中部アマチュア 3R 速報記事&会場フォト
2026.05.21
2026年度(第58回)中部アマチュアゴルフ選手権競技
2026年5月19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)
会場/愛知カンツリー倶楽部 東山コース 7162yd Par74
参加人数/133名(うち欠場2名)
天候/1R 晴れ、2R 晴れ、3R 雨時々曇り
松山茉生選手が8アンダーをマークし、
通算16アンダー、2位に4打差の首位。
中部アマチュアゴルフ選手権競技の第3ラウンドが終了した。今日の愛知CC東山コースは朝から雨。前夜からの雨の影響によるバンカー内の水をはじめコース整備をクラブスタッフが早朝から行ったことで、競技は予定通り8時30分のティーオフを迎えた。雨は時折強く降り、心配されたが、10時30分ごろには一旦止んだ。その後、14時30分ごろにまた雨雲が近づき、雨は最終組がホールアウトするまで降り続いた。
予選2日間で通算159ストロークまでの84人が決勝ラウンドに進出した。
最終組は首位の通算8アンダー、松井諒哉選手(CGA)と松山茉生選手(グリーンヒル瑞浪GC)、通算7アンダーの安井大賀選手(明世CC)、通算4アンダーの水谷海琉選手(いわむらCC)の4人。その前には通算3アンダーの石垣龍之介選手(名阪ロイヤルGC)、酒井遼也選手(CGA)、岩井聡季選手(岐阜県ゴルフ連盟)、清本貴秀選手(養老CC)、益田航選手(中部学生ゴルフ連盟)、矢野仁貴選手(CGA)の6人が先にスタートしていた。
そして、ムービングとも言われる3日目にスコアメイクしてきた選手の筆頭は、松山選手だった。前半1番から3連続でバーディを奪うと、6番バーディ、さらに9番ではイーグルと前半だけで6アンダー、後半は3バーディ、1ボギーの2アンダーで今日を8アンダー、66ストロークとし通算16アンダーで首位をキープした。ビッグスコア2人目は5アンダー、69ストロークの清本選手で、実に3イーグルを奪うナイスプレーで通算8アンダーとし3位に浮上した。さらに4アンダー、70ストロークをマークしたのが、松井選手、矢野選手、岡田健太郎選手(CRC三重白山)の3人で、それぞれ通算12アンダーの2位、通算7アンダーの4位、通算3アンダーの9位と順位を上げて3日目を終えた。
明日の最終日は、朝7時30分のティーオフとなった。優勝争いはもちろんのこと、上位17人に与えられる日本アマチュア出場権の攻防も見どころである。
<インタビュー>
1位
コースレコードタイにあと1打、惜しかった!!
松山茉生選手(グリーンヒル瑞浪GC・福井工大福井高3年) 206=71、69、66(31、35)

楽々バーディの一方で、ピンチのパーパットをしぶとく決めながらマークした8アンダーで、ダントツの首位に立った松山選手だが、実は狙っていた記録がある。愛知CC東山コースのアマチュアコースレコードだ。現在の記録は2021年8月に達成された65ストローク、9アンダーだ。今日は1番から3連続バーディに始まり、前半は昨日と同じ6アンダーだった。そして、昨日伸ばし切れなかった後半も10番でバーディを奪い、通算7アンダーとした。だが、11番で取れそうなのを外し、13番パー3でバンカーから2メートルに寄せたが決められずにボギーとした。「あのあたりは苦しかったです。14番と15番でバーディが取れたけど、17番はパー、最後の18番は雨だったからかあまり飛ばなくて、85ヤード残った3打目がピンの奥2メートルについて、あれは決めたかったです」。あと1打でコースレコードタイだったと思うと、本人ばかりでなくグリーンサイドで見守っていた者たちにとっても惜しい限りだった。だが、松山選手は「まだ明日一日あります。もう一度狙って行きたい!」。ナショナルチーム2年目、茉生くんの目はすでに明日に向かっていた。
3位
5アンダーは3イーグル、3バーディ、4ボギー!!
清本貴秀選手(養老CC・代々木高3年) 214=75、70、69(34、35)

通算3アンダーの5位タイからスタートした清本選手は5アンダーをマークしたが、その中身が凄まじかった。3イーグル、3バーディ、4ボギー。なんとイーグルが3つ。一つ目は3番で62ヤードの3打目を58度でショットインした。2つ目は10番で1.5メートルに2オンし沈めた。3つ目は14番でピン6メートル手前に乗せ、決めた。「3つのイーグルは初めてです。2つでもないのに、びっくり。今日はアイアンショットがうまく抜けてくれて、距離も方向も良かった。ドライバーも安定していました」と振り返った清本選手は筋トレの成果か、上腕の仕上がりが素晴らしい。どちらかというと小柄な方だが、今や飛距離はキャリーで290ヤードだとか。
★4アンダーをマークした3選手
2位
松井諒哉選手(CGA) 210=71、69、70(36、34)

首位でスタートした松井選手は、2番パー4で3パットのボギーを打ったが続く3番パー5でバウンスバック。その後は9番のバーディで折り返す。後半は10番、12番、16番とバーディを重ねて通算12アンダーまで伸ばした。そして、17番でボギー、最後の18番でピンの左下2メートルにつけてバーディフィニッシュ。通算12アンダーは首位と4打差となったものの3日間と通して素晴らしい内容を続けている。「今日は前半に流れがこなかった。後半は少し良くなってきたかなという感じです。ショットもパットもそんなに悪くないんだけど、茉生くんがもっと良かった」と松井選手。明日に向けては「8アンダーを出せるのを見ましたから、狙いはそこかな」。
4位
矢野仁貴選手(CGA・東北福祉大2年) 215=73、72、70(36、34)

ディフェンディングチャンピオンの矢野選手が毎日のアンダーパーを積み重ねて最終日の最終組に滑り込んできた。3日目の今日は、5バーディ、1ボギーの4アンダーだったが、ロングホールのバーディは9番と10番だけ、残りの3つはパー4だった。「ドライバーもアイアンショットも良くないです。ゴルフの調子が悪いって感じなんですよね。思ったところに打てていない、しっくり来ないんですが、毎日少しずつ良くはなっているかな。パッティングがもう少し入ってくれたらスコアになると思うので、明日は思い切って行きます。10アンダーを大きな目標に」。昨年の中部アマでも最終日の最後に大逆転をした矢野選手だけに、静かな口調の中にも明日への秘めた想いが伝わってきた。また、矢野選手は昨年の日本アマで8位入賞を果たしていてシード権を持っている。
9位
岡田健太郎選手(CRC三重白山・福井工大福井高2年) 219=75、74、70(37、33)

2日目を終えて通算1オーバー、17位タイでアウトからスタートした岡田選手は3日目にようやくアンダーパーをマーク。前半に1イーグル、2ボギーのイーブンで折り返し、後半に4バーディを奪取した。「イーグルは9番で手前2メートルが入りました。後半のバーディは1メートルから4メートルほどでした。今日は全ホールでパーオンできました。ショットが良かったのと、グリーンセンターを狙って行こうという戦略がうまくできたことが良かったです」。三重県から福井工大福井高に進学した岡田選手は春から2年生。寮生活にも慣れ、体もひと回り大きくなった。明日は、初の日本アマ出場を目指して、もう一度アンダーパーを狙う。
★予選通過のシニア世代
57歳、大健闘
山村憲人選手(ライオンズGC) 235=77、78、80(37、43)

55歳以上のシニア世代で、今回の中部アマチュアに参戦したのは6人。そのうち、予選ラウンドを通過し、決勝ラウンドに進んだのは山村選手ただ一人だ。「今年は中部シニアの予選が4月に行われると決まっていたので、年明けから練習を始めました。いつもは冬はあまり熱心にはしていないんですが、そのおかげで、早くから感覚も良くなっていて、中部アマの予選も通過でき、本戦も決勝まで進めました。昨日まで70台で回れていたので今日も出したかったですが、朝の雨で球も転がらなくて80になっちゃいました。明日は70台を目指します!!」。7月に58歳になる山村選手はCGAハンディキャップ委員会コースレート部会の副部会長も務めるなど多忙な毎日を送っている。「毎日試合の後は自分の会社に戻って仕事をしていますよ。でも、今日はその前に、初動負荷トレーニングのジムに寄って、体をほぐしてきます(笑)」。シニア世代はもちろん、ミッド世代の選手たちにとって体力も勝負のうち、いよいよ明日は最後の4日目です!!
<会場フォト>






























