中部シニア本戦 速報記事、インタビュー、会場フォト

2026.07.03

2026年度(第59回)中部シニアゴルフ選手権競技 本戦
2026年7月3日(金)
会場/南山カントリークラブ 6566yd、Par72
参加人数/134名(うち欠場2名)
天候/晴れ

 

1日競技に変更された中部シニア。

木田正彦選手がプレーオフを制す。

 中部アマ・中部ミッドアマに続く中部シニア。

 CGA主催競技3冠を達成。

 

 
第59回中部シニアゴルフ選手権競技が終了した。昨日の2日が第1ラウンドの予定だったが、大雨の影響及びコースコンディションの悪化の為、第1ラウンドが中止となり、今日3日の18ホールストロークプレーに競技規定が変更された。1日勝負となった今日は、朝から陽射しが注ぐ晴天に恵まれた。久しぶりの陽射しはありがたかったが、気温は30度を超える夏日となり、選手たちにとっては熱中症にも気をつける状況だった。スタート時には塩飴が用意されていた。

 

朝7時30分のティーオフで順調に進行した決勝ラウンド。コースコンディションはスティンプ10.2、コンパクション22に設定された。

 

競技は、木田正彦選手(名張CC)横山浩康選手(ローモンドCC)が1アンダー71ストロークで並び、2人によるプレーオフが行われた。プレーオフは1番と9番の繰り返しとされた。その1ホール目の1番(393ヤード、パー4)。横山選手が先にティーショットを放ったが、その球は大きく左に曲がり、カード道左のラフへ。続く木田選手の第1打は左サイドのラフだった。横山選手の第2打はグリーンを狙うことはできず、右サイドへ、さらにそこからピン手前3メートルに3オンした。一方の木田選手は第2打がピン左5メートルほどのラフに止まっていた。「ウエッジにするかパターにするか悩んだ」という木田選手だったがパターを選択、その1打は見事にカップインしたのだった。鮮やかなバーディで決着。横山選手は「パットさせてもらえなかったよ」と笑いながら木田選手に握手を求めた。全国に名の知れる中部のシニアの星とも言える2人の勝負は、あっけなく終わった。この勝利により、木田選手は、中部アマ、中部ミッドアマ、そして中部シニアの3冠を達成したことになった。
 

 
◆成績(入賞)
 
優勝 木田正彦(名張CC)    71=35、36
2位 横山浩康(ローモンドCC) 71=34、37
3位 大羽伸治(新城CC)    72=36、36
3位 三浦宗樹(豊田CC)    72=36、36
5位 橋本勝仁(加賀セントラルGC) 73=41、32
5位 藤井克也(レイクグリーンGC) 73=37、36
5位 木村洋(グレイスヒルズCC)  73=37、36
5位 久保貴司(名松GC)      73=35、38

 

 

★75ストロークまでの14人が日本シニアの出場権を獲得

 

 
熾烈な地区予選を通過してきた実力ある132人だけに、スコアは混戦模様だった。そして、今日の競技の結果、シード選手1人を除く、75ストロークまでの14人が日本シニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。タイが生じたためマッチングスコアカードにより決定された。
第47回日本シニアゴルフ選手権競技は10月28日(水)〜30日(金)に滋賀県のザ・カントリークラブで開催される。

 

★17番ホールで、ホールインワン達成者


 

山村憲人選手(ライオンズGC)が17番ホール(162ヤード、パー3)でホールインワンを達成した。使用クラブは5U、ボールはスリクソンZスターXV。山村選手には会場の南山カントリークラブから記念品が贈られた。

 

 

<インタビュー> 

 

優勝
「これで中部の3つのタイトルが取れた。嬉しいです!!」
木田正彦選手(名張CC) 71=35、36

 

 
アウトからスタート。前半を2バーディ1ボギーの1アンダーで回った。後半の14番でバーディを奪った時点で2アンダーとして首位に立ったのも束の間、16番のボギーで1アンダー、首位タイになった。最終18番でピンの手前10メートルに2オンした木田選手だったが、バーディパットはピンに当たって奥にこぼれてしまい、1アンダーでホールアウト。後続の横山選手を待ってのプレーオフとなった。「今日はボールは散らなかったけどパットが全く入らなかった。唯一入ったのがプレーオフの5メートルでした。自分でもびっくりしました。スライスラインをショートだけはしないようにと打ったのが入ってよかったですわ」とニコニコ。大阪在住だが、名張CCのメンバーとしてCGA競技で活躍している木田選手も今年で62歳。脊椎狭窄賞を発症していて、昨年まで競技に出られない時期もあった。今も治療を続けながらの競技生活である。1992年の第25回中部アマ優勝(愛知CCで開催)、2019年の第19回中部ミッドアマ優勝(伊勢CCで開催)、名張CCの中部インタークラブ優勝の立役者にもなった。そして、ついに手にした中部シニア、悲願のCGA主催競技の個人3冠を達成した。「中部シニアは2位は何回もあったけど、優勝に届かなかった。本当に嬉しいです」目を細めた木田選手だった。

 
 

2位
横山浩康選手(ローモンドCC) 71=34、37

 

 
プレーオフは2度目という横山選手だったが、くじ引きで最初のティーオフとなり、その1打が左へ。「今日はショットは悪くなかったけどね、初めてのチーピンが出たよ。仕方ないね」と苦笑いだった。本編では、アウトからスタートし、3番と5番でバーディを奪い2アンダーで折り返した。後半1バーディ、2ボギーで1アンダーにして最終18番を迎えた。ピン手前8メートルに2オン、木田選手とほぼ同じラインだった。だが、横山選手のバーディパットは段を上ったところで止まってしまった。残り1メートルほどを残したがしっかりと沈めてのプレーオフ突入だった。「入らない1日だったねえ」と横山選手、試合後は仕事があり、大急ぎでハウスを後にした。木田選手同様にシニアの星的存在の60歳。今年はパブリック協会(PGS)主催の日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権(コートベール徳島GCで開催)で優勝している。

 
 

3位
大羽伸治選手(新城CC) 72=36、36

 

 
インからスタートした。10番から2連続ボギーの後、12番、14番でバーディ、15番ボギー、16番、17番を連続バーディ、18番ボギーと前半は出入りの激しい内容だった。「ティーショットがひどかった。14番の谷越えで右行ったんですが、土手の上に止まっていて、そこから1.5メートルにつけてのバーディが取れた。あれが大きかったです。ティーショットも真ん中に行くようになりました」と大羽選手。後半は2バーディ、1ボギーの1アンダーで9番を迎えたがティーショットは右へ。10番の方から戻ってくるという3オン2パットのボギーでホールアウトし、イーブンパーフィニッシュだった。「今日は1日しかないので思い切って行こうとスタートしました。試合で6バーディも取れたのは初めてです」。ゴルフ歴は30年という55歳。中部ミッドアマも出場してきたが、日本はシニアになった昨年初めて出場。今回で2年連続の出場権を得た。

 
 

3位
三浦宗樹選手(豊田CC) 72=36、36

 

 
シニアルーキーの55歳が3位に入った。アウトからスタートした三浦選手は、13番までオールパーを続けると、14番パー5でこの日初めてのバーディを奪取。2メートル弱のパッティングだった。アプローチは2回だけというからほぼパーオンした。「今日は変なプレッシャーがかかっていました。ルーキーで、地区予選の時も周りからも通るよねって言われたりして、ほんとギリギリで通過したんですが、ミスできないっていうか・・・。徐々に落ち着いて楽しくできて良かったです」。

 
 

5位
橋本勝仁選手(加賀セントラルGC) 73=41、32

 

 
インからスタートし、最初の10番(パー4)で10メートル以上の長いバーディパットが決まった。「それで勢いに乗ったのか、11番、13番、14番でもバーディが取れました。」と振り返った橋本選手。実はこの時て4アンダーの首位に立っていたのだ。さらに橋本選手は16番パー5もバーディで5アンダーになる。しかし、続く17番で池に入れてボギーとした。後半は1番でバーディが取れたが、その後はパーセーブと2ボギーに終わった。「ちょっと集中力が足りなくなっちゃいましたね」と笑った橋本選手だが、前日の大雨の中、スタートが早いため会場に来ていた。そして、中止が決定した後、天気が回復してきたため、午後から友人と愛岐CCでラウンドしてきたそうだ。ゴルフを始めて20年くらいという56歳。小・中・高・大学と野球を続けてきたことで体幹や体力はバッチリ。日本スポーツマスターズの福井県代表。中部シニアは2度目の出場で昨年は1打足りずに日本に行けなかった。初の日本シニアが楽しみである。

 
 

5位
藤井克也選手(レイクグリーンGC) 73=37、36

 

 
「可もなく不可もなく、の1日でしたが、16番でイーグルが取れたのが良かった」と藤井選手。アウトからスタートし、15番までに3オーバーだった藤井選手は「パー5だし、なんとかバーディを取って2つにしよう」と16番を迎えた。残り210ヤード、ラフからの第2打をスライスがかかればと5Uで打ち抜いたところピンの横1.5メートルにナイスオン。見事なイーグルで入賞にこぎつけた。「これまで6年連続で中部シニアに出ていますが、日本は初めてです。念願が叶いました!」60歳。

 
 

5位
木村洋選手(グレイスヒルズCC) 73=37、36


 
ディフェンディングチャンピオンの木村選手は、「連覇したかったですが、できませんでした。あまりにも調子が悪かったですね」と話し始めた。アウトスタートで、前半1ボギー、後半は1バーディ、1ボギーだった。「1日勝負だから、大ミスしたら終わりだし、我慢して回りました。そうやってパーセーブを続けるのって結構むつかしいですね」。59歳、日本シニアは4回目の出場となる。

 

5位
久保貴司選手(名松GC) 73=35、38

56歳

 

 

<会場フォト>