[2011]中部ミッドアマチュア≪本戦第２日/記事≫ : 中部ゴルフ連盟

[2011]中部ミッドアマチュア≪本戦第２日/記事≫

2011.10.19

第１回　中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技（第２日）
開催日／平成２３年１０月１８、１９日（火・水）
会　場／愛知カンツリー倶楽部
距離／７１３５Ｙ　ＰＡＲ７４
参加人数／１３２名
天候／晴
第２日
第２日

初代チャンピンは飯田選手。５打差をつけて圧勝！

第1回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技が終了しました。第１ラウンドで１アンダー、３位タイと好位置につけ、第２ラウンドを４アンダーと順調にスコアを伸ばした飯田耕正選手（ジャパンクラシック）が、通算５アンダーで初代チャンピオンに輝きました。
勝因で「後半の13番Ｈのバーディが大きかった」と振り返るように、前半に接戦のなか首位に立ち、後半に13番で勢いをつけ、以後に２位との差を徐々に広げる展開でした。結果的には２位と５打差の圧勝。
同選手権は30歳以上の男子アマチュアを対象とする、記念すべき第１回開催でした。アマチュア競技としてプロを目指す若い学生の活躍が目立つ状況下、広くアマチュア競技者の育成や振興を目的とします。ＣＧＡ関係者は「中部ゴルフ界にとって、ミッドアマの位置づけは重要。その点から、第1回が盛大に開催できたことは意義深い」に感慨深げに語りました。
第１回の参加選手は中部各地区予選を勝ち抜いてきた１３２名。上位17名は11月16日（水）～18日（金）、岡山県の鬼ノ城ゴルフ場で開催される日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技の出場権を獲得しました。

＜インタビュー＞
８バーディに満足するも、ボギーの数に「まだまだ」
飯田耕正選手（ジャパンクラシック）　１４３＝７３、７０（３４、３６）
首位と１打差でスタートした飯田選手は１番H（４７８Y、PAR5)でバーディを決めて首位に並ぶと、２番Hはピン手前１メートル、３番Hは手前４メートル、４番ショートHは左カラーから６メートルを次々に沈め、出だし４連続バーディで通算５アンダー。５番H(４５４Y、PAR4)でパーパットをカップにけられボギーとするも、続く６番Hをバーディで取り返した。９番H（５０６Y、PAR5)では昨日と同様にティーショットを池に入れてしまい、ボギーだったが、首位で前半を折り返した。後半に入り、１２番Hでボギーをたたいた時点で、通算３アンダーの首位、１打差で福岡（逸）選手と斎藤選手、２打差に新美選手が続いていた。混戦になるかと関係者が見守るなか、飯田選手は１３番Hから鮮やかに３連続バーディを奪取して、通算６アンダーで独走状態に。１７番Hでボギーをたたいたが、終わってみれば、２位と５打差の圧勝であった。
IIDA3nin 「今日はバーディを８つとれたのは満足、でも、今日と昨日とあわせて７つのボギーは多すぎましたね。それに、９番H、１０番Hでバーディが取れなかったことも。チャンスをきっちりものにするようにならなければ・・・」とCGA主催競技での久々の優勝を素直に喜ぶ一方で、反省も忘れなかった。
来月の日本ミッドアマに向け、「ショット全般のコントロールをよくしていきたい」と飯田選手。２００４年のルーキー優勝以来の栄冠を、今年こそ手にしてほしいものです。

１０位タイからジャンプアップ
堀信義選手（片山津）２位　１４８＝７６、７２（３６、３６）
前半４番Hをバーディとして通算１オーバー、後半に入り、１０番Hでバーディを決めて通算イーブンパー。上位グループに名前が挙がり、スコアチェックが入るようになって「だんだんと意識してしまった」という堀選手。１２番Hでダブルボギーをたたいてしまったが、踏ん張って１５番H、１６番Hでバーディを奪い、今日を２アンダー、通算イーブンパーで、２位入賞を果たした。「今日はいい感じで回れました」と笑顔の堀選手。日本ミッドアマは毎年出かけているが、２０位前後で終わっている。「そろそろ上位にいきたいですね」。