中部アマチュア本戦 第1日成績表、競技速報を掲載しました。

2022.05.24

2022年度(第54回)中部アマチュアゴルフ選手権競技

開催日/2022年5月24日(火)~27日(金)

会場/三好カントリー倶楽部(西コース)

 

第1日成績表(PDF)

(リンク先ページに移動したら、下方へスクロールしてください)
第2日組合せ表(すでに発表済)はこちらのページに掲載しています。

 

 

第54回中部アマチュアゴルフ選手権競技
2022年5月24日(火)
会場/三好カントリー倶楽部(西コース) 7335yd Par72
参加人数/118名(うち欠場4名)
天候/1R 晴れ

 

3アンダー69の首位に

清水大翔選手(中部学連)と湯原光選手(岐阜国際CC)の2人。

 

中部でナンバーワンのアマチュアは誰か。2022年度の中部アマチュアゴルフ選手権競技が、愛知県の難関コース、三好カントリー倶楽部・西コースで始まり、第1日目が終了した。

 

 

朝から青空が広がった三好CCの西コース、グリーンコンディションはスティンプ10.0、コンパクション23.5に設定され、「ラフからのショットが止まらない」「難しい」とそれでなくても距離のあるタフなコースに手を焼いたようだった。

 

スコアは思うほどに伸びず、首位に立ったのは、3アンダー69で、中部学院大2年の清水大翔選手(中部学連)と、この春東北福祉大に進学した湯原光選手(岐阜国際CC)の2人。1打差の70に東北福祉大を卒業したばかりの八太大和選手(津CC)が続き、アンダーパーはこの3人のみ。上位選手はいずれも大学生か高校生ばかりである、そんな中で、社会人選手も頑張っており、42歳の榊原吉規選手(知多CC)と44歳の大橋元選手(中仙道GC)が76ストロークで23位タイ、44歳の青本一道選手(富士C可児C)が78ストロークで40位タイに入った。

 

ちなみに、今大会出場者は、愛知、岐阜、三重、北陸の各会場での厳しい予選を突破してきている。参加選手の内訳は、50歳代が11人、40歳代が21人、30歳代が5人、23歳が2人、22歳以下の大学生世代が54人、高校生が22人、中学生が3人である。最年長は59歳の児島達之選手(春日井CC)と水野徳之選手(東濃CC)の2人、最年少は中学1年の13歳、岡田健太郎選手(CRC三重白山)だ。

 

明日の第2ラウンドは7時30分からティーオフする。2日間の予選を終え、上位80位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。

 

<インタビュー>

 

首位は3アンダー69

 

コースレコードタイの6アンダーまで伸ばすも最後に失速
清水大翔選手(中部学連)  69=38、31


 
大翔と書いてタイガと読む、清水選手が首位発進した。インからスタートして、10番、12番、14番、16番、17番をバーディとすると、折り返して2番でもバーディを奪い、なんと6アンダーまで伸ばした。このスコアは三好CC・西コースのアマチュアコースレコードと同じで、残りのホールを考えると記録が破られる可能性ありとあって、情報をキャッチした関係者たちはざわついた。というのも、このコースレコード保持者が、今大会の競技委員長であり、三好CCの常務理事を務める泉憲一さんで、なんと1976年5月3日に達成している。実に46年ぶりの快挙か、と皆をドキドキさせた清水選手だったが、簡単にいかないのがゴルフというスポーツ。清水選手は7番(525yd、パー5)で第1打を右にOBとし、ダブルボギーを叩いた。さらに続く8番(230yd、パー3)でもバンカーの目玉からのリカバリーがうまくいかず’ボギーとして、3アンダーでのホールアウトとなった。
「今日は特に何が良かった、ということでもないのですが、出だしの10番で5メートルのバーディパットが決まって、いい流れができた気がします。もともとパットが得意ですが、今日は距離感やタッチがあってた。練習場でも心配なショットだったから、このスコアは不思議というか、良かったです。明日もがんばります!!」
富山県出身で高校は新潟県の開志国際高から中部学院大へ、この春から2年。

 

あの16番でホールインワンを達成
湯原光選手(岐阜国際CC) 69=38、31


 
名古屋市西陵高をこの春卒業し、東北福祉大に進学した湯原選手も首位発進だ。湯原選手はアウトからのスタートだった。4番と8番でボギーを打ち、2オーバーで折り返すと、後半は11番で2メートル、12番で3メートル、14番で1.5メートルのバーディパットを沈め、1アンダーとした。そして極め付けは、三好名物の16番ショートホール(195yd、パー3)でのホールインワン達成だ。ヤマハの6番アイアンで放ったショットはグリーンに乗ってコロコロと転がりカップイン。「小学校の時は何度もしていたけど、バックティーになってからは初めてです。小学校以来ってことかな」と湯原選手。同組の選手たちも「いいものみた」と一緒に喜んでくれた。ちなみにボールはスリクソンXVの1番だった。
「前半のボギーは仕方ないかなと思えるものだった。耐えの2オーバーだったんですが、後半にショットが良くなってきて、近目につきました。チャンスのホールに入れた、という感じです」と振り返った湯原選手は、中学高校と長らくCGA強化指定選手としてトレーニングを積んできた。昨年の中部アマでは最終組で戦い、2位だった。今年はリベンジなるか。

 

3位
2バーディ、ノーボギーの安定感
八太大和選手(津CC)  70=34、36

1打差の3位に入った2アンダーの八太選手は、インからスタートして、前半を全てパーとすると、後半は4番でバンカーから20ヤードほどをチップインバーディ、続く5番では左から8メートルのパットが決まりバーディ、と2バーディを奪取した。「前半に1ピンくらいのチャンスはあったけど、難しい位置からだったりで入りませんでしたね。それでも、今日は朝から集中できたので、流れが良くなって、後半にご褒美が来たのかな」。八太選手は三重県から東北福祉大に進学して、この3月に卒業したばかり。大学時代は東北アマに出場していたので、中部は5年ぶりの出場となる。「まだ、日本アマに行けていないので、今年の目標は出場権獲得です」。

 

<会場フォトギャラリー>