中部女子シニア 1R成績表、2R組み合わせ表、速報記事 掲載しました

2021.05.31

2021年度(第20回)中部女子シニアゴルフ選手権競技

第1日成績表、第2日組み合わせ並びにスタート時刻表を掲載しました。

 

中部女子シニア 第1日 成績表

 

中部女子シニア 第2日 組み合わせ表(中部女子グランドシニア第1日)

 

1R
2021年5月31日(月)
会場/三甲ゴルフ倶楽部京和コース 5858yd、Par72
参加人数/100名(うち欠場6名)
天候/晴れ

 

シニアルーキーの栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)が

2位に7打差の72・イーブンパーで首位発進

 

2年ぶりに開催の中部女子シニアゴルフ選手権競技は今大回から2日間競技となり、その第1日目が終了した。
会場の愛知県・三甲ゴルフ倶楽部京和コースは、2人乗りカートでフェアウェイ乗り入れも可能なコース。今大会も、1組4人に対し、2台のカートを使用し、キャディーは1人。選手たちが交互にもう1台を運転して回るスタイルが採用された。グリーンコンディションは、スティンプ10.6、コンパクション24.0。

 

今日の天候は晴れ。日差しもたっぷり注ぎ、風もあったが、汗ばむほどの陽気。色とりどりのウェアで会場は華やかな雰囲気だった。競技は順調に進行した。

 

第1組でスタートした女子シニアの実力者、鈴木智子選手(岐阜関CC)が「後半にいっぱい叩いちゃった」と85ストロークでホールアウトし、周りを驚かせたが、その後も、上がってくる選手たちは一様に「グリーンがとても難しかった」「アプローチが命なのに、グリーンが硬くて寄らなかった」「乗り入れカートはラクだけど、いつもと勝手が違うので、リズムが作りにくかった」「これじゃあ予選落ちだわ」など、思うようにいかなかった初日を嘆いた。実際、スコアも80台、90台ばかりで、カットラインは相当に下がるだろうと予測された。

 

そんな中、最初に70台をマークしたのが、大島燈選手(六石GC)で79ストローク。自慢の飛距離で攻めながらのラウンドだった。さらに、大島選手を上回ったのが、栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)で、前半後半ともにイーブンの72ストロークだった。栗原選手は今年シニアルーキーの49歳。前回の中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技チャンピオンである。

 

結局、初日の結果は、70台をマークしたのは、栗原選手、大島選手の2人のみ。
ディフェンディングチャンピオンの佐々木祥子選手(レイク浜松CC)は80ストロークで3位タイ。このほか、80ストロークに岩佐洋子選手(セントクリークGC)鈴木佐代子選手(大垣CC)

 

91ストロークまでの76人が明日の決勝ラウンドに進出する。
また、明日は、中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技が1日競技として同時開催される。

 

<インタビュー>

 

1位
手堅いゴルフでスコアメイク。2位に7打差。
栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)  72=36、36

前半を終えて、「バーディパットが全く入らない。オールパーだった」とちょっぴり悔しげだった栗原選手は後半も1バーディ、1ボギーのイーブンでホールアウト。「バーディは13番(357yd、パー4)、ボギーは次の14番(323yd、パー3)で風を読んで打ったつもりがバンカーの端に入れてしまい、後ろに出すしかなくて打ったら、また戻ってきて、そこから1メートルに寄せてナイスボギーでした。アンダーパーが絶対にいると思って、我慢のゴルフをしてました」。ボギーやダブルボギーになることを避けるために、乗せて2パットでいいと、あえてピンを狙いにいかない作戦をとったと言う栗原選手は、アイアンが得意で良く飛ぶ。3番(167ys、パー3)は6番アイアンだった。
今年50歳を迎える現在49歳のシニアルーキー。このクラスに出場することを待ち望んでいた栗原選手は、見事に初日の首位に立った。中部女子ミッドアマに続き、女子シニアのルーキー優勝なるか、明日が楽しみである。

 

2位
飛ばすゴルフで、スコアメイク。
大島燈選手(六石GC)  79=41、38

4番(474yd、パー5)で1クラブ、14番(323yd、パー4)で1メートルを入れて、バーディを奪取した。「今日は神経を使いました。出だしからボギーだったけどダブルボギーが一度もなかったのが良かった。練習ラウンドで本番はすごくグリーンが速くなると言われていたので覚悟してました。私は飛ぶので、有利だったと思う。最近70台が出ていなかったので、今日は出来過ぎくらい」と振り返った大島選手。飛距離のアドバンテージを活かしたゴルフを展開、16番(300yd、パー4)は残り80ヤードだったとか。
現在55歳の大島選手のゴルフ歴はまだ14年ほど。50歳を過ぎてから競技に参加、2017年に日本女子シニアに出場している。「1回だとまぐれって言われるから、2度目の日本に行きたいです!!」

 

ディフェンディングチャピオン
佐々木祥子選手(レイク浜松CC)  80=38、42

「前半はうまくカラーに落として、チャンスも多かったけど、入らなかった。後半は、12番のロングでカラーからチャックりしたり、会心のショットでピンそばかなと思ったら、10メートルくらい奥に行ってしまったり、見た目以上にコンパクションが硬くて、難しかったです。普段やらないようなことも色々してしまった。練習ラウンドで、おしとやかにやらないとダメだよって思ったんだけど、無理だったなあ。でも、こんなにいいグリーンで、いい天気で、素晴らしかったので文句は言えないわ(笑)」

 

<会場風景>

ウェアも華やか、女子シニアは、どこか和やかな空気に包まれている。

 

最年長の北原治美選手(名古屋グリーンCC・74歳)と最年少シニアルーキーの岩崎未果選手(レイクグリーンGC)