中部ジュニア本戦・1R成績表/2R組合せ表 記事 掲載

2017.07.25

平成29年度(第43回)中部ジュニアゴルフ選手権競技本戦 第1日各部成績表を掲載しました。
女子15-17歳の部、女子12-14歳の部成績表について、リンクデータを更新しました。(正しく表示しない場合はページを再読み込みしてください)
第2日組み合わせならびにスタート時刻表を掲載しました。

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平成29年度(第43回)中部ジュニアゴルフ選手権競技

開催日/平成29年7月25日(火)・26日(水)

会場/東名古屋カントリークラブ(西コース)
天候/曇りのち雨

【第1日成績表】

男子15歳~17歳の部

男子12歳~14歳の部

女子15歳~17歳の部

女子12歳~14歳の部

第2日組み合わせ並びにスタート時刻表

初日首位は、各部門とも、初の日本ジュニア出場を狙うニューフェイス

DSCN6059

中部ジュニアの第1日目が終了した。会場は、中部ジュニアの第1回から開催されている東名古屋アントリークラブだが、今回は西コースを使用。キャディ付きのラウンドである。選手たちはキャディにアドバイスを求めることができる。ジュニア競技での熱中症対策として、一昨年から行われているが、これまではバッグの運搬だけを行う係であったのが変更となった。

東海地方の梅雨明け宣言も終わっているが、今朝は朝から雨がちで、時折強く、午後からは雨が降り続いたが、気温は高くムシムシ状態であった。

DSCN6096降ったり止んだり。午後1時に突然の大雨。遠くで雷も聞こえ、関係者をヒヤヒヤさせた。

競技は、男女とも15歳~17歳の部が先に上がり、その後12歳~14歳の部が続いた。
男子15歳~17歳の部、女子15歳~17歳の部、男子12歳~14歳の部、女子12歳~14歳の部、すべての部門で、首位に立ったのは、これまで日本ジュニアの経験のないニューフェイスばかり。去年からの1年間で練習を積み、力をつけてきた成果が発揮できて、どの選手もニコニコと嬉しそうだった。
明日の決勝ラウンドでは、そんなニューフェイスを追いかけ、日本ジュニアへの出場権をめぐる戦いが繰り広げられることになる。
明日のスタートは、男女とも12歳~14歳の部がインアウトから7時10分にティーオフする。

廣瀬1<インタビュー>

<男子15歳~17歳の部>
首位は2アンダー70で4人、続いて1アンダー71に2人、さらにイーブンパー72に5人と大混戦となっている。日本ジュニアには16人の枠があるが、初日の16位は73ストローク。明日の決勝の行方やいかに。今年の中部アマ優勝の青山晃大選手(西陵高3年)は75ストローク24位タイからのスタートとなる。

首位タイに4人

吉川翔都選手(福井工大福井高1)70=34、36
DSCN6097「今日はティーショットとパッティングが良かった。全体に安定してできたと思う」と4バーディ2ボギーの内容を振り返った。小4からゴルフを始めた福井県生まれの吉川選手は、中学から福井中に進学。中3の去年、日本ジュニア枠には入れなかったが、全国中学生には出場した。「日本ジュニアに行きたい」強い意志を持って、明日の決勝を迎える。

伊藤夏樹選手(ルネサンス豊田高3年) 70=36、34
DSCN6105「前半パットが決まったけど、後半は入らなかった。3バーディでした」と伊藤選手。インからのスタートで、12番Hでチップインバーディがきて、波に乗ったようだ。中3の時、中部ジュニアに優勝し、日本ジュニアに行ったが、高校生になって、まだ一度も行っていない。

田中伸乃輔選手(福井工大福井高3年) 70=36、34
DSCN61205バーディを奪ったが、8番Hで第2打を木に当てダブルボギー、16番Hでもボギーを叩いた。「ショットが良かった。パーオンが多かった割には、バーディパットは決まらずでしたが・・」。田中選手は小学校から活躍していて、日本ジュニアにも中学1年から連続5年出場している。

伊藤刻矢選手(三重高3年)  70=34、37
DSCN61225バーディ3ボギー。圧巻は、14番Hからの3連続バーディだった。「今日はショットが良かった。前半はパターがダメだったけど、後半になってちょっとずつ良くなっていきました。3連続が来て、17番Hも1ピンくらいでしたが入らず、残念でした」。

5位タイ
田中翔選手(ルネサンス豊田高1年) 71=34、37
DSCN6103「ドライバーが良くて、OBなしでした。4バーディ取れたけど、後半の16番Hで雨が強くなってきて、集中力が切れてしまい、16Hと17Hでボギーを叩いてしまった」。三重県鈴鹿市でゴルフを学び、この春から通信制のルネサンスを選んだ。「福田孔思くんと一緒にスクーリング行ってます」とニコニコ顔で教えてくれた。

杉浦悠太選手(福井工大福井高1年) 71=34、37
DSCN6112「調子はいいと思うんだけど、後半にミスしちゃいました」と苦笑いの杉浦選手。5バーディ4ボギーだった。今年度は、CGA強化指定選手に選ばれている。

<女子15歳〜17歳の部>

兼松選手と仲村選手の二人が首位に並んだ。兼松選手は、今年の日本女子アマに出場市予選突破で健闘するなど伸び盛り。仲村選手は、中学生になってゴルフを始め、めきめき上達している。ともにフレッシュなパワーで、明日の決勝に臨む。今年の中部女子アマ優勝の千葉華選手(ルネサンス豊田高3年)は力を出しきれず80ストローク16位タイ。

首位タイ
兼松亜衣選手(誉高2年) 72=36、36
DSCN6123試合後、パッティングの練習をしていた兼松選手は、自分が首位だと聞いて驚いた。「びっくりです。今日は4バーディ4ボギー。ショットは良くなかったけど、アプローチとパッティングが良かった。パーオンできなくて、手前からのアプローチがうまく行きました」。今年の中部女子アマで4位入賞、日本女子アマでも活躍し、腕前も急上昇している兼松選手だが、「去年の中部ジュニアは最下位だったんです」。それを聞いて、今度はこちらが驚いた。おっとりした印象だが、ウチに秘めたものはアツイ。明日の兼松選手に期待!

仲村杏純選手(愛知啓成高3年) 72=36、36
DSCN61172バーディ2ボギーで終えた初日に、「ショットが良かった。14ホールをパーオンできたことが大きい」と振り返った仲村選手だが、なんと、競技に初めて出たのは中学3年生の時。しかも、ゴルフを始めたのが、実に中学生になってからだと言う。「おとうさんについて練習場に行ったのが菊花絵」なのだとか。中部ジュニアには去年に続き2回目の出場。「ゴルフ暦は短いけど、頑張ってますよ」と愛知啓成高ゴルフ部の先生も太鼓判

<男子12歳〜14歳の部>

今大会の全部門中、ただ一人60台をマークしたのが、中部ジュニア本戦に初出場したと言う清水選手だ。この部門には、昨年の日本ジュニアで2位タイでシード権を持つ竹内優騎選手(天神中3年)と金子駆大選手(南光中3年)がおり、それぞれ74ストローク3位タイと77ストローク9位タイ。

首位
清水大翔選手(早月中3年) 69=32、37
DSCN61375バーディ2ボギーで69をマーク。「ショットが良かった。それにつきます」と清水選手。69は、自己ベストタイで、昨年の北陸ジュニアでマークして以来。中部ジュニアは、昨年一昨年と、北陸予選で通過できず、今回が初めての本戦出場である。富山県の滑川市在住。(写真右が、清水選手。左は、同組の岩井悠真選手)

2位
中嶋大造選手(福井工大福井中3年) 72=37、35
DSCN6139「4バーディでした。ドライバーが安定していて、フェアウェイキープできました。ショートパットを外しているので勿体無かったかな」と丁寧な口調でしっかりと話した中嶋選手。今年の中部アマでは、最年少出場の中3の一人だった。「日本ジュニア出場が目標なので、明日は頑張ります!!」。

<女子12歳〜14歳の部>

力のある選手が多くひしめくこの部門で、中学1年生がトップに立った。全体にスコアが伸びず、70台はわずか4人だった。昨年度の日本ジュニアで優勝した長谷川せら選手(稲羽中3年)は80ストロークで5位タイ。今年の全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権優勝の神谷そら選手(土岐津中2年)は77ストローク4位。

首位
藤井美羽選手(千種台中1年) 74=37、37
DSCN6133この春、中学1年生になったばかりの藤井選手が2位に2打差をつけての首位発進となった。「バーディは一つでした。6番Hで2メートルくらいが入りました」ちょっぴり恥ずかしそうに振り返った藤井選手だが、昨年の中部小学生では3位入賞を果たしている。「アプローチで寄せてパーを取っていくことがうまくできました。距離があるので、なかなか乗っていかないんです」。中1らしい初々しさで、明日は、強豪のお姉さんたちを相手に最終杭を戦う。