[2011]中部アンダーハンディキャップ≪本戦/記事≫

2011.11.04

gosei
第13回 中部アンダーハンディキャップゴルフ競技
開催日/平成23年11月4日(金)
会 場/岐阜関カントリー倶楽部(西コース)
距離 男子Aクラス・・・6613Y PAR72
女子Aクラス・・・5780Y PAR72
男子Bクラス・・・6613Y PAR72
女子Bクラス・・・5780Y PAR72
参加人数
男子Aクラス・・・71名  女子Aクラス・・・27名
男子Bクラス・・・33名  女子Bクラス・・・14名
天候/晴れ

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男子Aクラス・・・button_report_result
女子Aクラス・・・button_report_result
男子Bクラス・・・button_report_result
女子Bクラス・・・button_report_result


 

ゴルフ日和の一日、全国大会出場権を目指して、男女4クラスでの戦い

 
 
th_IMG_7672JGAハンディキャップを取得しているゴルファーなら、誰でも参加できる中部アンダーハンディキャップゴルフ競技。第13回を迎える今年は、快晴の岐阜関カントリー倶楽部・西コースで開催されました。

愛知、岐阜、三重、北陸の各地区予選通過者と、岐阜県、三重県、石川県、富山県の各主催アンダーハンディキャップ競技優勝者が参加し、男子、女子ともにA,Bクラスに分かれて競われました。

各地区予選会参加者は、

男子Aクラス183名(愛知地区54名、岐阜地区40名、三重地区37名、北陸地区52名)

男子Bクラス113名(愛知地区23名、岐阜地区54名、三重地区25名、北陸地区11名)

女子Aクラス73名(愛知地区23名、岐阜地区19名、三重地区15名、北陸地区16名)

女子Bクラス41名(愛知地区10名、岐阜地区8名、三重地区19名、北陸地区4名)

と、昨年を若干上回る加人数でした。

今日の西コースのコンディションは、刈高4.3mm、スティンプメーター10.0フィート。競技に慣れていない選手たちからは、「早い、固い」というとまどいの声も聞こえたほど、仕上がり良いコースで皆それぞれにゴルフを満喫したようでした。
競技の結果、男子は1位から5位まで、女子は1位から3位まで、また、男女ともにベストグロスの表彰が行われました。

なお、各クラスともに上位4名に、JGA杯Jsysゴルフ選手権(11月30日兵庫県・宝塚ゴルフ倶楽部新コースにて開催)の出場権が与えられました。

各クラスの入賞者
男子Aクラス

dansi A

優勝 松岡慶選手(岐阜国際) N68.1 H6.9 G75
2位 林繁之選手(朱鷺の台) N68.6 H10.4 G79
3位 青山勤選手(富士可児) N69.4 H10.6 G80
4位 中居貴司選手(ライオンズ) N69.8 H8.2 G78
5位 太田聡選手(ローモンド) N70,1 H11,9 G82
 

※写真は、左から、中居、林、松岡、青山、太田の各選手

女子Aクラス

zyosi A

優勝 尾花恵美子選手(石川県協) N68.2 H9.8 G78
2位 岩尾明子選手(フォーレスト福井) N72.2 H8.8 G81
3位 谷川麻実子選手(名古屋港) N73.1 H9.8 G82
 
※写真は、左から、岩尾、尾花、谷川、景山(4位)の各選手
男子Bクラス

dansi B

優勝 坂井三喜選手(美濃白川) N62.5 H22.5 G85
2位 鈴木紀行選手(名古屋グリーン) N63.0 H14.0 G77
3位 加藤一成選手(名古屋港) N67.6 H20.4 G88
4位 木下敦士選手(金沢G) N68.6 H13.4 G82
5位 松元秀樹選手(ジャック・ニクラウス) N68.6 H13.4 G82
(4位と5位はマッチングスコア方式で決定)

※写真は、左から、木下、鈴木、坂井、加藤、松元の各選手

 
 
女子Bクラス

zyosi B

優勝 磯賀稔子選手(石川県協) N68.6 H19.4 G88
2位 矢野裕子選手(鈴峰) N71.0 H22.0 G93
3位 高橋恭子選手(ライオンズ) N72.8 H39.2 G112
※写真は、左から、日比野(4位)、矢野、磯賀、高橋の各選手
 
ベストスコアは男子の部は2人に
松岡慶選手(岐阜国際) 75=38、37
西口道明選手(富士可児) 75=39、36
 
ベストグロス 女子の部
吉川美香選手(松坂) 76=39、37
 
 
 
男子Aクラス 優勝 松岡慶選手(岐阜国際)

初参加で優勝、ベストスコアにも輝いた松田選手。4バーディを奪取するも5ボギー1ダブルボギーをたたき75でホールアウトした。JGAのハンディキャップは6.9だが、倶楽部ハンディは最近9になり、シングルプレーヤーの仲間入りをしたところだという。岐阜県庁観光課に勤める公務員の38歳。上海支庁に勤務になったときに、向こうでハンディキャップをもらったのがきっかけとなり、ゴルフを本格的に練習し始めた。公式戦競技は今年から出場する、競技ルーキーである。「いつか国体に出てみたい」という目標に向かって、土日の練習を欠かさない。

 

 

 

女子Aクラス 優勝 尾花恵美子選手(石川県協)

インからのスタートで連続ボギー。13番H(328Y、パー4)でバーディをとり、少し落ち着いた。前半を38で終えて、後半に入ったが、3番Hから4連続ボギーとしてしまい、「心が折れました」と尾花選手。石川県アンダーハンディキャップ競技で優勝し、今回初出場で栄冠を手にした。「練習ラウンドではOBもあったりで89たたきましたから、今日の出来は満足です。アプローチを手前から、パターはしっかり、と言い聞かせて回ったのがよかったみたい」。

 

 

 

男子Bクラス 優勝 坂井三喜選手(美濃白川)

「今日はパターがよかった。天気もあたたかくて・・・。今年77歳の喜寿なんで、メモリアルデーになりました」と、坂井選手はとてもうれしそう。ゴルフ歴は24年。競技にも参加しているが、今年の9月に葵CCで開催された中部グランドシニアに出場したときに、アテストで名前を書き忘れた。「あの時もアンダーハンディの部で優勝スコアだったけど、失格でしたからね。いい勉強になりました。もちろん、今日はちゃんと見直しましたよ」。

 

 

 

女子Bクラス 優勝 磯賀稔子選手(石川県協)

11月2日に65歳になったばかり。本来なら「ダブルのおめでとう」のはずだが、「よかったのかどうか」と涙の磯賀選手。というのも、彼女は昨年の7月に、長男を41歳で亡くし、それまで続けていたゴルフをぱったりとやめた。「看護師の自分がどうして息子の病気に気づけなかったか」と自責の念にかられる母に、次男が「母さん、ゴルフをもう一度やったらどう」と強く押してくれたのだとか。元気にならなきゃと、無理無理、練習を再スタート。そして石川県で優勝して、中部本戦へとなった。「昨日も出てくるときにお墓にお参りしてきました。今から帰って、報告してきます」。

 

 

 

菊が見事に咲き揃い

岐阜関カントリー倶楽部の玄関とマスター室の前に、見事な菊が咲き揃っている。地元の有志が毎年、手間ひまかけて仕上げた作品を倶楽部で展示。来場者たちの目を楽しませてくれています。

 

 

<会場フォト>
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