中部女子アマチュア 1R 速報記事&会場フォト
2026.05.13
2026年度(第55回)中部女子アマチュアゴルフ選手権競技
2026年5月13日(水)・14日(木)・15日(金)
会場/呉羽カントリークラブ(立山コース) 6334yd Par71
参加人数/129名(うち欠場1名)
天候/1R 晴れ
小学6年の粥川愛莉選手(JGAジュニア会員)が
3アンダー68をマークして首位に立つ。
中部女子アマチュアゴルフ選手権競技が富山県の呉羽カントリークラブ・立山コースで始まった。朝から青空が広がり、風もない好天に恵まれたが、徐々に風が強くなり、午後には3mを越す強さとなった。
スティンプ10.5と発表された初日、どちらかというと小さめのグリーンには傾斜もあり、「打ちきれなかった」「下りは速かったので打てなくてショートさせてしまった」などパッティングを嘆いた選手も多かった。また、池が多く絡むインコースでは池絡みの処置で競技委員の出番も多かったようだ。
競技は順調に進み、午後3時ごろには全員がホールアウトした。最初のアンダーパーはアウト6組からスタートした中部大第一高2年の與那城萌花選手(JGAジュニア会員)で2アンダー69をマーク。同じく69ストロークにルネサンス豊田高3年の伊藤せあら選手(東名古屋CC)が首位に並んでいたが、インスタートの最後から2組前からスタートした粥川愛莉選手(JGAジュニア会員)が3アンダー68をマークして首位に躍り出た。粥川選手はなんと小学6年生(豊田市立伊保小)で、今年4月2日に開催された中部小学生女子の部で2位入賞したばかり。周りを驚かせたのはもちろんのこと、実は一番驚いていたのは本人だった。
首位と2打差の1アンダー70ストロークには、福井工大4年の稲葉千乃選手(GCツインフィールズ)と日大4年の山本瑠奈選手(スリーレイクスCC)の2人、さらにイーブンパー71ストロークには信藤希選手(JGAジュニア会員)、勝見莉衣選手(金沢CC)、水田結依選手(いわむCC)、田中珠蘭選手(明智GC)の4人が続いている。
今大会に出場の127人の内訳は、24歳以下の選手が125人と大多数でを占めていて、小学生が3人出場している。一方でミッド以上の年齢では40歳代と50歳代に1人ずつの2人のみと、今や中部女子アマチュアは若い世代の戦いと言えるのだろう。
<インタビュー>
1位
「チップイン3回もあってびっくり。怖いです!」
粥川愛莉選手(JGAジュニア会員・豊田市立伊保小6年) 68=36、32

小学6年生がリーダーボードの一番上になり、周囲をどよめかせた粥川選手だが、実は本人が一番驚いていた。「どうしよう、チップインが3つも取れちゃって。怖いくらいに入りました」と話し始めた粥川選手は、アウトからスタートして、6番d(401ヤード、パー4)で20ヤードほどのアプローチを直接カップインさせてバーディを奪うと、10番(151ヤード、パー3)では手前から15ヤードのアプローチが入り、さらに14番では18ヤードがチップインする。12番は1メートルにつけてのバーディも奪っていて、4バーディ、1ボギーという内容だった。「2打目が乗らないホールもあるのでアプローチが多くなるんだけれど、まさかチップインが続いた。チップインって運だと思うから明日からが怖いです」と怖いを連発。(でも、どうなんだろう、チップインは狙ってアプローチしているわけだから、運だけでは入らないと思うんだけどね。)
初めて出場した中部女子アマの目標は「最終日まで残りたい」だったが、思わぬ首位で目標はどう変わったのか。「今日はドライバーもアプローチも良くて、こんなにいいスコアが出ました。明日は1オーバーとかで回れたらいいなと思います。最終日に残りたい、という気持ちは同じです!!」。
2位
伊藤せあら選手(東名古屋CC)・ルネサンス豊田高3年) 69=35、34

インからスタートした伊藤選手は、2バーディ、ノーボギーでホールアウトした。バーディは5番パー4で2.5メートル、15番パー3で4メートルのパットが決まった。「今日はパット数が32なのでパーオンはしています。3メートルくらいのパットがもっと入っていたら良かったんだけど、9番と18番はどちらも2メートルのバーディパットを外してしまったのが惜しかった」と振り返った。ドライバーは220〜240ヤードという伊藤選手だが、今日は池とか危ないところは刻んだりしてマネジメントしたそうだ。今年はプロテストを受ける予定。その前に日本女子アマチュア出場を決めたい。
2位
與那城萌花選手(JGAジュニア会員・中部大第一高2年) 69=35、34

アウトからスタート。前半は4番パー4で2.5メートルのバーディが決まって、1アンダーで折り返した。後半は11番パー4と13番パー4でバーディを奪い、3アンダーで進んでいたが、最終18番パー5でティーショット、セカンドともにラフへ行ってしまい4メートルのパーパットも決まらずボギーで終わった。「全体としてはショットもパットも良くて、ピンを狙うことができました。アプローチも短いのが多かったから、もう少しできても良かったかなとも思います」と2アンダーフィニッシュをちょっぴり残念がった。愛知県豊橋市出身。
4位
山本瑠奈選手(スリーレイクスCC・日大4年) 70=35、35

アウトからスタートし、1番ボギー発進の後、5番パー4と9番パー5でバーディを奪取し、前半を1アンダーで折り返した山本選手。後半は13番で1メートル、16番で6メートルのバーディパットを沈めた。「今日はティーショットが良くなくてフェアウェイに行ってなくて、ラフからフライヤーしたり、バンカーに入れたり、3パットしたりとボギーにしてしまった。悪いなりにパットが入ってくれたのでバーディも取れましたけど、欲を言えば、後3つほど入れたかったですね」と反省交じりに振り返った。三重県から日大に進学して4年目の山本選手。好調も不調も経験して、今は徐々に調子が戻ってきているという。「なんとかプロテストに間に合うようにしたいですが、その前に日本学生と日本女子アマで成績を残したいと思います」。
(写真は、左が山本選手、右が稲葉選手。2人ともに三重県出身でジュニアの頃から親しい仲)
4位
稲葉千乃選手(GCツインフィールズ・福井工大4年) 70=35、35
アウトからスタートした稲葉選手は3番ロングをボギーとしたが、6番パー4で140ヤードの第2打を30センチにつけて楽々バーディとすると、8番パー3で下から11メートルの大きなスライスラインを沈めて2つ目のバーディ、さらに10番パー3でも8メートルのバーディパットを決めた。「今日はティーショットが曲がりすぎました。フェアウェイにほとんど行かず、苦しかったけど、パーオンしたホールでバーディが取れて良かったです。ホールロケーションが手前が多かったから無理に乗せようとしないで手前からの攻めを意識しました」。
昨年は三重県女子オープンをアマチュア優勝した後に中部女子アマに出場し首位スタートするなど好調だった稲葉選手だが、プロテストでは3日目にぎっくり腰を発症させてスコアを崩し、テストに失敗。その時の反省も踏まえ、今はけがをしない体づくりのトレーニングを続けているそうだ。「パッティングがいいとスコアになるので、明日からも入るといいんだけど・・」。
<会場フォト>
































