[2012]中部シニアオープン(第1日成績表、第2日スタート表、記事)掲載

2012.10.18

第12回 中部シニアオープンゴルフ選手権競技(第1日)

開催日/平成24年10月18、19日(木・金)
会場/葵カントリークラブ
距離/6585ヤード PAR72
参加者/142名(内 欠場26名)
天候/雨

第1日成績表・・・・・button_report_result

第2日スタート表・・・・・button_report_start


【第1日】

トップに山下選手(能登G)、

2連覇を狙う川瀬選手(フリー)も好スタート

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前日の秋晴れから、うって変わって秋雨の一日。中部シニアオープンゴルフ選手権は、愛知県・葵カントリークラブで行われました。葵での開催は2度目で、第3回の2003年のときは、アマチュアの石川有松選手(ジャパンクラシック)が並みいるプロを抑えて総合優勝しております。
記録的には、もう一度、アマチュア優勝が起こるのではないかという興味も持たれますが、今回は、山下英章選手(能登G)が68を出してトップを走っています。2位は川瀬順次選手(フリー)で2打差の70です。アマチュアのトップは山下茂選手(小原CC)で75スコア11位タイです。トップと7打差です。
雨の一日でしたが、選手たちの間では「グリーンの状態は、いつもの葵を上回る出来栄え」。プロ好みの速さであり、トップの山下(英)選手から11位タイの14名までをプロが占めました。あすの優勝争いは、今日の上位陣で熾烈なデッドヒートとなれば、面白くなりそうです。とくに川瀬選手には大会2連覇がかかっており注目の的です。2位タイの近藤年弘選手(鳴東GC)、竹下忠直選手(新城)、菊一利彦選手(鳴海)、菅原洋一選手(緑ヶ丘)にも逆転の目があり、アップダウンのきついホールをどう耐えるか、明日は、体力勝負になりそうです。

参加者
アマチュア
50歳代 45名(内欠場11名)
60歳以上 42名(内欠場14名)

プロ
50歳代 41名(内欠場1名)
60歳以上 24名


<インタビュー>廣瀬1

後半に大きく伸ばして、4アンダー68で首位

山下英章プロ(能登G) 68=37、31
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スタートホールの1番H(495Y、パー5)でいきなりバーディを奪ったが、3番Hから3連続ボギー、その後8番H(370Y、パー4)でバーディを決めて前半を37で折り返した。後半に入り、徐々に調子を上げてきた山下プロは、11番H、13番H、16番H、17番H、18番Hと実に5つのバーディを奪い31とし、初日を4アンダーでホールアウトした。
「後半は3メートルから7メートルまでパターがよく決まりましたね」と穏やかに語った山下プロは、59歳。35年ほど前の研修生時代に、ここ葵カントリークラブで過ごしたのだという。「葵は、私の第二のふるさとのようなもの。お世話になりました」。倶楽部関係者も「山下君は昔からまじめ。ゴルフに対する姿勢がいいんだよ」と古巣での首位発進に目を細めた。

2位タイに二人

昨年に続く連覇を狙い、好発進
川瀬順次プロ(フリー) 70=35、35
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 インからのスタートで、前半、後半ともに2バーディ1ボギーだったが、川瀬プロは「前半はほぼ完ぺきだったけど、後半になってミスが出始め、バタバタになっちゃいました」と反省しきり。それでも、ディフェンディングチャンピオンとして、好調なショットを武器に明日の決勝ラウンドに臨む。

近藤年弘プロ(鳴東GC) 70=34、36
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3バーディ2ボギーの内容に、「パットがだんだん良くなってきて、5メートル前後がよく入ってくれました」。

1アンダー71で3位
竹下忠直プロ(新城) 71=36、35

 アマチュアトップは3オーバー75
山下茂選手(小原) 75=37、38

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「雨でしたから、パーを取りにいこうと回りました。1バーディ2ボギー1ダブルボギーでした。プロと一緒に回ることができて、勉強になりました」。ゴルフ歴35年の山下選手は52歳。この日曜日に小原CCの今年度のクラブチャンピオンとなったばかり。

アマチュア60歳以上の部 トップは76の二人

青木武人選手(四日市) 76=36、40
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 「アップダウンがあるコースなので、歩いてのラウンドは結構きつかった。18番H(375Y、パー4)はグリーンに向かって上りで、登りきって、息を整える間もなく、1.5メートルのパッティングでね、はずしちゃいました」と苦笑い。ゴルファー特有の腰痛とつきあいながらも、競技ゴルフを続ける青木選手は、今回アマチュア選手の中でも年長の68歳。「60歳以上の部がとれるよう、明日もがんばりますわ」。

渡辺高成選手(富士可児) 76=39、37

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今回最年長出場となった、鈴村照男プロ(中京大学)72歳
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