中部シニアオープン本戦 1R成績表、2R組合せ表、速報記事掲載

2022.11.17

2022年度中部シニアオープンゴルフ選手権競技本戦

開催日/2022年11月17日(木)、18日(金)

会場/富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場(志野コース)

 

[第1日成績表]

総合の部 成績表(PDF)

 

アマチュア60歳以上の部 成績表(PDF)

 

アマチュア50歳代の部 成績表(PDF)

 

プロ60歳以上の部 成績表(PDF)

 

[第2日組合せ表]

第2日 組合せ表(PDF)

 

 

第21回中部シニアオープンゴルフ選手権競技
2022年11月17日(木)
会場/富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場(志野コース) 6767yd、Par72
参加人数/131名(うち欠場4名)
天候/第1日 曇り時々晴れ

 

初日首位は3アンダー、

桑原克典プロ(ミズノ)と矢澤直樹プロ(ドリームショットゴルフクラブ)の2選手。

 

第21回中部シニアオープンゴルフ選手権競技は、今年も岐阜県の富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場(志野コース)を会場に、第1日が終了した。

 

朝、7時30分のスタート時は5度と冷え込んだ志野コースだったが、徐々に気温も上昇、日差しが当たる場所では暖かさを感じることができた。半袖でプレーする選手もいたほどだ。

 

プロ64人(うち60歳以上の部22人)、アマ63人(50歳代の部35人、50歳以上の部28人)が出場した今年の大会。グリーンコンディションはスティンプ10.5、コンパクション23と発表された。
順調に進んだ初日。首位に立ったのは、3アンダー69の桑原克典プロ(ミズノ)矢澤直樹プロ(ドリームショットゴルフクラブ)の2選手だ。
1打差の70に、中村龍明プロ(菰野ジャック・ニクラウス)、杉山直也プロ(メナード)、奥雅次プロ(ETGA愛知)の3選手、さらに山田又吉プロ(白山すぎのこ温泉)が1アンダー71で続いている。不思議なことに、この上位6選手は皆、インからスタートしている。難しい上がりのホールが続くインコースを先に回ることが良かったのだろうか。

 

アマチュアの首位は、1オーバー73でシニアルーキーの関淳悟選手(ローモンドCC)、55歳の土本肇選手(いわむらCC)でともに50歳代の部。1打差の74に、67歳の森下眞一選手(明智GC)と60歳の土岐明彦選手(富士C可児C)が並んでいる。

 

また、4番H(159yd、パー3)で藤井定純プロ(ブレインゴルフ・株)がホールインワンを達成した。

 

そして、天候にも恵まれたこともあってか、明日の決勝ラウンドへのカットラインは、80ストロークと厳しくなった。明日のティーオフは7時30分。予選通過の80選手が頂点を目指す。

 

<インタビュー>

 

1位タイ
朝の練習でパターをピンタイプに変えたのが奏功
桑原克典選手(ミズノ) 69=33、36

インからスタートし、前半を2バーディ、2ボギーのイーブンで折り返すと、後半は4番(159yd、パー3)で4メートル、7番(172yd、パー3)で4メートル、8番(499yd、パー5)で2メートルのバーディパットを沈めた。「前半の17番でドライバーを使ったら池に入ってしまった。気づかなかった。でも、次の18番で手前からの4メートルのパーパットを入れられたのが後半に繋がりましたね」と笑顔で振り返った桑原プロ。実は、この2ヶ月近くパッティングに悩んでいたのだという。「こんなに長い期間、入らない状態が続くのは初めて。それで、今朝は、いつものマレット型と以前のブレードのピン型の両方で練習して、いい感じだったピンの方を使いました。4年ぶりに変えたんですが、結果はよかった」。明日はどのパターでVを狙うのだろうか。
今年もシニアツアーシードとして参戦中の桑原選手は53歳。中部シニアオープンは初出場である。来週はツアー最終戦(九州・指宿で開催)を控えている。現在ランキング27位。

 

1位タイ
「パットが入ってくれて助かりました」
矢澤直樹選手(ドリームショットゴルフクラブ) 69=34、35

昨年の大会ではプレーオフで勝利を掴み損ねた矢澤選手が、4バーディ、1ボギーで首位発進した。「今日はパットがよかった。3パットなし。ダメなのはドライバーだったけど、グリーンを外したのは2回だけで、スコアになった。でも、このまま明日をうまく行く気がしないからね、これからショットの練習してから帰ります」とコインを3枚手にして、練習場に向かった。

 

3位タイ
中村龍明選手(菰野ジャック・ニクラウス) 70=33、37

4バーディ、2ボギーのうち、3バーディは上がりの6番、7番、8番を連続で取った。「同組の矢澤選手が良かったので、ついていった感じ。前半はよくなかったけど、最後の3連続は、難しい富士可児のグリーンで、今までで一番よかった」。

 

3位タイ
杉山直也選手(メナード)  70=35、35

前半は出だしの10番で10メートルを沈めバーディ。後半は3番で80センチを外してボギーとしたが、5番と7番でバーディを奪取した。「ショットは悪くないですね。パッティングが入らない。もう少し、入ったらいいんだけど・・・」と杉山選手。

 

3位タイ
奥雅次選手(ETGA愛知) 70=34、36

5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーだった。「ダブルボギーは16番でOBでした。クリークで刻もうとしたのに、左に行っちゃいました。残念だったけど、8番で右OBかと思ったのが出てきたし、そういうもんですね。バーディは長いのは7メートル、あとはうまくつきました。グリーンはよく仕上がっていましたね」。(写真、右が奥選手、左はアマの土本選手)

 

50歳代の部 1位タイ
土本肇選手(いわむらCC)  73=36、37

奥選手と同組でプレーした土本選手は、アマチュア首位の73をマークした。4バーディ、5ボギーの内容に、「出入りがすごくて、波に乗れなかったです。やはり、ラフからはうまく乗っていかないしね」と少し残念そうな土本選手。先週開催された中部日本ゴルフマスターズで25歳以上の部優勝の55歳。

 

6位
山田又吉選手(白山すぎのこ温泉) 71=33、38

4バーディ、3ボギーだった。「内容はバタバタですよ。今、スイング改造中で、まだ試合の実践ではうまくいかないんですよね」と山田選手。「まだまだ完成していないけど、伸びしろがあるんだと思ってる」と笑った。

 

◆アマチュアの部◆

 

50歳代の部 1位タイ
関淳悟選手(ローモンドCC) 73=36、37

4番、6番、8番、12番と4バーディを奪取した。「フェアウェイに3回しかいかないし、暴れる内容でしたが、なんとかホールアウトしました。パットがよかったですかね」。50歳のルーキー、関選手は初参加でベストアマを狙う。

 

60歳以上の部 1位タイ
森下眞一選手(明智GC) 74=38、36

「今日はめっちゃパットが入りました」と振り返った森下選手。インからのスタートで、出だしの10番で10メートル、11番で5メートルと連続バーディがきた。さらに14番では8メートル、後半も1番でバーディがきた。4バーディ、6ボギーの内容に、「パットに助けられました。久しぶりにいいゴルフができて嬉しいです」。

 

60歳以上の部 1位タイ
土岐明彦選手(富士C可児C) 74=34、40

「前半のアウトで、2アンダーだったので、今日はどうなってるんだろうと思ったら、やっぱり後半になったら、パットが入らず、3パットを2回もしちゃいました」。60歳。

 

ホールインワン達成
藤井定純プロ(ブレインゴルフ・株)


4番H(159yd、パー3)でエースを達成した藤井プロだが、実は先に打った尾崎智勇プロ(HOMEX)があわやホールインワンのナイスショット。「尾崎プロにあやかります!」と言った言葉が本物になったというわけだ。記念に撮った写真がこれだ。マジェスティゴルフの7番アイアン、球はタイトリストのプロV1。2度目のエースとのこと。53歳。

 

<会場フォト>