中部オープン 第1日成績表、記事 掲載しました

2021.07.13

2021年度(第50回)中部オープンゴルフ選手権競技

 

開催日/2021年7月13日(火)~15日(木)

会場/名古屋ゴルフ倶楽部和合コース

 

第1日成績表(7/14訂正)

 

第2日組み合わせ表(午前7時30分スタート)第1日スコア入り

 

[予告]

※中部オープン最終日(7/15) インターネット配信のご案内

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第50回中部オープンゴルフ選手権競技
2021年7月13日(火)〜15日(木)
会場/名古屋ゴルフ倶楽部和合コース
距離/6557yd Par70
参加人数/120名(アマ26名、プロ94名)(うち欠場アマ1名)
天候/第1日 晴れ

 

6アンダー64で、3選手が飛び出す
大西魁斗(フリー)、森本雄(フリー)、山田裕一(KSP)

中部ゴルフ連盟創立50周年の今年、記念すべき第50回中部オープンゴルフ選手権競技が、昨年のコロナ禍での中止を経て、2年ぶりに開催された。会場となったのは、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで、中部地区で最も歴史のある名門コースとして名高く、男子ツアーの中日クラウンズを毎年開催しているコースとしても知られている。

 

久しぶりに快晴となった和合コースだったが、昨日に激しい豪雨に襲われ、練習グリーンに水が溜まるなどかなりの被害を受けた関係で、コース整備への配慮から、初日のスタートは7時30分から8時に変更された。朝から強烈な日差しが降り注いだコースは気温もぐぐんぐん上昇、9時過ぎにはスタートテントの温度計は33.7℃になっていた。

 

プロはレギュラーツアーシード選手や中部プロゴルフ会月例の上位選手、2会場で行われた中部オープン予選上位者、アマチュアは先日行われた中部アマチュアの上位30人に出場資格が与えられ、合計120人の選手が、難攻不落と呼ばれる和合コースに挑んだ。

 

前半を終え、飛び出したのが大西魁斗プロ(フリー)と山田裕一プロ(KSP)でともに5アンダー。1打差4アンダーで三島泰哉プロ(滋賀CC)が続いた。芝は綺麗に生え揃い、美しい緑に整えられた和合コースは、連日の雨の影響もあって、グリーンは止まりやすくなっていたようだ。ただ、小さく、お椀型のグリーンにしっかりと止めるには技術とマネジメントが必要である。ショット、パットともに噛み合った選手が上位につけてきた。

 

第1日の結果、首位は、後半もスコアをまとめた大西プロと山田プロが6アンダーでホールアウト、さらにもう1人、森本雄プロ(フリー)もアウトインともに3アンダーでまとめ6アンダーの首位に並んだ。2打差の4位タイに、北國譲斗志プロ(中森かいてき薬局)と谷岡達弥プロ(CRC白山ヴィレッジ)の2人が続いている。69ストロークまでのアンダーパーは22人、イーブンパー70は16人と、明日の第2ラウンドは熾烈な争いになりそうだ。

 

アマチュアのトップは、1アンダー69で服部雅也選手(中部学連)だ。また、2019年度ディフェンディングチャンピオンの石渡和輝プロ(SHUUEI)は4オーバー83位タイと出遅れた。
明日は、7時30分からティーオフ。18ホールを終えて、上位80位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進出する。

 

<インタビュー>
◆首位タイは6アンダー64
「暑かったあ〜〜。
大西魁斗選手(フリー) 64=34、30

インからのスタートで、10番、12番、14番、15番、16番と5バーディ、ノーボギーで折り返すと、アウトでは4番、7番、8番と3バーディ、3番、6番を2ボギーでフィニッシュした。「とにかく、暑かったです。今年はまだ暑さ慣れしていないこともありますけどね。和合は初めてです。今日は、前半はよく寄って入りました。後半はミスショットもあってボギーがでました」と振り返った。
現在、22歳の大西選手は、名古屋市名東区の小学4年生の時、母親と共にアメリカへ。米フロリダのIMGスクールからサザンカリフォルニア大学に進学。大学ゴルフ部ではレギュラーメンバーで活躍した。大学を卒業し、今年春に日本に戻ってプロ宣言。すでにレギュラーツアーやABEMAツアーに参戦している。
キャリーで290ヤードの飛距離を生かし、初の中部オープン、初の和合でどれだけ伸ばせるか。残り2日間が楽しみである。

 

「5位以内入賞は絶対にしたい!!」
森本雄選手(フリー) 64=32、32

1番、2番を連続バーディとして気分良くスタートした森本選手。3番で3メートルのパーパットを外しボギーとするも、6番で第2打の125ヤードを9番アイアンで直接カップインしイーグル。「あそこの茶店で工藤さんにドリンクを買ってもらったり、同組が知っている人ばかりで楽しく回れました」。後半は、10番から3連続バーディで勢いに乗ったが、13番からはパーセーブ。「和合のインは難しいので、落とさなかったことを考えたらよかった。最近はグリーン上がダメだったけど、今日はミスパットがなくできました。円錐角膜という目の病気があるので今日はパターを赤白のに変えてきたのが良かったかも」。
森本選手はこれまでの中部オープンで、優勝こそないが、2位をはじめ5位以内に入賞が何回かあり、日本オープンにも何度も出場してきた。それが今回は特に5位入賞を是が非でも取りたいのだという。というのも、兵庫県で行われた日本オープン予選会で、7番Hの途中で雨中断となり来週月曜日に再度試合があるのだ。「それに行かないで済むにはここで取らないと!」強烈なモチベーションは、結果を引き連れてくれるかもしれない。まずは初日、いいスタートになった。

 

実に9バーディを奪取
山田裕一選手(KSP) 64=30、34
「今日はドライバーが悪かったんだけど、ショートアイアンがうまくついてくれました」。最終組でホールアウトしてきた山田選手は、なんと、1番、5番、6番、8番、9番、11番、12番、15番、16番と9バーディを奪取。マイナスとなったのは、14番のミドルホールで第1打を左にOBし、暫定球も15番の方に行ってしまい、トリプルボギーにしたことのみ。「春のクラウンズの時と違って、グリーンが柔らかいから、今日はみんなスコアを出してくるだろうなと思ってました。ティーショットは曲がってばかりでラフが多かった割にはよかったですね。明日もこの調子でいきたい」。

 

◆4位タイ 4アンダー 66

 

「集中してプレーできた」
北國譲斗志プロ(中森かいてき薬局) 66=33、33

4バーディ、ノーボギーの初日だった。「ショットは良くなかったけど、アプローチがうまくいきました。13番では右のバンカーからの2打目が9メートルオーバーしちゃったけど入ったし、最後の18番でもピン奥1.5メートルの下りフックラインのパーパットが入ったことがよかったです。ボギーゼロは嬉しい。今日は集中できました。集中しすぎて、すごく疲れました」。今回、コースメモが売り切れで買うことができなかったという北國選手、「完成で回りました」と笑った。高2でプロ宣言、高3でプロテスト合格、今年で3年目の19歳。

 

谷岡達弥プロ(CRC白山ヴィレッジ) 66=33、33

アウトからスタートして、前半を3バーディ1ボギーで折り返すと、後半は10番、11番を連続バーディで4アンダーに伸ばした谷岡プロだったが、14番でボギー、そして17番でバーディを奪った。2011年大会(岐阜関CCで開催)の覇者が2度目の勝利に向け、好発進した。

 

◆6位タイ 3アンダー67

 

三島泰哉プロ(滋賀CC)

 

大内智文プロ(レイクグリーンGC)

 

アマチュアトップ
服部雅也選手(中部学連・中部学院大学4年)

 

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最終日7月15日(木)は、午前11時ごろから競技終了までの予定で、CBCテレビ様によるインターネットライブ配信が行なわれますので是非下記よりご覧下さい。

地元アスリート全力応援サイト!!『High FIVE!!WEB』

https://hicbc.com/sports/highfiveweb/

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<会場フォトギャラリー>