[2011]中部シニア≪本戦第1日/記事≫

2011.07.13

第45回 中部シニアゴルフ選手権競技
開催日/平成23年7月13・14日(水・木)
会 場/春日井カントリークラブ
距 離/6617Y PAR72
参加人数/167名
天 候/晴

第1日スタート表

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第1日成績表

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萩選手(三重)が頭ひとつリード。

70台が94名の大混戦

中部で一番歴史のある中部シニアは、梅雨明けした夏晴れの愛知県・春日井カントリークラブで第1日目が始まりました。夏独特の重くて、止まるグリーンに戸惑う選手もいましたが全員のスコアは拮抗して70台が94名。明日の決勝へは、80ストロークまでの106名が出場します。
トップの萩選手は、昨年この大会で優勝した矢田義孝選手(三重)の倶楽部での後輩。このまま走れば三重カンツリーが2連覇となります。
昨年、日本シニアで優勝した稲垣智久選手(岡崎)も、現在2位タイで競技の焦点です。1日目の成績では誰が明日飛び出してくるか、予測が難しい横一線のレースです。シニア55歳ルーキー佐々木清士選手(グランディ浜名湖)も十分に優勝が狙える好位置につけています。
この大会から上位17名が日本シニアゴルフ選手権の出場資格が与えられますが、明日の決勝をパープレーで上がれば、かなりの選手に出場の可能性があり、暑さとの戦いの中でも緊張感のある好プレーが随所で繰り広げられることでしょう。
思わぬ番狂わせとなった春日井修選手(ニューキャピタル)。腰痛を押しての出場は痛々しい限りでした。

なお日本シニアは、11月9~11日(水~金)熊本県・熊本空港カントリークラブで行われます。

廣瀬1
<インタビュー>

CGA11シニア7.13萩萩 篤選手(三重) 1位 70=34、36
「今日は上出来です。ダブルボギーがなかったのがよかったですよ」とにこやかに語った萩選手。スタート直後の1番H,2番Hを連続ボギーとするも、続く3番から3連続バーディを奪取、7番Hでもバーディを奪って34で折り返した。「2ピンくらいの長いパットが決まりました。強めに打ったのが入りました」。中部シニアは3度目の出場の57歳。昨年覇者の矢田選手と同じ三重CCの所属である。

CGA11シニア7.13matsumoto松本英司選手(加茂) 2位タイ 71=35、36
4バーディ3ボギーの1アンダーでホールアウトした松本選手は「アイアンはまずまず、でも、パターが全くダメでした。1メートルがことごとく入らず、でしたわ。練習しないし、ラウンドも少ないし、しょうがないね」とパッティングの悪さをなげいた。ベテランの60歳。

CGA11シニア7.13inagaki稲垣智久選手(岡崎) 2位タイ 71=34、37
前半に2バーディ、後半に1ダブルボギー。稲垣選手も1メートルのパッティングがなかなか決まらず、バーディの量産ができなかった。昨年の日本シニア優勝者の稲垣選手だが、それだけにプレッシャーもあったのか「いつもなら試合の前日はぐっすり眠れるのに、昨夜はなぜか眠れなくて、2時頃からずっとウトウトしてたよ」。ティーショットの飛距離は今年も好調のようで、18番H(406Y、Par4)では第2打は150Yだったとか。明日はもちろん、優勝を狙う。58歳。

72ストローク 4位タイの選手たち

CGA11シニア7.13宮本
宮本考敏選手(さなげ) 72=37、35
「ショットはよくなかったけど、アプローチがよかったから助かった。日本シニアにはまだ行ったことがないので、行ってみたいですね」中部シニアは2回目の出場

CGA11シニア7.13小山
小山正行選手(ライオンズ) 72=37,35
「ぼちぼち、まあまあ、ですよ」

CGA11シニア7.13佐々木
佐々木清士選手(グランディ浜名湖) 72=33、39
シニアルーキーで出場の55歳。「前半はパターが冴えて4バーディだったけど、後半で詰まってしまいました」。


CGA11シニア7.13泉
泉 章選手(笹戸) 72=34、38
「最後に長いのが入ってバーディが取れたんで、なんとかイーブンになりました」。


CGA11シニア7.13kobayashi
小林利治選手(豊田) 72=38、34
日本シニア優勝経験を持つ実力ある小林選手も好位置で明日を迎える。「17人に入れるよう、がんばります」。