ杯東海クラシックへの出場権を得たばかりだ。
 

2位タイ
中川瑛太選手(岐阜国際CC・大野中2年) 69=37、32

6バーディ、3ボギーの内容に「後半は4つのバーディで、楽しかった。ショットもよかったし、パッティングも入った」と振り返った中川選手は、今年初めて予選に出場し、本戦にやってきた。68は小学生の時に一度出したことがあるが、中学になってからは初めてのスコアだ。小5から真剣に(?)ゴルフの練習を始めたという中学2年生。同組の大人のプレーヤーに大いに刺激を受け、「勉強になりました。落ち着いているし、崩しても次のホールではバーディかパーをしっかり取り返すところがさすがだと思いました」。
 

2位タイ
木村太一選手(CRC三重白山・日大3年) 69=35、34
桂川有人選手(美濃白川GC・日大3年)  69=34、35

日大の同級生、2人が揃って3アンダーをマークした。木村選手は、「1番(554yd、パー5)で220ヤードのセカンドが5メートルについてイーグル取れました」といいスタートを切り、その後、5つのバーディ、4ボギーでした。「ボギーは全部パー4で、アプローチのミスばかり」と振り返った。一方、桂川選手は6バーディ、1ボギー。ディフェンディングチャンピオンとして、「それは意識して回りました。ここはティーショットが大事なので、フェアウェイに置けるよう、4ユーティリティや4ウッドなどを使いました。勝ちに行って勝てるようにしたい」。(写真左が木村選手、右が桂川選手)
 

<話題>
 
親子で本戦出場
松山阜司選手(日本ラインGC) 82=41、41  116位タイ
松山怜生選手(グリーンヒル瑞浪GC・星城中2年) 79=38、41  70位タイ

今大会、予選通過を親子で成し遂げ、本戦にやってきたのが松山選手だ。父の阜司選手は48歳、息子の怜生選手は13歳の中2で、今大会最年少。阜司選手は「小さい頃から子供達にゴルフを教えてきましたが、いつか一緒に競技に出たいという夢が叶いました。僕は最近は270ヤードくらいですが、怜生の飛距離が伸びてきて、もう少しで追いつかれるかなあ」。怜生選手は「ゴルフは考えてないことが起こったり、バーディやイーグルが取れると楽しい。飛距離は260ヤードで、父にあと少し。今日はスコアで勝ちました」とニコニコ。今夜はお互いのゴルフを振り返りながら、明日につなげるそうだ。

 

最年長は65歳
荒木和之選手(わかさCC) 83=44、39 

インからスタートした荒木選手。「今日はつまらないミスが多かった。若い人たちと回るので、なんだか力が入ってしまったのかなあ。中部アマの予選は久しぶりに出て、通過しました。とにかく一所懸命するだけ、明日もそれしかないです」。23歳からゴルフを始めた荒木選手は、競技にも出ていたが、仕事が忙しくなるなどで、この10年ほどはインタークラブ以外の公式競技は出ていなかった。現在、CGA競技委員や福井県ゴルフ協会の役もしている。
 

 
ミッドアマ世代でトップは72ストロークの2人。左は、横見彰彦選手(グレイスヒルズCC)46歳、右は、山中敏靖選手(富山CC)42歳