中部ミッドアマチュア本戦 第1日成績表、第2日組合せ表、速報記事を掲載

2022.10.20

2022年度(第11回)中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技 本戦

 

開催日/2022年10月20日(木)・21日(金)

会場/能登カントリークラブ(日本海・はまなすコース)

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組合せ表(PDF)

 

 

第11回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2022年10月20日(木)
会場/能登カントリークラブ(日本海・はまなすコース) 7117yd、Par72
参加人数/119名(うち欠場3名)
天候/1R 晴れ

 

高速グリーンに、厳しいピンポジション。

首位は76ストロークで3人、

大山碩済選手(ライオンズGC)、前川裕太郎選手(フォーレスト福井GC)、臼井達也選手(三好CC)


天高く晴れ渡った石川県の能登カントリークラブで、今年の中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技第1日が終了した。

 

松林にセパレートされた18ホール。キラキラと輝く日本海も望める。朝のうちは風も穏やかで、プレーには心地よい限りだったが、選手たちを悩ませたのは、グリーンだった。速く仕上げられたグリーンに、ピンポジションも難しく、3パットや4パットも出てしまうような状況に、ハーフを終えた選手たちは「グリーンが難しい」の渋い顔ばかりだった。

 

そして、ホールアウトが始まると、やはりスコアは伸びなかった。首位に立ったのは76ストロークで、60歳の大山碩済選手(ライオンズGC)、32歳の前川裕太郎選手(フォーレスト福井GC)、51歳の臼井達也選手(三好CC)の3人。1打差の77ストロークに源野智紀選手(朱鷺の台CC)、廣瀬淳一選手(中部国際GC)、吉田達功選手(名四CC)、原田英明選手(南山CC)の4人が続いている。

 

スコアメイクが難しかった初日とはいえ、さすがに熾烈な地区予選をくぐり抜けてきた選手たちである。
明日の決勝ラウンドには85ストロークまでの85人が進出する。
スコアは76ストロークから85ストロークまでにギュッと凝縮されている。明日の決勝ラウンドは、大混戦が予想される。優勝は誰になるのか、日本ミッドアマチュアの出場枠のカットラインは幾つになるのか。注目のティーオフは、朝7時30分から。

 

 

<選手インタビュー>

★1位は3人

 

大山碩済選手(ライオンズGC) 76=38、38

今大会出場中、上から4番目の年齢の60歳、大山選手が首位スタートを切った。「インから出て、前半に2つ、後半に2つのボギーでした。今日はアプローチが良くて、お先パーも4つほどあった。ドライバーやショットは枠の中におとなしく打っていけたのがよかったと思う」と、久しぶりの首位発進に嬉しそう。2週間後には61歳になるという大山選手だが、飛距離は260ヤードで同組の選手たちとそんなに変わらなかったとか。
以前は競技でバリバリ活躍していた大山選手は、5年前に肺気腫と気管支喘息を患ったことで競技から離れた。「もうそっちはよくなってきたんだけど、今年3月に、今度は坐骨神経痛になって、またもゴルフが上手くいかなくなっちゃって、いろいろあるね。でも、今日はすごくよかった。1日だけでも嬉しいね」。

 

前川裕太郎選手(フォーレスト福井GC) 76=37、39

「ショットは良くないけど、耐えることができた。パットが助けてくれました」と振り返った。グリーンが難しかったという選手が多かった中、パットが良かった前川選手は、毎晩パッティングの練習を欠かさず行っているという。しかも、3年前に結婚した奥様の祐美さんが球を置く手伝いをしてくれるのだとか。「だから、今日のスコアも妻のおかげです」とニコニコ。ジュニア時代からゴルフをしている前川選手は、大学卒業後はゴルフに真剣に向き合っていなかったが、1年前に福井に仕事の関係で来て、予選に参加、今大会が中部での初競技になった。そんな競技復帰も祐美夫人から後押しされてのこと。32歳

 

臼井達也選手(三好CC) 76=37、39

インからのスタートで、3ボギーで折り返し、後半は2バーディ、3ボギーだった。「大きかったのは4番のパーでした。下からのワンピンのパットが入ったことで、次の5番では同じくらいのバーディパットが入りました。ピンの位置がどこでも、下につける作戦でしたが、なかなかその通りに打てなくて・・・。明日は風が強くなる予報だし、我慢のゴルフができたらいいなと思います」と臼井選手。先週の中部インタークラブ本戦でもチーム内で一番良いスコアをマークしており、今年は好調が続いているようだ。中部ミッドアマは久しぶりの参戦、初めての優勝、そして、初めての日本ミッドアマを明日は狙う。製薬会社に務める51歳。

 

★1打差77は4位タイ

 

源野智紀選手 (朱鷺の台CC)  77=39、38

アウトからスタートし、2バーディ、7ボギーだった。「知らないコースではないけれど、すごく速くなっていて驚きました。アウトから出て4番で6メートルくらいのバーディパットが入った後、5番から4連続ボギー、後半も12番、13番、16番もボギーでした。もう最後の18番はあしたのために頑張ろうと、上りのまっすぐの5メートルを入れてバーディが取れました。よく我慢できた1日でした」。中部ミッドアマでは、過去2位が最高位。そろそろ優勝が欲しい時。

 

廣瀬淳一選手(中部国際GC ) 77=36、41
「アウトからスタートし、前半は3バーディ、3ボギーのイーブンパーで折り返したものの、後半は5ボギーを叩いた。「練ランに4回来たんですが、一度も80を切れなかったので、今日はよかった。一生懸命に作った自作メモが役に立ちました。打ってはいけないところがわかっていたので、下からを徹底しました」。(写真右が廣瀬選手)

 

原田英明選手(南山CC )  77=38、39
57歳の原田選手も77でホールアウト。「フェアウェイは2回しかいかなかったけど、ショートでパーが取れたし、18番は下から1.5メートルが入ってバーディ取れたのが良かったですね」。原田選手も下から攻める作戦を徹底したという。(写真左が原田選手)

 

吉田達功選手(名四CC ) 77=38、39
 

<会場フォトギャラリー>