中部女子シニア2R 中部女子グランドシニア 成績表、速報記事 掲載しました

2021.06.01

2021年度(第20回)中部女子シニアゴルフ選手権競技 第2日成績表

2021年度(第7回)中部女子グランドシニアゴルフ選手権競技 成績表を掲載しました。

 

中部女子シニア 第2日成績表

 

中部女子グランドシニア 成績表

 

女子シニアは初日首位の栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲)がリードを保ちルーキー優勝。
女子グランドシニアは篠田富美子選手(鈴峰GC)が2位に4打差で優勝。

 


 

2021年6月1日(火)
会場/三甲ゴルフ倶楽部 京和コース
女子シニア:5858yd、Par72
女子グランドシニア:5474yd、Par72
天候/晴れ

 

今日も昨日に続き、快晴。グリーンコンディションは固さ24、スティンプ10.6。「初日はフォークが刺されなかったけど、今日は刺せた」の声。本日から1日競技の女子グランドシニアが追加開催で、アウト、インの前3組(24人)でスタート。女子シニアは一人棄権で75人が参加して、決勝の2日目を行った。

 

女子グランドシニアはイン2組目の加藤佳代子選手(三好CC、62歳)が85であがってきたが、アウト最終3組目の篠田富美子選手(鈴峰GC、66歳)は81でまくって、2016年3回大会以来、5年ぶり2回目の優勝。2位には同組の水野あき子(恵那峡CC、72歳)も入った。

 

女子シニアはアウトトップスタートの石原慶子選手(貞宝CC、53歳)が78をマークして合計165でホールアウトすると、2組目の中西以穂選手(伊勢CC、53歳)が77であがり、通算164ストロークで1打更新。ここから日本女子シニア出場の枠をめぐって、長い待ちぼうけが始まる。シニア5組目で、初日85を打った鈴木智子選手(岐阜関CC、51歳)が77をマークし、通算162でトップに立つ。このスコアを抜いたのが7組目の中條陽子選手(明智GC、52歳)。同じく77であがり、通算ストローク160。結局、このスコアを抜いたのが最終組、2位に7打をつけて、初日イーブンで首位の栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲、49歳)。この日は79だったが、終わってみたら、151ストロークは2位の中條に9打差をつけての初優勝だった。
日本女子シニアの最後の13枚目はトップスタートの石原選手が通算165ストロークのマッチングスコア方式で劇的に入った。
 
中部女子シニアの2日間競技を終え、上位13人が日本女子シニアゴルフ選手権競技(10月28日(木)・29日(金)に神奈川県の程ヶ谷カントリー倶楽部で開催)への出場権を獲得した。

 
★日本女子シニアの出場権を得た選手 (敬称略)

栗原悦子(EGC伊勢大鷲)
中條陽子(明智GC)
鈴木智子(岐阜関CC)
川口啓子(さなげCC)
大島燈(六石GC)
中山光代(中仙道GC)
中西以穂(伊勢CC)
川本あつ子(セントクリークGC)
髙橋世利子(ロイヤルCC)
吉川美香(松阪CC)
吉田有里(GCツインフィールズ)
花井正子(新南愛知CC)
石原慶子(貞宝CC)

 

<インタビュー>
<中部女子シニア>2R

 

優勝 栗原悦子選手(EGC伊勢大鷲) 151=72 79

「きょうは1番で3パットのボギーを打って、流れに乗れなくなっちゃって。上のむずかしいところについちゃったこともあるけど、3番も3パット。4番もボギーで、初日の貯金(2位に7打差)がなかったら、どうなっていたかわからない。6番のミドルもダブルボギーだったし。9番のロングで上からの6メートルぐらいのバーディーが入って前半40で耐えられた。後半は39で、どうにか70台で回れたかなって感じ。
シニアルーキーでの優勝だけど、トロフィーに名前が刻まれるのがうれしい。それに、日本女子シニアはことし神奈川の程ヶ谷CCでしょ。名門コースと聞いているし、楽しみ」。

 

2位 中條陽子選手(明智GC)  160=83、77


 「出だしの1番で1・5メートルについて、バーディーが取れたことがおおきかった。3番のショートは難しくてきのうダボだったし、なんとかボギーで終われた。あとは安全を言い聞かせて回っていたら、5番でいいショットが出てバーディーが取れて楽になった。ダボを打たないように、キャディーさんが「ここ打って」と言ったら「ハイ」といってパットしていたら、長いパーパットが入ったり、3パットしてもおかしくないところで2パットで済んだり。日本女子シニアは2回目の出場になります」。

 

3位 鈴木智子選手(岐阜関CC)  162=85 77
「きょうはなるべく歩くようにしました。ショットは直ったけど、3パット2回したり、パットが入らなかった。程ヶ谷カントリに行きたかったので、よかったです」。
 

写真左から、鈴木選手、7位の花井正子選手(新南愛知CC)、6位の中山光代選手(中仙道GC)

 

3位 川口啓子選手(さなげCC)  162=82 80

「きのうは消化不良。きょうは自分のプレーをしようと決めてラウンドしました。1番は2打目が100ヤードまで飛んだんですよ。でも。短いパットを外しちゃった。9番では下りスライスの8メートルのバーディーが入って、前半38で回れました。ただ、16番でトリプルボギーを打っちゃった。日本女子ミッドには3回行ってますが、シニアルーキーで日本女子シニアに行けるのはうれしいですね」。

 

3位 大島 燈選手(六石GC) 162=79 83
「最終組でやはり緊張しました。もう、最終組はイヤ! いえ、緊張感の中でやれるゴルフはいいですねえ。14番のバーディで、やっと落ち着けた。日本女子シニアは2回目です」。

 

7位 中西以穂選手(伊勢CC) 164=87 77

「初日に87だったので、まさか、日本女子シニアに行けるとは思ってもいませんでした。
練習ラウンドがどしゃぶりだったので、きのうはいけいけで失敗しました。きょうは手前から、手前からと言い聞かせてプレーしていたら、後半2バーディ、2ボギーの36で回れました。運もよかったと思います。右膝に保護ガードをつけていますが、もう20年になります。昨年は歩けなくなって、毎日100歩のトレーニングをしていました。3ヶ月前まで、こんな日が来るとは思ってもいなかったし、乗り入れのカートに助けられました。日本女子シニアは2度目です」。

 

13位 石原慶子選手(貞宝CC) 165=87 78

(アウトのトップスタートで78を出して、マッチングスコアで最後の日本女子シニア枠に滑り込み。決まった瞬間、感激のあまり涙 涙)
すごく、いい人たちと回れたおかげです。楽しくて、心から感謝したいです。きのうはスタートホールでやらかしたので、きょうは静かに回ろうと決めていました。すると流れが来て、こんなスコアで回れました。もう、うれしくて、うれしくて。まさか、日本の試合に行けるなんて、信じられません」。

 

<中部女子グランドシニア>

 

優勝 篠田富美子選手(鈴峰GC) 81=40 41
「練習ラウンドで、チーピンやダフリがあってね、それで、スマホでビデオを撮ったの。すると、右肘をひょいと曲げる楽な上げ方をしていたのがわかった。それで、腕を伸ばしてバックスイングしたら、身体を使えるようになった。ロングでダブルボギーがあったけど、きょうは球も飛んでいた。いつも160Yぐらいだけど、180Y出てたかな。去年はコロナで試合がなかったこともあるけど、最近はペア戦とか遊びのゴルフが楽しかった。でも、これでもう一度やりたくなった。いま、66歳だけど、来年はシニアの試合に戻ります。身長159センチで体重は42キロ。いくら食べても太らないのよ。でも、肉も魚もあまり食べない。牛乳と豆腐とちくわが主食かな。魚の練り物が大好き。猫7匹と暮らしてる。待っているから、もう帰るわね」。

 

2位 水野あき子選手(恵那峡CC) 85=43 42
篠田さんと回れて楽しかった。2位に入れたのも、楽しくてがんばれました。

 
<会場風景>
 

女子シニア7位の吉田有里選手(GCツインフィールズ)(左)と吉川美香選手(松阪CC)
 

 

今大会、最も難所だった3番ホール(167yd、パー3)。谷越えでこの距離は、かなりプレッシャーがかかる。この「魔の3番」では、谷に落ちたりした場合、前方にドロップゾーンが設けられた。