中部女子シニア 1R成績表、2R組合せ表、速報記事&フォト掲載しました

2023.06.06

2023年度(第22回)中部女子シニアゴルフ選手権競技

開催日/2023年6月6日(火)・7日(水)

会場/三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース

 

第1日成績表(PDF)

 

第2日組み合わせ並びにスタート時刻表(PDF)

第22回中部女子シニアゴルフ選手権競技
2023年6月6日(火)
会場/三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース 5841yd、Par73
参加人数/116名(うち欠場4名)
天候/1R 曇り

 

 

岡部るみ子選手(岐阜北CC)が1オーバー74で首位発進。

91ストロークまでの80人が明日の決勝ラウンドへ。

 

景観の美しい三甲ゴルフ倶楽部谷汲コースに中部の女子シニアゴルファーが集合、第22回中部女子シニアゴルフ選手権競技の初日が終了した。しっかりと整備されたグリーンはスティンプ10.5、コンパクション23.5と発表されたように、硬くスピードのある仕上がりで選手たちを翻弄した。

 

出場したのは70代3人、60代24人、50代84人、40代5人で、そのうちシニアルーキーは11人、最年長は76歳。どの選手も皆とても若々しく、ウエアもお洒落に着こなしている。競技ゴルフを楽しむ女子シニア層の人気を表すように、参加選手は年々増えている。

 

競技は午前7時30分からティーオフが始まった。そして、第1組がアテスト会場に戻ってきたのは11時56分。スムーズな進行だった。

 

難しいグリーンやバンカーなどで苦労した選手が多く、スコアはなかなか伸びなかったが、首位に立ったのは、アウト最終組で上がった岡部るみ子選手(岐阜北CC)で1オーバー74だった。「ヒヤヒヤして回った1日だったので、自分が一番驚いている」と好スコアが出たことを喜んだ。首位を追いかけるのは、2打差の76でホールアウトした鈴木智子選手(岐阜関CC)、さらに2打差の78に多賀章子選手(グリーンヒル関GC)、そして、79には4人の選手が並んでいる。
ディフェンディングチャンピオンの栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)は「2番でOB、15番でバンカーに入れて脱出できず8打を叩いてしまった」と80ストローク、8位タイで初日を終えた。

 

今日の成績により、91ストロークまでの80人が明日の決勝ラウンドに進出する。
明日も、7時30分からのティーオフ。選手たちは優勝、及び、日本女子シニアゴルフ選手権の14人の出場権をかけて、18ホールに全てをぶつける。

 

 

<インタビュー>

 

首位
岡部るみ子選手(岐阜北CC)  74=37、37

最終組で回ってきた岡部選手がトップに躍り出た。アウトからスタートし、1オーバーフィニッシュの素晴らしさだった。「実は、最近ドライバーの調子が悪くて、スライスしてOBとかがひどくて、レッスンを受けているコーチに応急処置してもらいました。スイングのクセを指摘されて、そこに気をつけながら今日は回りましたが、ずっとヒヤヒヤ、ドキドキしながらのラウンドで、こんなスコアが出るとは本当にビックリ、上出来です」と岡部選手。アイアンもよく、ミスが少なかったそうだ。バーディは4番のショートと9番のロングで奪取した。「1打ずつ必死で、あまり覚えてないんですよ。明日も怖いですが、欲張らないで謙虚にいきたいと思います」。ゴルフを始めたのは10年ほど前という岡部選手だが、急速に上達し、昨年の中部シニアでも初日に2位タイに入っている。さて、2年連続の決勝ラウンド最終組やいかに。52歳。

 

 

2位
鈴木智子選手(岐阜関CC)  76=39、37

アウトからのスタートで前半を2ボギーの39で折り返し、後半に2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの37として、2位につけた。ダブルボギーは10番のバンカーに入り、「構えられないところに入ってしまった」ためだった。「今日は後半の3ホールだけはピン方向に飛んでくれたけど、それまではどこに行くかわからないようなショットが続いた。ショートパットが入ってくれたことがよかったかな」と我慢のゴルフだったと振り返った。
鈴木選手は昨年、マレーシアで開催された第1回APGC女子シニア選手権に日本代表で出場、個人4位に入ったほか、昨年の日本スポーツマスターズ岩手大会で愛知県代表として団体優勝を獲得している。中部女子ゴルフ研修競技会幹事長、53歳。(写真左が鈴木選手、右は栗原選手)

 

 

3位
多賀章子選手(グリーンヒル関GC)  78=39、39

アウトからのスタートだった。バーディは14番のみだった。「ほかにもバーディチャンスがありましたが上から打てなくて入りませんでした。ダメだったのは、縦の距離が合わなかったこと。手前のピンポジションの時はエッジまでの距離とか難しかったですね。このスコアはラッキーですよ」と謙遜した多賀選手だが、コロナの間は、なかなか競技に出ることもできず、ようやく今年から競技に復帰。先日行われた三重県女子オープンでシニアの部で優勝し、今年の日本スポーツマスターズ三重県代表に選ばれている。シニアルーキーの50歳。

 

 

★4位タイは79ストロークに4人

 

菊川由美子選手(CRC白山ヴィレッジ)  79=39、40

今日、最初に70台をマークしてホールアウトしたのが菊川選手だった。アウトからスタートし、バーディは7番と14番で奪取した。「このところ90台とか85とかしか出てなくて、それは攻めすぎていたんですよね。だから、今日は、とにかく欲を出さないで、手前、手前と言い聞かせて行ったのがよかったんだと思います。控えめな安全なゴルフに徹しました」と攻略を教えてくれた。62歳。(写真一番右が菊川選手。同組で回った選手たちと)

 

 

小林真規子選手(名古屋GC)  79=39、40

「1打、1打に集中することだけを考えて回ったので、ほとんど何も覚えていない」と笑った小林選手は、インからのスタートだった。「覚えているのは、最後の18番で、奥からの8メートルを4パットしてしまい、’ダブルボギーにしちゃったことです」と首をすくめた。今年からシニア入りの50歳。

 

 

坂野眞珠選手(東濃CC)  79=42、37
「今日はパッティングがよかった。ボギーになりそうな距離がよく入ってくれました。グリーンが硬いイメージだったので、手前から攻めたけど、バンカーにも入ってしまいました。バーディは15番のひとつだけで、4メートルの上りパットが決まりました」。シニアルーキーの49歳。

 

 

田中裕子選手(ローモンドCC)  79=38、41

インからスタートした田中選手は、「前半も上出来でしたが、後半はもっと上出来!! アウトもインも14パットずつでよかったです。キャディーさんにラインを読んでもらい、助かりました」。シニアになってから競技を始めたという54歳。中部女子シニアは3回目の出場。


 

 

<会場フォト>