中部女子グランドシニア 速報記事、インタビュー、会場フォト
2026.09.26
第12回中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技
2026年9月25日(金)
会場/さなげカントリークラブ 5382yd Par73
参加人数/114名(うち欠場8名)
天候/曇りのち晴れ
バミューダ芝を攻略し、
岡村泰子選手(岐阜CC)が2年ぶり2度目の優勝を飾る。
上位16人が日本女子グランドシニア出場権を獲得。

60歳以上の女子ゴルファーによる第12回中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技は、愛知県のさなげカントリークラブで終了した。今日のさなげCCは朝のうちは曇り空だったが、徐々に雲が切れて青空が広がった。そして陽射しも注ぎ、25度を超える真夏日となった。
今回エントリーの114人の内訳は、最年長80代が2人、70代14人、今年60歳を迎えるルーキーは12名だった。年齢を感じさせない力強いティーショットを放っていく選手たち。ウエアも色とりどりにお洒落で、楽しそうなスタートだったが、さなげCC特有のバミューダ芝に選手たちは大いに苦しめられた。スティンプ10.0、コンパクション22のグリーンコンディション、さらに傾斜のあるグリーンを読み切ってのパッティングがスコアメイクを大きく左右した。
12時前からホールアウトしてきた選手たちのスコアは思うほどに伸びず、80ストロークが長らく首位だった。そんな中、初めての70台をマークしたのが、アウトスタート9組目の岡村泰子選手(岐阜CC)だ。そして、その後に、1打差の77ストロークで松久悦子選手(岐阜関CC)がホールアウトしてきた。しかし、70台をマークしたのはこの2人だけ。3位は80ストロークで、山村則子選手(CRC白山ヴィレッジ)、辻純子瀬選手(鈴峰GC)、山下清美選手(名松GC)、川畑美雪選手(能登GC)の4人が並んだ。
優勝は76ストロークをマークした岡村選手だった。グランドシニア2年目の2年前に初優勝して以来、2年ぶり2度目の栄冠となった。
★入賞

優勝 岡村泰子(岐阜CC) 76=40、36
2位 松久悦子(岐阜関CC) 77=38、39
3位 山村則子(CRC白山ヴィレッジ) 80=40、40
3位 辻純子(鈴峰GC) 80=40、40
3位 山下清美(名松GC) 80=39、41
3位 川畑美雪(能登GC) 80=38、42
★日本女子グランドシニアゴルフ選手権競技の出場権獲得

今日の競技の結果、84ストロークまでの16人が日本女子グランドシニアゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。タイが生じたため、マッチングスコアカード方式で決定された。
第3回日本女子グランドシニアゴルフ選手権競技は、11月5・6日(木・金)に福岡県の小郡カンツリー倶楽部で開催される。
★Women”s Golf Now
秋の女性とゴルフ週間(2026年9月20日〜10月4日)


今大会はJGA主催の「秋の女性とゴルフ週間」に参加した。そして、出場者全員にオリジナルマーカーとパンフレットなどを配布した。
<インタビュー>
優勝
「バミューダ芝と相性が良かった!」
岡村泰子選手(岐阜CC) 76=40、36

アウトからスタートしたが、1番(363ヤード、パー4)で第1打を左に引っ掛け、3オン3パットのダブルボギーとした岡村選手は、続く2番ショートもボギーといきなりの3オーバーとなった。その後、1バーディ、2ボギーで前半を40で折り返した。この時、岡村選手は「欲張らないでいこう、いつも通りやればいいんだよ」とコースメモに自分で書いた自分への言葉を見返して気持ちを切り替えた。そして、落ち着きを取り戻して迎えた後半の14番(392ヤード、パー5)、残り173ヤードを7Wで2オン、ピンの横50センチにピッタリつけたのだった。「奇跡でした! キャディさんがピンを抜きましょうと言ってくれて、少し緊張して打ちました」とナイスイーグルを奪った。さらに残り4ホールをパーセーブしての76ストロークでのホールアウトだった。
今年4度目の出場となる岡村選手にとって、2年ぶり2度目の優勝だったが、「ここのバミューダ芝と相性が良かったんだと思う」としみじみ。というのも、今年の4月頃からパターイップスに悩んでいたのだ。「手が動かなくなったり、変な動きをしたり。パットの上手い人を見て真似したり意見を聞いたりもしましたが全く良くならなくて、もう何も考えないようにしようと今大会を迎えました。ここのバミューダ芝もすごく心配だったけど、グリーンが小さかったので、ロングパットが打てない私にとってはちょうど良かった。一番長い距離で15歩でしたから」。昨夜も眠れなかったという岡村選手が悩みながらも耐え抜いて掴んだ2度目の勝利。「良かった、嬉しいです!!」。距離などの他にいろいろな言葉を書き込んでいる岡村さんのコースメモには18番の後のページに「お疲れ様、私」と書かれていた。
2位
「18番のバーディは新しく入れた7Uのおかげ」
松久悦子選手(岐阜関CC) 77=38、39

インからスタートし、1バーディ、5ボギーだった。「今日、一番良かったのは前半18番(パー5)です。それまで安定していたティーショットがチョロになってしまい、2打目もダメで、3打目は135ヤードを7Uで打ったら、ピンの奥1.5メートルに止まってくれた。それが入って、今日の唯一のバーディが取れたんです」と、松久選手は振り返った。7番ユーティリティは最近投入したばかりのクラブで、「ショートでも役立った。お助けクラブ!!」と笑顔だった。60歳、グランドシニアルーキー。
3位
山村則子選手(CRC白山ヴィレッジ) 80=40、40

アウト3組目からのスタートでしばらく首位に立っていたのが山村選手だ。前半を40で回ると、後半の11番でバンカーからグリーンの奥へ、そこからトリプルボギーとするも、14番ロングでバーディを奪った。「今日は頑張れました。特に後半が良かったと思います。それに木に当たってもいいところに落ちたりOBの方に行っても戻ってきたり、ラッキーもいくつかありました」。早々に上位に入り、喜んだ山村選手は、遅いスタートだった友人の山下選手と一緒の初ジャパンを何より喜んでいた。
3位
辻純子選手(鈴峰GC) 80=40、40

「最後の9番でアプローチをミスしてダブルボギーになってしまった。通るかなあ。去年もずっと待っていて最後に通らず、だったから」とホールアウト後に話していた辻選手だったが、今大会は堂々の3位タイ入賞で、初の日本女子グランドシニア出場権を獲得した。今日はイン6組目にスタートし、14番と3番、2つのパー5でバーディを奪っている。
3位
山下清美選手(名松GC) 80=39、41

ホールアウト後、表彰式があるので準備を、と言われ、少し困った顔を見せた山下選手。「一緒に来た友達がいるから」と待ってもらうことへの心配をしていたのだが、その友達は山村選手で、2人揃っての入賞、そして日本女子グランドシニア出場権獲得に抱き合って喜んだ。「今日は速いグリーンだったので、強く打たないように心がけました。その成果、3パット無しで回れたのが良かった。ショットはドライバーが悪かったですが、木に当たってもセーフだったのが2回あったしラッキーでした」と振り返った。日本女子グランドシニアは初出場となる。
3位
川畑美雪選手(能登GC) 80=38、42

川畑選手も初の日本女子グランドシニアを手にした。「前半のパットが良かったです。バーディはなかったけど、腰を痛めていて思うようにプレーできない中で回ることができて、とても嬉しいです!!」。北陸から参戦した川畑選手は表彰式の後、急いで会場を後にした。
<会場フォト>




















