中部ミッドシニア本戦 1R成績表、2R組合せ表、速報記事 掲載しました

2022.09.01

2022年度(第28回)中部ミッドシニアゴルフ選手権競技 本戦

 

開催日/2022年9月1日(木)、2日(金)

会場/涼仙ゴルフ倶楽部

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組合せ表(PDF)

 

第28回中部ミッドシニアゴルフ選手権競技
2022年9月1日(木)
会場/涼仙ゴルフ倶楽部 6389yd、Par72
参加人数/116名(うち欠場7名)
天候/1R 曇り時々雨

 

65歳・山田真司選手(長良川CC)と

66歳・佐々木清士選手(グランディ浜名湖GC)が

パープレー72で首位タイ。

 

65歳(1957年生まれ)以上のミッドシニア世代が、厳しい地区予選を勝ち抜いて集結。中部ミッドシニアゴルフ選手権競技の第1日が、三重県の涼仙ゴルフ倶楽部で終了した。

 

このところの不安定な天候で、今日も朝から曇り空で蒸し暑く、湿度も70パーセントと、選手たちからは「蒸し風呂みたいだった」の声。そして、午後に入り、突然土砂降りになったかと思うと、雷雲が接近、午後1時7分に中断のサイレンが鳴らされた。コース内には10台のカートが残っている状況だったが、幸いにも中断は短く、競技再開は1時45分だった。

 

広々と美しいホールが続く涼仙GCにはOB杭はほとんどない。しかし、ホール間に立ち並ぶ林に入れてしまうと厄介なことになってしまう。要所要所に池やバンカーのハザードもあり、スコアは思ったほどには伸びなかった。

 

首位に立ったのは、65歳の山田真司選手(長良川CC)と66歳の佐々木清士選手(グランディ浜名湖GC)でともにパープレー72。1打差の73に、小原明人選手(岐阜稲口GC)、さらに1打差の74に榎島弘光選手(レイク浜松CC)をはじめ5人が続いた。

 

ちなみに今大会の出場選手116人のうち、ルーキーイヤーの1957年生まれは19人。一方、70歳(1952年生まれ)以上のグランド世代は実に44人、最年長は79歳の佐藤勝美選手(桑名CC)。グランドシニア世代がたくましく予選を突破しているのがわかる。

 

第1日の結果、84ストロークまでの83人が明日の決勝ラウンドに進出する。
明日は、午前8時からアウト、インのティーオフとなる。

 

<インタビュー>

 

●首位は72の2人

 

山田真司選手(長良川CC) 72=35、37


 
アウトからスタートした山田選手は、1番でいきなり3パットのボギー発進をしたが、その後はパーセーブ。そして8番(376ヤード、パー4)で150ヤードのセカンドを7番アイアンで放つと、ピン手前に落ちた球が突然消えた。イーグルを奪取したのだ。「見えましたが、奥に行っちゃったのかなとも思った。行ってみたら入ってました」と前半を1アンダーで折り返した。後半は、2つのボギーを打ってしまったが、最終18番(515ヤード、パー5)でピンの下2メートルからのバーディパットを沈め、イーブンとした。「今日はとにかく蒸し暑くて、途中でくたびれそうになりましたが、なんとかこらえた。かたいゴルフができたかなと思います」と嬉しそう。中部ミッドシニアは初出場の65歳。

 

佐々木清士選手(グランディ浜名湖GC)  72=39、33


 
インからスタートし、12番(161ヤード、パー3)で横からの10メートルを沈めてバーディ、16番(163ヤード、パー3)でワンピンをバーディ、そして、最終18番では10メートルの下りのラインを沈めて、前半を3バーディの33で折り返した。しかし、後半は思うように決まらず、5番(373ヤード、パー4)でバンカーの洗礼を受けダブルボギー、さらに8番では3パットのボギーとし、イーブンでのフィニッシュとなった。「前半からバーディ逃しのパーが続いて、グリーンのタッチが合わなかったですね。長いのが入ってくれたのはよかったですけどね。今日は蒸し暑かったですが、カートに乗れたし、まずまずの初日になった」。ミッドシニアは3年目の66歳だが、昨年は出場できなかった。2015年の日本シニア優勝の佐々木選手が狙うのはもちろん日本ミッドシニアだ。ただ本人は、「出たい試合がいろいろあって、すごく忙しい。来週は日本スポーツマスターズで岩手県に行きます」とニコニコ。話し終えると、さっそく明日に向けて、パッティングの練習へ急いだ。

 

3位
小原明人選手(岐阜稲口GC)  73=37、36

インからのスタートで、16番のショートで2メートル弱を沈めバーディ、後半は6番でカラーからの30ヤードをチップインバーディとし、全部で2つのバーデイを奪取。ボギーは3つだった。「同組の人たちと楽しく回れたのがよかった。ショットはまっすぐ飛んでたし、パーオンも多かったです」と穏やかな口調の小原選手は72歳。グランド世代だ。ところが話を聞いてみると、ゴルフ歴は40年ほどだが、対外競技に出るようになったのは、70歳になってからなのだとか。つまり、今年でまだ3年目。「それまでクラブ競技だけでしたが、みんなが誘ってくれるので、思い切って出ることにしました。最初は知らない人ばかりでしたが、今では仲間も増えて、一緒に楽しむことができています」と、遅いデビューの小原さんのゴルフ人生はまだまだこれから!!

 

●74の4位タイに5人

 

榎島弘光選手(レイク浜松CC)  74=38、36
「アウトの出だし1番でチーピンが出て池に落とし、モーニングダボでした」と振り返った榎島選手。ただ、その後は2バーディ、2ボギーでまとめた。68歳。

 

太田満夫選手(岐阜CC) 74=38、36
インからスタートし、1バーディ、1ボギーのイーブンパー。後半のアウトは、2バーディ、4ボギーと出入り激しく2オーバーとした。68歳。

 

中川喜雅選手(知多CC)  74=38、36

アウトからのスタートで、1番、2番を連続ボギー、その後を全てパーでフィニッシュした。「最初のボギーはどちらも1.5メートルくらいを外してしまいましたね。まあ、ラッキーパーもあったから。パーオンしたホールが多かったから、バーディパットをもう少し決めたかったなあ」。67歳。

 

玉野直樹選手(三好CC)  74=38、36

インからスタートし、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーだった。「前半はアイアンがよかったんですが、後半は風が出てきて、連続ボギーもありました。最近はパッティングも良くなってきているので、明日も頑張ります!」。ミッドシニア2年目の65歳だが、出場は初めて。

 

柴田雅好選手(豊田CC)  74=38、36

前半のインで2バーディ、2ボギー、後半は2バーディを奪うも2ダブルボギーをたたいた。「よかったのはショートホールのショットですね。同組の小川(竹男)選手と同じホールでバーディが取れました」。ミッドシニア3年目の67歳。(写真左が柴田選手、右は同組の小川選手)

 

<会場フォト>