[2012]中部女子アマチュア(第1日)

2012.05.24

第42回 中部女子アマチュアゴルフ選手権競技(第1日)
開催日/平成24年5月24・25日(木・金)
会場/レイクグリーンゴルフ倶楽部(レイクコース)
参加人数/140名  6333ヤード PAR72
天候/晴れ

【第1日】
スタート表・・・button_report_start

成績表・・・・・button_report_result


お姉ちゃんに続け!

松田唯里の妹、鈴英(レイ)が1アンダーでトップ

DSC09221-2 中部ゴルフ連盟の主催競技(本戦)が始まりました。いよいよ中部地区も本格ゴルフシーズンの開幕です。本戦開幕戦は、中部女子アマチュアゴルフ選手権競技です。
華麗なる女子アスリートたちの舞台は、岐阜県・レイクグリーンゴルフ倶楽部 レイクコース。コースに配した池の向こうから薫風がそよぐ好天の中で第1日の競技が始まりました。
トップに立ったのは松田鈴英選手(芦原・福井工大福井中3年)、昨年優勝した松田唯里選手(芦原)の妹です。ただ一人1アンダーパーでホールアウト。ショットが安定していました。明日の決勝もショットの好調が維持できるか期待しましょう。

参加選手の約30%が十代の選手で、しかもベストテンに中・高生が9名連ねています。しかし一方、中学生ゴルファーは17名ですが、なぜか中学1年生の参加者がゼロ。 ミステリアスなことですが、今後のジュニア育成に気になる現象が中部女子アマで見られました。
なお、明日の決勝には88ストロークでホールアウトした100名で競われます。

年齢別参加者人数
10代=55人  20代=17人  30代=10人  40代=27人
50代=24人  60代=7人

<インタビュー>

DSC09265-2第1日目トップ1アンダーの
松田鈴英選手(芦原:福井工大福井中3年) 1位 71=35、36
インからのスタートで、前半を1バーディ1ボギー、後半2バーディ1ボギーをとした。「いいスコアで回れました。内容は、ショットが良かったのですが、パターは今一つでした」と振り返った。初日をただ一人、アンダーパーでホールアウトした松田選手は、ディフェンディングチャンピオンの松田唯里選手の妹で、この春から、福井中3年に編入、姉と同じ寮生活をスタートさせた。雰囲気や話し方はよく似ていて、さすがに姉妹。昨年の優勝をきっかけに一気に花開かせた姉と同様に、鈴英選手もシンデレラガールになるのだろうか?!明日の最終組での戦いが楽しみである。

DSC09276-2高島海帆選手(ユーグリーン:山梨学院高1年) 2位 72=35、37
3バーディ3ボギーで手堅くパープレーで第1日を終えた高島選手。「ショットはよくなかったけど、アプローチとパターでパーをひろえました。よくできたと思います」と控えめなコメントだった。東京生まれで、高校は山梨へゴルフ留学。祖母が大垣にいるということもあり、岐阜県のユーグリーンのメンバーとなり、今回の出場となった。日頃は関東ゴルフ連盟下で高校ゴルフ部の活動をしている海帆(みほ)選手だが、高校の先輩が今年の関東女子アマを取ったことに大いに刺激されている様子。狙いはもちろん、中部一だ。

<3位タイグループ、1オーバー73に6人>

DSC09261-2土田沙弥香選手(金沢リンクス:福井工大福井高3年) 73=39、34
「前半のアウトはアプローチもダフってよらず、3ボギーだったけど、後半になってショットがよくなりだしてバーディが2つとれました」。ハーフの時、前半を忘れようと、うまく切り替えられたことが奏功した。今年は不調続き、久々のナイススコアに頬がゆるんだ。

DSC09273-2福岡あず沙選手(わかさ) 73=37、36
「前半の途中からショットのブレがなくなって、パターも入ってくれました」。上位10人中、ただ一人の20代。名商大ゴルフ部から今はベルフラワーCCで練習生として仕事をしている22歳。

DSC09235-2鈴木麻綾選手(チェリーレイク;いなべ学園高3年) 73=39、34
「前半は自分のショットができなくて、41になっちゃうかと思ったんだけど、8番H、9番Hで連続バーディがとれて39にできた。あとは、なんとか、自分のプレーになっていった」。

DSC09238-2古川茉由夏選手(岐阜稲口:梅林中3年) 73=37、36

浜上佳奈選手(ジャパンクラシック:佐久長聖高3年) 73=36、37

DSC09283-2小野祐夢選手(明智:泉中3年) 73=36、37
インからのスタート。「前半はアイアンが悪くて、守って守って・・・。後半は持ち直してきたけど、バーディチャンスをはずしちゃいました」。

DSC09268-2最年少出場は、小学6年生
中川成美選手(白山ヴィレッジ:坂田小6年) 56位タイ 82=42、41

今大会の最年少出場となったのは、小学6年生の中川成美選手だ。小学1年生からゴルフを始めたのも、二人の兄(桂輔、将太:ともに明徳義塾高在学中)の後を追っかけたから。中部小学生に出られるようになった小学4年生のころはまだ小さかったが、今年はぐんと身長も伸びて、現在は155cm。「1年に10センチくらいずつ伸びてます。ここは距離が届かないことが多いから、もっと飛距離を伸ばしたいと思います」。


【ちょっとした話題】
sebango(1)キャディーの背番号
「いま、何組がプレーしているか」関係者やギャラリーたちの一目でわかるように、キャディーは背番号のついたビブスを羽織ります。今年からの試みですが競技らしくなったと好評です。

(2)池に入ったと、軽率に判断してはイケません
打ったボールが池に入ったと判断して、1ペナ処置でドロップして打った後に、どっこい自分のボールが池に入っておらず、ラフにあった。そのパーティーは、この場合は2球打ちの処置を判断してそのホールをホールアウトする、間違いを起こしてしまった。
(この場合は紛失球扱いとなり、もとの位置まで戻って打ち直しとなる)


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アテストは女子委員が担当

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ミッド世代も頑張ってます!