中部学生 2R成績表、速報記事を掲載しました

2022.08.10

2022年度(第51回)中部学生ゴルフ選手権競技

開催日/2022年8月9日(火)・10日(水)

会場/パインズゴルフクラブ

 

【第2日】

成績表・男子の部(PDF)

 

成績表・女子の部(PDF)

 

第51回中部学生ゴルフ選手権競技
2022年8月9日(火)・10日(水)
会場/パインズゴルフクラブ
男子 6596yd、Par 70
女子 6131yd、Par 72
参加人数/男子89名(うち欠場2名)、女子29名(うち欠場2名)
天候/1R 晴れ、2R 晴れ

 

男子は永田丞選手、女子はプレーオフを制した荒川怜郁選手。

男女ともに中部学院大、優勝スコアも通算9アンダー。


朝から好天となったパインズゴルフクラブで、中部学生ゴルフ選手権競技の決勝ラウンドが終了した。気温は昨日より高め、日差しも多く、風もあった。選手たちは水分補給を取りながらのセルフプレーで、上位進出を目指した。

 

競技は<女子の部>が先に全員のホールアウトが終了。その結果、首位スタートの青山緑選手(愛知大1年)と1打差の2位からスタートした荒川怜郁選手(中部学院大3年)が通算9アンダーで並び、プレーオフに突入。10番からのサドンデス方式で始まったプレーオフは、2ホールめの11番(348yd、パー4)で荒川選手がバーディ、青山選手がパーとして、荒川選手が勝利した。3位には通算8アンダーの田中こころ選手(岐阜聖徳大1年)が入った。
また、140ストロークまでの上位5選手が、日本女子学生ゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。


写真左から、2位の青山選手、優勝の荒川選手、3位の田中選手
<男子の部>は、前半を終えて、通算7アンダーで並んだ初日首位の永田丞選手(中部学院大1年)清水大翔選手(中部学院大2年)が後半も接戦を演じたが、永田選手が通算9アンダーで清水選手を抑え、初優勝した。同じく8アンダーには今日を65で回った河邉匠選手(中部学院大2年)が入った。4位は土肥龍星選手(金沢学院大4年)、5位は服部雅也選手(中部学院大4年)松居大五選手(金沢学院大3年)だった。
また、通算138ストロークまでの11選手が日本学生ゴルフ選手権競技の出場権を獲得した。タイが生じたためマッチングスコアカードにより決定された。


写真左から、2位タイの清水選手、河邉選手、優勝の永田選手、4位の土肥選手、5位タイの服部選手、松居選手
 
 

◆男子◆

 

永田丞選手(中部学院大1年)の6アンダーを首位に、イーブンパーまでに20選手がひしめき合う決勝ラウンドだった。優勝はもちろんのこと、日本学生への11人を目指し、選手たちはしのぎを削った。最初にビッグスコアを出してきたのが11組の服部雅也選手(中部学院大4年)だった。今日を65とし通算4アンダーで、後続がなかなかこのスコアを抜けない状況が続いた。そして、一気に4打上回る通算8アンダーを最終組一つ前の河邉匠選手(中部学院大2年)がマークした。残るは最終組のみ。永田選手が通算9アンダー、清水大翔選手(中部学院大2年)が通算8アンダーで迎えた最終18番(386ヤード、パー4)。第2打を、永田選手はピン奥4メートルほど、清水選手は左にひっかけてしまいピン左奥のエッジ近くへ。先に打った清水選手のバーディパットはショートし入らず、永田選手のバーディパットも決まらなかったが、ともにパーフィニッシュで、永田選手が1打のリードを守りきった。

 

優勝

永田丞選手(中部学院大1年)  131=64、67(34、33)


「最後の18番でセカンドを打った後に、トップが自分だと知りました。清水先輩と1打差だったので、9アンダーにしていてよかったなと思いました。バーディで終われなかったのは残念です」と初優勝を喜んだ永田選手。
前半を7アンダーで折り返した河邉選手は、10番で清水選手のバーディでリードされるが、12番でバーディを奪う。この時、清水選手がボギーを打ち、1打リードの首位となり、初日の1打差を守った形となった。2日間ともノーボギーだった。
「この1ヶ月ほど試合がなくて、初日はすごく緊張していました。5番のショートでバーディが取れて気持ち的にラクになりました。今日もバーディが先に来たことで、いい流れができたと思います」と笑顔満面。ピンチというピンチがなかったこの2日間、大学ではもちろん初タイトルだが、この3月に行われた岐阜オープンクラシック2022でベストアマに輝いている。
美濃加茂高校から中部学院大に進学し、一人暮らしが始まった。「一人でなんでも決める生活です。練習時間やメニューも自分で考えるようになり、それはゴルフも同じで一人で判断していくことに役立っています。部員がたくさんいるので、ライバル意識はあります」。
東白川村に実家がある。のんびりした田舎で、両親は接骨院を開業している、ゴルフは祖父から教わった。「庭先から、山に向かってドライバーの練習ができるんです。球は後で拾いますよ(笑)」。明るくてまっすぐな印象の永田選手、伸びしろもたっぷりのようだ。

 

2位
河邉匠選手(中部学院大2年)  132=67、65(33、32)

首位と3打差の6位タイからスタートし、2位タイに浮上した。出だしの1番で3メートルが決まりバーディ、9番では第2打を30センチにつけたバーディで折り返すと、後半も11番、13番、16番と3バーディ。ノーボギーの素晴らしいゴルフを展開した。「今日はロングパットがよかったです。13番は10メートルが入りました。昨日は3パットが1回あったことを考えると、今日はフェアウェイもほぼキープできました」。8アンダーでホールアウトし、結果を待つ間にパッティング練習に余念がなかった河邉選手。広島県の瀬戸内高校から中部学院大へやってきた。「4年の木本さんや3年の笠原さんも瀬戸内の先輩です。練習環境が整っている大学で、こっちにきてからドライバーは20ヤードくらい伸びました」と河邉選手。280ヤードに伸びた飛距離とともに初の日本学生に挑む。

 

2位
清水大翔選手(中部学院大2年)  132=65、67(33、34)

「よくなかった」と開口一番。「ドライバーもどこに行くかわからない状態で、3パットもいくつかあった」と残念そうな清水選手。1打を追いかけスタートした今日は、通算7アンダーで並んで後半に入った。10番をバーディで1打リードしたが、12番でボギーで逆転を許した。決勝の戦い方について、「僕らしく、攻めていこうと思います」と語っていた清水選手。鍛え上げた筋肉で、今年の中部アマで鮮烈な印象を残した豪快ショットは記憶に新しい。日本学生での活躍に期待したい。

 

4位
土肥龍星選手(金沢学院大4年)  135=67、68(32、36)

前半を終わり、通算6アンダーで首位に1打差に迫った土肥選手だったが、後半は2バーディ、3ボギーで伸ばせなかった。「前半はいい感じでしたが、後半の3パット3回がもったいなかった」と振り返った。大学1年でCGA主催競技の佐々部杯(2019年に三好CCで開催)を制した土肥選手も最終学年になった。今年は北陸オープン2022で総合4位、ベストアマを獲得している。

 

5位
服部雅也選手(中部学院大4年)  136=71、65(31、34)

初日首位と7打差の19位タイからスタートした服部選手が65をマークして、堂々5位入賞を果たした。「今日の前半はショットもパットも良くて、4バーディ取れました。後半になってショットが悪くなってきたんですが、アプローチで耐えました。最後の18番でバーディが取れたことが良かったですね」とにっこり。高校時代の活躍を知っている記者としては意外だが、日本学生は初めての出場になるとか。

 

5位
松居大五選手(金沢学院大3年)  136=67、69(36、33)

土肥選手とともに、金沢学院大の松居選手も入賞した。「前半は思い切ってパットを打つことができなかったんですが、後半は徐々に打てるようになった。後半に頑張れたのが良かったです」。松居選手は福井県出身だが、高校時代に土肥選手に誘われて、金沢学院大に進学したと言う。先輩と一緒の日本学生で上位を狙う。

 

◆女子◆(アウトからスタート)

 

女子は、7時30分からティーオフ。第7組の最終組は8時24分にスタートした。初日首位の5アンダー、青山緑選手(愛知大1年)、1打差の4アンダー、荒川怜郁選手(中部学院大3年)、3アンダーの田中こころ選手(岐阜聖徳大1年)杉浦愛梨選手(中京大1年)の4選手だった。1番ホールで青山、荒川、田中の3選手がバーディ発進。続く2番では荒川、田中の2選手がバーディ奪取し、この時点で荒川選手と青山選手が通算6アンダーで並び、混戦を予想させた。そして、前半を終え、首位は荒川選手で通算7アンダー、2位は青山選手で通算6アンダー、さらに最終組一つ前の伊佐治瑚乃選手(中部学院大3年)が通算5アンダーで続いた。
後半に入っても混戦は続いた。青山選手が11番からの3連続バーディで一旦は首位を奪ったが、荒川選手もバーディで取り返し、最終18番を終え、2人は通算9アンダーで並び、プレーオフへ。

プレーオフ1ホール目。10番(355ヤード、パー4)。荒川選手はクリークで左バンカー手前へ。そこからグリーン奥に乗せ、2パットのパー。青山選手は第1打はドライバーでフェアウェイへ。第2打をピンの右サイドに乗せ、2パットのパーとし、次の11番(348ヤード、パー4)へ。荒川選手はドライバーを握り豪快にフェアウェイ真ん中へ。青山選手は右のラフへ運んだ。青山選手の第2打は、フライヤーもありグリーン奥にこぼれた。一方、荒川選手は、ピンの左8メートルにオン。続く青山選手のアプローチはこれ以上ないほどのショットでピン30センチに、楽々パーでホールアウト。残るは荒川選手のパット次第。やや強めにヒットした球はガツンとピンにあたりカップイン。見事なバーディフィニッシュで荒川選手が初優勝を手にした。

 

優勝

荒川怜郁選手(中部学院大3年) 135=68、67(33、34)

「最後のバーディは、届かなきゃと思い強めに打ったんですが、途中でラインに乗っているのがわかった。ピンに当たってはじかれないようにって思いました」。この日は朝の1番から長いパットを決めてきた。ユーティリティでの第1打は右の斜面。第2打も右の斜面へ、さらに第3打はグリーン手前のカラーで止まってしまった。しかし、そこからの15メートル強のパットを見事に沈めバーディ発進した荒川選手は、2番ミドルも5メートルを難なく沈めた。後半に青山選手に2打リードされた際は「昨日の後半も34だったし、焦らずに行こう。ここのグリーンとは相性がいいし」と、その後2バーディで並んだ。
おそらく今回の出場女子選手の中でいちばんの飛ばし屋なのが、荒川選手だ。ドライバー飛距離は270ヤード、そのため、今大会でもティーショットは3W、5W、ユーティリティを多用した。「飛ぶのはアドバンテージですが、とんでも意味ないなあって思ってます。例えば、ラフからの150ヤードよりフェアウェイからの170ヤードの方がいいと思いませんか。そんな気持ちで第1打のクラブを選んでます」。
沖縄県から中部学院大にやってきた荒川選手は、昨年の朝日杯争奪で女子の個人優勝を果たした。今年すでに東海テレビ杯に勝利して秋の東海クイーンズの出場権を得ている。中部学生は、昨年は2日目に叩いてしまい予選落ちしており、今年が初めての日本学生となる。「3位内に入ると、日本女子オープンの最終戦に出られるので、目標にします」。今年はプロテストを受ける予定もあり、最後のアマ競技に全集中する。

 

2位
青山緑選手(愛知大1年)  135=67、68(35、33)

「プレーオフの11番のセカンドは、フライヤーとフォローの風も計算して番手も落として打ったんですが、思った以上に飛んでしまった。でもそのあとのアプローチは完璧だったので、仕方ないですね」。大学1年での初優勝を逃した青山選手は、悔しさもあり、納得もありといった様子だった。
首位タイで挑んだ後半、11番と12番で6メートル、13番では1メートルと3連続バーディを奪って、この時点で荒川選手に2打リードした。が、その後はバーディが取れず、追いつかれた。「今日の前半は、ドライバーが左右に曲がったし、セカンドも今ひとつ、パットもあってなかった。後半はパットが入ってくれて、そこはよかったです」と振り返った。愛知県の誉高校から愛知大にこの春進学。

 

3位
田中こころ選手(岐阜聖徳学園大1年)  136=69、67(35、32)

通算4アンダーで折り返した後半は、青山選手と同じく11番から3連続バーディを奪取、さらに17番でもバーディ、ノーボギーでまとめた。「前半に3パットを2回してしまって、首位を差ができたので、後半は切り替えてバーディを取ろうと思いました。バーディのうち12番は13メートルくらいのロングパットが入りました。優勝できなくて残念だけど、2日目のスコアが良かったことは嬉しい。いつも2日目にスコアを落とすことが多かったので・・」と後半のプレーに合格点を出した。

 

4位
伊佐治瑚乃選手(中部学院大3年)  137=61、66(32、34)

決勝ラウンドで66をマークした伊佐治選手。自身のベストスコアを更新した。実に8バーディ、2ボギーという内容。「自分でもびっくりするくらいバーディが取れました。今までの最高が6個だったので、バーディ数もベストです。実は、今朝、会場に来て、パターを忘れてきたことに気づきました。親に届けてもらって、なんとかなりましたが、感謝してます。去年の日本学生は9位だったので、もっと上位を目指して頑張ります!!」。

 

5位
杉浦愛梨選手(中京大1年)  140=69、71(35、36)

バーディチャンスになかなかパッティングが決まらなかった。ようやく1つ目のバーディがきたのが6番のミドル。後半は10番でバーディを奪うも11番、12番で連続ボギー、13番でバウンズバックしたが、伸ばせない2日目となった。日本学生の出場権5人枠に滑り込むことができ、ホッとした表情の杉浦選手。この悔しさは日本で爆発させて!!

 

<会場フォトギャラリー>

 


左ドッグレッグの8番は、男女とも同じ距離だった。男子は、ショートカットでワンオンを狙う選手も多くいた。