中部ジュニア本戦 2R成績表、速報記事を掲載しました

2022.07.27

2022年度(第47回)中部ジュニアゴルフ選手権競技

開催日/2022年7月26日(火)・27日(水)

会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)

[第2日成績表]

高校 男子15歳~17歳の部(PDF)

 

高校 女子15歳~17歳の部(PDF)

 

中学 男子12歳~14歳の部(PDF)

 

中学 女子12歳~14歳の部(PDF)

 

 

 

第47回中部ジニアゴルフ選手権競技
2022年7月26日(火)・27日(水)
会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
距離と参加人数/
男子15歳〜17歳の部  7010yd Par72、44名
女子15歳〜17歳の部  6340yd Par72、30名
男子12歳〜14歳の部  7010yd Par72、29名
女子12歳〜14歳の部  6340yd Par72、19名
天候/1R 晴れ時々曇り、2R 曇り時々雨のち晴れ

 

15歳〜17歳の部:男子は新井龍紀選手(中部大第一高3年)が5打差をつけ2連覇。
女子は、入谷響選手(中京高2年)が3打差V。ともに通算5アンダー。

12歳〜14歳の部:男子は松山茉生選手、
女子は、中山凛花選手(ともに、名古屋市立守山北中2年)がそれぞれ優勝。

 

 

中部ジュニアゴルフ選手権競技の決勝ラウンドは、昨夜からの激しい雨の影響が朝まで残ったことで、コースコンディションを整えるため、スタートを30分遅らせることとした。7時30分にアウト、インからティーオフした選手たちは、前日を上回るプレーを目指し、18ホールを駆け抜けた。

今日の天候は雨が降ったかと思うと青空が広がり、また雨が降るという、実にめまぐるしく変化した。風も徐々に強くなってきた。そんな不安定な天候の中で、最初の組がホールアウトしてきたのは12時半ごろだった。最初に、女子12歳〜14歳の部の勝者が決まり、表彰式が行われた。今大会は、コロナ感染症予防の観点から、表彰式は、各部門ごとに行われた。

 

◆男子15歳〜17歳の部◆

(インからスタート)


左から、松山選手、新井選手、鳥居選手、山口選手
優勝
2位に5打差をつけ、堂々の2連覇を達成
新井龍紀選手(中部大第一高3年) 139=71、68(34、34)

4バーディ、ノーボギーだった。「これといっていいところも悪いところもなかった。上りのパットが残るようにできたので、それもいいスコアにつながったと思います」と静かな口調で話す新井選手。どこか照れくさそうな雰囲気なのだが、昨日宣言した連覇を、あっさりとやってのけた。今年は愛知県ジュニアでも優勝している。そして、次の日本ジュニアについて、「優勝を狙って頑張ります!!」と強い言葉が返ってきた。

 

2位
松山怜生選手(福井工大福井高2年)  144=71、73(38、35)

前半を2バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は2ボギーだった。「今日もドライバーを使わなかったのですが、使わなくて良かった。というのも、フェアウェイキープが全くできなくて、OBもありました。パットもワンピン以内をいっぱい外してしまったし、それでも耐えられたかなと思います。日本ジュニアに向けて、もっと練習して、レベルアップして臨みます!!」

 

3位
山口大騎選手(中部大第一高2年)  146=72、74(37、37)

「ショットが悪くて、近くにはつかなかったけど、パットでカバーできたので、ボギーを少なくできました」と振り返った山口選手は、今回が3度目の中部ジュニア。日本ジュニアへは初めての出場となる。

 

3位
鳥居大揮選手(ルネサンス豊田高3年) 146=70、76(39、37)

首位でスタートした鳥居選手は、出だし10番のボギーをはじめ5ボギー、1バーディと思うようなプレーができなかった。日本ジュニアでは持ち前の力を発揮して欲しいもの。

 

◆女子15歳〜17歳の部◆

(アウトからスタート)


左から、山本選手、入谷選手、清本選手
優勝
通算5アンダーで、2位以下を突き放し初V
入谷響選手(中京高2年) 139=70、69(34、35)

2日間ともに4バーディ。今日は、昨日ボギーを打った16番で15ヤードをチップインバーディとするなど前半に3つ、後半に1つのバーディを奪った。「後半に順位を意識したら緊張してきたんですが、16番でチップインがきたんで良かった。その後の、17番、18番もパーで終えられました。ホントは18番はパー5なのでバーディが取りたかったとは思いますけどね」と入谷選手。飛距離270ヤードは女子選手として大きな武器である。去年の日本ジュニアでは39位タイに沈んだ。今年は上位をしっかりと見据えて挑んでいく。

 

2位
山本瑠奈選手(津田学園高3年)  142=72、70(35、35)

5バーディ、3ボギーの2アンダーでフィニッシュし、2位タイ入賞を果たした山本選手。「今日はパットが良く入りました」とニコニコしたが、スタート前は「大丈夫かなあ」と自信なさげな雰囲気だったのだ。最終組のいい緊張感の中で、ナイスプレーができた開放感がニコニコに現れていた。津田学園高からは山本選手ともう一人、稲葉千乃選手が中部ジュニアに出場していたが、2人揃って日本ジュニア出場権を手にした。

 

2位
清本美波選手(誉高2年)  142=69、73(37、36)

「朝からとても緊張していて、ペースがつかめないままでした」と清本選手は、順位を意識し過ぎてしまったことを敗因に挙げた。前半5番にボギーが先行し、すぐに7番でバーディで戻すも8番でまたボギーとした。それでも、後半はオールパーでスコアをまとめ、2位入賞となった。

 

◆男子12歳〜14歳の部◆

(アウトからスタート)


左から、申選手、松山選手、岡田選手
優勝
松山茉生選手(名古屋市立守山北中2年) 146=71、75(38、37)

初優勝を飾った松山選手だが、今日のプレーは昨日ほどは良くなかった。3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの内容に「15番のパー3でロストボールになってダブルボギーでした。ショットが悪くて、縦距離が合わなかった。パッティングでしのいだ1日でした」と思ったようなゴルフができなかったようだ。「今回は優勝するつもりで出場して、本当に優勝できて、嬉しいです。ホントは高校中学合わせて一番いいスコアになりたかったけど・・・。日本ジュニアでも優勝目指して行きたいです!!」。

 

2位
申東宙選手(桜丘中(愛知)3年) 148=75、73(36、37)

「今日は前半が良かった。後半のインコースは、フェード打ちの僕にとって、スコアメイクがしにくいホールが続いているんですが、手前からアプローチで寄せてパーをとれました。去年は46叩いたので、進歩してます!!」と自身の上達を素直に喜んだ。

 

3位
岡田健太郎選手(津市立西郊中1年)  149=74、75(40、35)

首位と3打差で、最終組スタートとなった中学1年の岡田選手は、ハーフチェックの時に40とちょっぴり残念そうに報告。しかし、後半に巻き返し、2位タイに入った。「前半は2番でバーディを取った後に5ボギー、全部ダメでこれでは(日本へ)行けないかなあって心配になりました。後半で10番もボギーにしたけどまだ8ホールあるって気持ちを切り替えました。11番でバーディ取れて、16番ではチップインバーディでした」。

 

 

◆女子12歳〜14歳の部◆

(インからスタート)


左から、水田選手、中山選手、信藤選手
優勝
中山凛花選手(名古屋市立守山北中2年) 150=79、71(34、37)

3バーディ、2ボギーだった。「今日はショットが良くて、ティーショットでラフにいったのが3回だけでした。昨日は守りすぎて番手を下げて打ったことで、手前のバンカーにつかまってボギーになったので、今日はそうしないで回ったことがうまくいったと思います」。昨年は愛知県予選を通ることができなかった中山選手。初めての中部ジュニアで見事に優勝を飾った。

 

2位
水田結依選手(小牧市立北里中3年)  152=75、77(40、37)

「マネジメントをしっかりしたことと、パッティングとアプローチで粘れたと思う。でも、ラスト4ホールで3オーバーしてしまったことが残念でした。実は、中部女子アマの時に思うようにいかなくて、そこから練習をさらに増やしてきました。試合の前も後もいろいろアドバイスをくれたり、毎日の練習に付き合ってくれる父に恩返しがしたかった。よかったです!!」

 

2位
信藤希選手(津市朝陽中2年)  152=75、77(39、38)

「スタートして2連続ボギーにしてしまい、イタイなあって思ったんですが、そこから耐えるゴルフができました。後半の1番でバーディが取れました。今日はドライバーが安定していて、ショットやアプローチもまずまずで70台をキープできてうれしい」と振り返った。信藤選手は昨年の2日目にスコアを崩し、仲良しの中で自分だけが日本ジュニアを逃した。「すごく悔しい思いをしたので、今年は絶対に日本へ行くと練習量を増やして頑張りました。目標がかなって嬉しいです」。