中部小学生ゴルフ大会 記事&フォト掲載

2026.04.02

第19回中部小学生ゴルフ大会

2026年4月2日(木)
会場/三好カントリー倶楽部倶楽部(東コース)5480yd Par72
参加人数/男子14名(うち欠場2名)、女子26名(うち欠場1名)
天候/晴れ

 

男子は小池匠人選手(尾張旭市立三郷小6年)、

女子は木村帆月選手(長久手市立南小6年)が優勝。

 

 
CGA主催競技の最初の本戦となったのは中部小学生ゴルフ大会だった。例年は8月の夏休み中に行われていたが、近年の酷暑を考慮して、春休み中での開催となった。
 
会場は愛知県の三好CC(東)、桜が満開のコースは前日までの雨の恵みを受け、フェアウェイも青々と美しかった。

 

競技は朝7時30分にティーオフがスタート。新4年から新6年までの小学生たちは、どの選手も柔らかな体を生かしたスイングばかりで、大人たちを驚かせた。ただ、陽射しは強く眩しいほどだったものの、6メートルを超える冷たく強い風が吹き、選手たちの球を曲げた。そのせいもあり、ホールアウトしてアテスト会場に戻ってきた選手たちの顔は皆沈みがち。スコアも伸びなかった。

 

<男子の部>

最終組で回った小池匠人選手(尾張旭市立三郷小6年)が78ストロークで優勝。同組で回った柳原悠人選手(国立三重大学教育学部附属小5年)が79ストロークで2位。3位に入賞したのも同組の清水泰雅選手(瀬戸市立西陵小4年)で86ストロークだった。また、4位の新保壮汰選手(白山市立東明小6年)までの4人に日本小学生の出場権が与えられた。
 


 

<女子の部>

昨年と同じく、男子よりも女子の方が参加者が多かった今大会。26人の内訳は、小学6年生が16人、小学5年生が7人、小学4年生が3人だった。
女子の部も最終組で回った選手たちが力を発揮した。優勝は79ストロークをマークした木村帆月選手(長久手市立南小6年)、2打差の81ストロークだった粥川愛莉選手(豊田市立伊保小6年)が2位に、さらに84ストロークの酒徳玲衣選手(鈴鹿市立椿小6年)が3位だった。また、4位タイの88ストロークには5人が並んだが、マッチングスコアカードにより西川ひかり選手(金沢市立四十万小6年)出原うらら選手(鈴鹿市立清和小5年)までの5人が日本小学生の出場権を獲得した。
 

 
なお、第19回全国小学生ゴルフ大会は、5月4日(月)に千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部で開催される。
 
 
<インタビュー>

 

男子の部

優勝
小池匠人選手(尾張旭市立三郷小6年) 78=39、39


 

イン最終組でスタートした小池選手は、10番、11番を連続ボギーとしたが、12番で9メートルほどのバーディパットを決めた。その後、2ボギーで前半を3オーバーで折り返すと、後半は5番パー5で4メートルの上りのバーディパットを沈めた。が、その後に2ボギー1ダブルボギーとしてしまい、6オーバー78でホールアウトした。
「風も強くて、難しかった。ドライバーはまずまずだったけど、ピンギリギリを狙う距離でアイアンを選んだ時のショットがうまくいかず、パーオンがなかなかできなかった」と振り返った。前日の雨の中での練習ラウンドは77、立っているのも大変なくらいの強風のこの日に78は立派である。2位とは1打差だった。
5歳からゴルフを始めた小池選手の夢はもちろんプロだ。憧れの選手は松山英樹。今は149cm、40kgほど、ドライバー飛距離は200ヤード、好きなクラブはパターだそうだ。大きな夢に向かって、まずは来月に開催される全国大会で優勝を目指す。

 

2位
柳原悠人選手(国立三重大学教育学部附属小5年) 79=42、37


 
優勝の小池選手と同組で回り、前半では2打のリードをしていた。後半になっても小池選手とのマッチプレー状態は続き、8番パー4を終えたところで、柳原選手の方が1打のリードを保っていたのだった。しかし、最終9番パー4で、トリプルボギーを打ってしまった。一方の小池選手がボギーでとどまり、ついに逆転を許してしまった。「ボロボロでした。今日はパットが全然入らなかった。ドライバーは良かったんですけど」と悔しさが滲む。
小学4年生で出場した昨年大会では69ストロークをマークして2位に入った柳原選手は2年連続の2位となったが、まだ5年生だ。明るくて元気いっぱい、取材にもハキハキと話してくれた。

 

3位
清水奏雅選手(瀬戸市立西陵小4年) 86=45、41

 
 

女子の部

優勝
木村帆月選手(長久手市立南小6年) 79=40、39


 
女子の部でただ一人の70台をマークし、優勝を飾った。「今日はバーディがゼロでした。ダブルボギーもなかったけど、風が強くて、バンカーにも2回入った。アプローチは良かったと思う。でも、後半になって、風がどんどん強くなってきて、5番から3連続でボギーになってしまった。ドライバーも風でめっちゃ曲がっちゃうので、つま先あがりとか難しいライになりました」と、木村選手はホールを追いながら振り返った。
伸び盛りの今、155cmまで身長が伸びたことでクラブも変えて対応しているという木村選手。飛距離も伸びて210ヤードになった。昨年大会では3位に入って、初めての全国小学生では8位入賞している。ゴルフの他に、水泳や体幹を鍛えるための運動も続けている。女子プロの山下実夢有が好きだという木村選手の夢は、「全英女子オープンがセントアンドリュース・オールドコースで開催される時に優勝して、あの有名な橋の上を歩きたい」と映像が浮かぶほどの具体的なものだった。
スイングの癖を直すために毎日の練習を欠かさない。一歩一歩の前進がいつか夢に近づいていく。来月の全国大会では、昨年より上を、てっぺんを狙ってほしいもの。

 

2位
粥川愛莉選手(豊田市立伊保小6年) 81=38、43


 
女子の部も同組で優勝争いが繰り広げられた。粥川選手は、「いいことは何もなくて、悪かったのは最終ホールで池に入れたことです」としょんぼり。そこまで粥川選手と木村選手は6オーバーで並んでいて、迎えた最終18番。粥川選手は158ヤードの第2打を「風があげていたので」5Wで打ったが左の池に入れてしまった。「一度は超えたけど転がって落ちてしまった」そうだ。そして、そこからの寄せがうまくいかず3パットのトリプルボギーで、首位の木村選手ばボギーだったため2打差がついたのだった。
「前半は悪くなかったけど、後半は風が強くなって、ティーショットが木の後ろに行ってしまったりしました。こんなに強い風の中でプレーしたのは初めてでした」。声も浮かない感じだったが、昨年大会では3位入賞したもののマッチングで全国大会を逃しているので、今回の2位は素晴らしい。初の全国大会で今日の悔しさを晴らして!!
 

3位
酒徳玲衣選手(鈴鹿市立椿小6年) 84=43、41


 
 

<会場フォト>