中部女子ミッドアマチュア2R 速報記事、インタビュー、会場フォト
2026.09.19
2026年度(第8回)中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技
2026年9月17日(木)・18日(金)
会場/愛岐カントリークラブ(中・東コース) 6097yd、Par72
参加人数/76名(うち欠場4名)
天候/1R 晴れ、2R 曇りのち晴れ
長田紫野香選手(西尾GC)がノーボギーのプレーを披露。
通算1アンダーで、2年ぶり3勝目を飾る!!

第8回中部女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技の決勝ラウンドが終了した。この日は朝方に曇り空だったが、9時30分頃から青空が広がり始めた。気温は今日も30度近くまで上昇し、汗ばむ陽気となった。
初日出場の全選手が進出した決勝ラウンド。首位の1オーバー、73ストロークの請井佑圭選手(中部日本パブ)、1打差の2オーバー、長田紫野香選手(西尾GC)、5オーバーの松本真帆選手(笹平CC)、坂野眞珠選手(東濃CC)の4人が最終組でスタートした。
1番(408ヤード、パー4)で請井選手がボギー発進、長田選手はパーとして、早々に2人が通算2オーバーで並ぶと、続く2番(494ヤード、パー5)で長田選手がピン右からの3メートルのバーディパットを沈めてバーディ奪取し、長田選手が首位に立つ。一方、松本選手はパーセーブを続けたが、シニア世代の53歳、坂野選手は2連続ボギーのスタートになった。
4番(349ヤード、パー4)で請井選手が36ヤードの第3打を直接カップインするナイスバーディで長田選手に追いつく。すると、6番(346ヤード、パー4)で長田選手が第1打をフェアウェイの木に当ててヒヤリとさせたものの第2打をピンの左3メートルにつけるバーディを奪い、また1打リードした。この辺りから、早くも勝負は長田選手と請井選手の2人に絞られてきた。
前半を終え、首位は長田選手で通算イーブンパー、2位に請井選手で通算2オーバー、3位は通算6オーバーで松本選手と、一つ前の組の稲垣聖選手(法仙坊GC)の2人だった。
後半に入ると、安定感のあった長田選手のショットが不安定になってきて、パーオンが怪しくなってきた。いちばんのピンチは11番パー4だった。2打目がグリーンに乗らず、アプローチもショート、4〜5メートルほどのパーパットが残った。その長めの距離をしっかりと沈めた長田選手は「グリーンに乗らなかった時点でボギーも仕方ないと思ったけど、先に打った佑圭ちゃんのラインが参考になった。強めに打ちました」と振り返っている。その後も、微妙な距離のパーパットをことごとく入れてパーセーブを続けた長田選手は、17番パー4で値千金のバーディを奪い、通算1アンダーに伸ばした。この時、請井選手がダブルボギーを打って通算3オーバーとしたことで、長田選手の勝利はほぼ確実になった。
最終18番パー5。第3打をピンの右1.5メートルにつけ、絶好のバーディチャンスを迎えた長田選手は、慎重にラインを読んてパッティング。しかし、残念ながらカップをくるりと回って外れ、パーフィニッシュだったが、この日ノーボギーの69ストロークで通算1アンダー。中部女子ミッドアマチュアの2年ぶり3度目の優勝を飾った。
★入賞

優勝 長田紫野香(西尾GC) 143=74、69(34、35)
2位 請井佑圭(中部日本パブリック協会) 146=73、73(37、36)
3位 稲垣聖(法仙坊GC) 151=78、73(36、37)
4位 埴岡志乃(白山CC) 154=79、75(37、38)
4位 松本真帆(笹平CC) 154=77、77(37、40)
★日本女子ミッドアマチュアの出場権獲得

通算162ストロークまでの上位11人(シードの長田選手を除く)が、日本女子ミッドアマチュアの出場権を獲得した。第30回日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技は、2026年11月12・13日(木・金)に、京都府の日清都カントリークラブで開催される。
タイが生じたためマッチングスコアカードにより順位を決定した。
出場権を得た選手のうち、シニア世代は坂野眞珠選手(東濃CC)と岡部るみ子選手(岐阜北CC)の2人だった。
<インタビュー>
優勝
「18番をバーディで締めたらベストスコアだったのに」
長田紫野香選手(西尾GC) 143=74、69(34、35)

「今日のホールロケーションは1アンダー出たらいいかなと競技委員さんに朝聞いて、それを上回りたいなと、コツコツやろうと思いました」とスタート前の気持ちから振り返った長田選手。首位と1打差でスタートして、1番のバーディで首位に並ぶと、その後、一度も抜かれることなく、終わってみれば、3打差をつけての快勝だった。前半の安定感から一転、後半になってピンチが多めだったのは「セカンドの距離が間になってクラブを迷うことが多かった。11番は大きめで調整しようとしたらミスになりました」そうだ。
中部女子ミッドアマ3度目、しかも快勝に笑顔を見せたが、「残念だった〜」と少し悔しそうだった長田選手。というのも、最終18番パー5で、3打目をピンの右1.5メートルほどにつけたバーディパットがカップをくるりと回って入らず、パーでこの日を69ストロークにしたからだ。「68が出たら、ベストスコアだったんです。ジュニア時代から試合にもいっぱい出ていますが、68を出したことがないんです。今日こそ出せると思ったのにね」。中部でも日本でも優勝経験豊富な長田選手のベストスコアがまさかの69とは信じがたいのだが、「私はパーをコツコツ取っていくタイプ」と自己評価。今日も3メートルほどの際どいパーパットをしぶとく決めた。ノーボギーのラウンドがその凄さを証明する。
長田選手は今は愛知県の南山CCでキャディの仕事をしながら競技に参加している。忙しい合間にどんな練習をしているのか聞いてみると、「30分でも時間があったら、練習場に行きます。今年は週に4、5日は行っているので、それも調子が良い要因かもしれません」。
中部女子ミッドアマチュアは3年前の2023年に初優勝し、24年に連覇、昨年は雨で初日のみの1日競技となり2位だった。今年はすでにPGS全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権でも優勝している。そして、2年前には日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技で優勝しており5年シードを持っている。女子ミッド世代の第一人者として、これからも長田選手の活躍は続いていく。
2位
請井佑圭選手(中部日本パブリック協会) 146=73、73(37、36)

初日首位スタートの請井選手は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの決勝日だった。「今日はいろいろありましたけど、自分なりの精一杯のゴルフができたかな。ボギーがあってもバーディで取り返せたり、課題だった2日目に大きく崩すことなく回れたのはよかったです。17番でダブルボギー打ったのは余分でしたけど、また、次に向けて頑張ります」。
3位
稲垣聖選手(法仙坊GC) 151=78、73(36、37)

2バーディ、3ボギーの内容について「今日は昨日に比べてショットが良くて、パーオンも増えたし寄せワンもひろいました」。稲垣選手はこの中部女子ミッド初出場で日本女子ミッドの出場権を手にし、嬉しそうだった。45歳で初出場を決めたことには理由があった。「愛岐CCが家から近いんです。今日も12分で来れました(笑)。それに、日本女子ミッドが京都の日清都CCと近いですよね」。まだまだ3人の子育て中で遠くの会場には出かけづらい状況がある稲垣選手、今年のジャパンを大いに楽しんできてくださいね!
4位
埴岡志乃選手(白山CC) 154=79、75(37、38)

中部女子ミッドアマに3度目の出場の埴岡選手。「昨日に比べて今日はアイアンとアプローチが安定してパーがひろえました。バーディは2つでした」と1回目に出場以来、2度目の日本女子ミッドアマ出場権をゲットした。ジュニア時代からゴルフを続けてきた埴岡選手だが、今は所属クラブの競技や北陸の競技にもほとんど出ていなくて、この中部女子ミッドだけに参加していると言う。「いつも友達に付き合って出てました。今年は1人参加になってしまったけど、楽しかったです!」
4位
松本真帆選手(笹平CC) 154=77、77(37、40)

最終組でプレーし、前半は1バーディ、2ボギー、後半は1バーディ、3ボギーだった。「今日は緊張したけど、頑張れた。OBも打ちましたけど、バーディで持ち直せた。何よりとても勉強になりました」と松本選手。同組の選手たちの乱れないショットやアプローチとパッティングの上手さ、なんといっても長田選手の安定したプレーは刺激になったようだった。
<会場フォト>


















