[2012]中部学生・男子第1日(成績表/記事)

2012.08.06

第42回 中部学生ゴルフ選手権競技

開催日/平成24年8月6日(月)~8日(水)
会場/小原カントリークラブ
参加人数/男子96名
距離/7038ヤード PAR 72
天候/曇り


男子(第1日)スタート表・・・button_report_start

男子(第1日)成績表・・・button_report_result


【第1日】


6アンダーで岡本選手(愛知大1年)、5アンダーで藤澤選手(名商大4年)。

バーディラッシュで、学生ナンバーワンを目指す



DSC00936-1中部学生のナンバーワンを決める戦いが始まりました。男子は今日から3日間54ホール、女子は明日から2日間36ホールで競われます。

台風の影響か、朝から厚い雲が覆う空模様。雷情報に余念のない会場でしたが、競技中はひと雨きただけで全員のプレーが終了。そしてプレー終了直後に雷が鳴り、土砂降りになるというラッキーな一日となりました。

第1日に飛び出したのは、岡本兼汰選手(愛知大1年)で6アンダー66と、1打差の67に藤澤心之介選手(名商大4年)の二人。4打差70に川口徳啓選手(中部学院大1年)、島崎辰也選手(愛産大4年)、5打差の71に田口智敬選手(愛学院大2年)。アンダーパーはこの5人だけでした。70台でホールアウトした選手は44人。

今回参加者96人のうち、明日第2日の成績結果50位タイまでが第3日の決勝ラウンドに進出します。

中部学生出場の大学別参加人数:男子
愛学院大 16人
中部学院大 14人
愛知大 13人
名商大 12人
愛工大 8人
中京大 8人
名城大 5人
愛産大 4人
金沢学院大 4人
福井工大 3人
中部大 3人
名古屋大 2人
四日市大 2人
南山大 2人


<インタビュー>hirosesann

DSC00948-okamoto絶好調、6アンダーで首位に躍り出た
1位 岡本兼汰選手(愛知大1年) 66=33、33 (写真中央)
前半も後半も4バーディ1ボギーの33。「パットがよく決まりました。アイアンもぼちぼちよかったし、それに、同組の古市君、佐藤君と楽しく回れたのがよかった」。3,4メートルのパッティングが好調だったことに加え、2番H(512Y、パー5)は2オン、5番H(485Y、パー5)はエッジと飛ばしているし、3番H(386Y、パー4)は右端から15メートル以上残したパットがラインに乗ってカップインするラッキーも引き寄せた。
星城高校から愛大へ進学。「大学をきちんと卒業したい」と岡本選手。この大会も、「日本学生に出られればいいです」と目標を低めに設定しているようだが、明日のラウンド次第で、その目標は大きく変わってくるはず。2年前の高校2年生の時に佐々部杯優勝を果たしている。その勝負強さをぜひ魅せてほしいもの。(写真左:佐藤優介選手、写真右:古市一真選手)


DSC00957-fuzisawa自己ベストにニコニコ
2位 藤澤心之介選手(名商大4年) 67=34、33
アウトからのスタートで1イーグル5バーディ2ボギー。イーグルは5番H(485Y、パー5)で、2打目が3メートルについた。「ショットがよかった。パットも入って、いい流れで回れました」。多分高校生の時に出した、というベスト68を大学4年生になって、ようやく更新。それも中部学生の舞台で記録した。伝統ある名商大ゴルフ部でキャプテンを務めるが、最近は部の成績も今一つ。「先輩たちの功績をきちんと後輩たちにつなげていかなくちゃ」と意欲を示した。
藤澤選手は今年の6月に名古屋GCで開催されたCBC主催のマッチプレーで優勝している。ところが、その夜に、自宅アパートの駐車場で、車の盗難に遭ったのだという。「車にはゴルフバッグ一式、もらったトロフィーも全部入っていたんです。朝起きたら、車ごとなくなっていて、ガラスだけが落ちてて・・・大ショックでした」大学の団体戦など試合が続く時で、道具やらいろいろとかき集めて、大変だったらしい。車両盗難が多いとは聞くが、自宅の駐車場で起きるとは、なんと大胆!物騒な時代になったものである。


DSC00939-kawaguti3位タイ 川口徳啓選手(中部学院大1年) 70=35、35
「出だしの1番H、2番Hをボギーしちゃったけど、調子がいいので、あまり気にせず、すすみました。それがよかったのかも」。5バーディ3ボギーの内容に、まずまずの感触だった川口選手。美濃加茂高校から中部学院大へ。「平日もラウンドできる環境になったので、グリーン周りとか上手くなったと思います」。


DSC00953-shimazaki3位タイ 島崎辰也選手(愛産大4年) 70=35、35
「ショットは1ピンくらいに寄ったのに、パターが入らなかった。パーを拾って、耐えて耐えて。ドライバーも封印、スプーンで通しました」。島崎選手は、2アンダーのスコアよりも、内容の悪さが気になっていた。


DSC00951-taguti5位 田口智敬選手(愛学院大2年) 71=33、38
前半を3アンダーで回り、「後半も!と思ったら、2パットを2回もしちゃいました」。田口選手はドライバーで通した。「芯ははずしたけど、まっすぐいってくれたから。アプローチとパターに助けられたかな」。自己ベスト。初めてのアンダーパーに笑顔がこぼれた。


≪スナップ≫
DSC00941-ame

突然雨が降り出した・・・