[2012]中部学生・(男子第3日、女子第2日)成績表/記事

2012.08.08

第42回 中部学生ゴルフ選手権競技

開催日/平成24年8月6日(月)~8日(水)
会場/小原カントリークラブ
参加人数 距離 /男子 96名 7038ヤード PAR72
女子 22名 6308ヤード PAR72
天候/晴れ

男子第3日成績表・・・・・button_report_result

女子第2日成績表・・・・・button_report_result


【第3日(女子第2日)】

男子は藤澤選手(名商大4年)が9アンダーでぶっちぎりの初優勝。

女子は柏井選手(名商大3年)が1アンダーで連覇を果たす

DSC01020-1陽射しは強いものの、風が心地よい。朝は涼しさを感じるほどのゴルフ日和となりました。担いで回る選手たちにとっては、厳しい暑さであることには変わりなく、みなそれぞれの最終日に向けて、順調にスタートしていきました。

先に勝者が決まったのは女子の部でした。初日2アンダーで首位の柏井麻衣選手(名商大3年)が通算1アンダーとして、昨年に続く連覇を達成。2位は世古麻由選手(名商大3年)、3位は小出由美選手(名商大2年)と上位を名商大が独占しました。

男子の部は、予選2ラウンドで10アンダーの首位でスタートした藤澤心之介選手(名商大4年)が前半に4アンダー32をたたき出し、通算14アンダーとして一人旅、しかも、記録への挑戦かと周囲を期待させましたが、後半に失速してしまい、通算9アンダーでホールアウト。それでも、2位に4打差をつけて圧勝しました。岡本兼汰選手(愛知大1年)が通算5アンダーで2位、山本聖哉選手(中部学院大3年)が通算1オーバーで3位、竹中智哉選手(名商大1年)と島崎辰也選手(愛産大4年)が4位タイに入りました。

競技の結果、男子4位タイまでの5人が中部オープンへの出場権を獲得。男子の通算227ストローク(11オーバー)までの17人に日本学生ゴルフ選手権競技への出場権、女子の通算160ストローク(16オーバー)までの9人(柏井選手はシード)に日本女子学生ゴルフ選手権競技への出場権が与えられました。
さらに、藤澤選手と岡本選手はTOSHIN LAKEWOOD GOLF TORNAMENT(9月6日~9日)への出場権も手に入れました。

男子・女子入賞のみなさん

th_IMG_7995-1

th_IMG_7998-1

 


<インタビュー>hirosesann

th_IMG_9502-14打差つけた初優勝。うれしさと、次への課題と。
藤澤心之介選手(名商大4年) 207=67、67、73(32、41)
最後まで、後ろから脅かされることなく、一人旅を続けた藤澤選手だった。何しろ、前半のハーフを終えて、またも4アンダー32をたたき出した。「2ピンくらいのパターが全部入るんだから、あきれるほど」と同組の島崎選手も岡本選手もお手上げ状態。本人も「調子いいんです」とニコニコしながら、後半に進んでいった。どこまで伸ばすのだろう、すごい記録が出るかも。周りの期待は膨らんだが、残念ながら、後半につまづいてしまった。
「スタートの時、何位になっても、後悔しないようにいこう。力を抜いていくと決めてました。前半はそれがうまくいって、4バーディ取れた。後半も同じ力加減で行ったつもりですが、ボギーが先行して、上手く流れに乗れなかったですね」。後半は、13番H(365Y、パー4)でバンカーに入れ、無理せずに「ボギーでいいや」。16番H(440Y、パー4)ではティーショットを左に落とし、3打目もショートするなどでダブルボギー。17番H(211Y、パー3)でもボギー、最終18番H(447Y。パー4)でパーパットをカップにけられてしまい、後半41、今日を73としたのだ。
「やるべきことはやったので、後悔はありません。ただ、どうせなら、3日間ともアンダーパーにしたかったかな。日本学生は、こんなことじゃ、上に行けないから、気を引き締めていきます」。さらに、名商大のキャプテンとしての感想を聞くと「4人が行けることは嬉しい。なかでも、同じ4年生の中内田君が一緒なのがよかった」。

th_IMG_9515-1初日の66がコースレコードで、特別賞
岡本兼汰選手(愛知大1年) 211=66、73、72(35、37) 2位
「前半は藤澤さんに圧倒されました。後半の藤澤さんは昨日の自分を見ているようだった。自分としては、パットが入らなかったですが、久々に上位に入れたんで、うれしいです」。大学生になって1年目に日本学生に挑戦、中部オープンにもトーシンにも出られる。つかんだチャンスを結果につなげてほしいもの。
また、岡本選手が初日にマークした66が小原カントリークラブのアマチュアコースレコードに認定されました。これまでのレコードは、1994年(平成6年)に開催された中部学生で、横見彰彦選手が出した68でした。

th_IMG_9467-yamamoto山本聖哉選手(中部学院大3年) 215=73、70、72(35、37) 3位
3バーディ3ボギーでまずまずのプレーを展開。3日間を通して、安定したスコアを出せた。日本学生には同じ中部学院大から全部で5人が出場権利を獲得した。

DSC01055-takenaka竹中智哉選手(名商大1年) 217=75、71、71(35、36) 4位タイ
「中部オープンの出場権をこの中部学生で取ろうと、オープンの地区予選には出ませんでした。自分に厳しくいってみようと思ったんで・・。だから、初日にたたいちゃった時はあせりました。本当によかった、ホッとしています」。

th_IMG_9523-simazaki島崎辰也選手(愛産大4年) 217=70、73、74(36、38) 4位タイ
バーディラッシュの藤澤選手との前半は「あきれちゃうほど、入るから」とイーブンパーでもダメという雰囲気だったが、後半もイーブンパーにまとめたことで、中部オープンの出場権を獲得できた。「今日はドライバーを持ってきた。2か所、どうしても使いたいところがあったから」。


女子の部。中部一の実力で連覇達成
th_IMG_7907-kasiwai柏井麻衣選手(名商大3年) 143=70、73(35、38)
折り返しの時点で、首位スタートの柏井麻衣選手(名商大3年)が1アンダー35、通算3アンダーにスコアを伸ばした。2位につけたのは、円角史歩選手(中部学院大1年)で前半を40とするも昨日のスコアに助けられ、通算2オーバー。前半をイーブンパーで回った世古麻由選手(名商大3年)が通算3オーバーで追いかける形となった。後半になり、柏井選手は11番H(369Y、パー4)で「バンカーに突き刺さって、出しただけだった」とダブルボギーをたたいた。16番Hでバーディを奪ったが、18番Hでボギーとし、今日を73。通算1アンダーで2日間を終えた。
「ひとまず連覇できて、ホッとしてます。目標は日本女子学生の優勝です。去年は届かなかったから、今年こそ。ショットが不安定だけど、調整します。まだ2週間あるから、何とかなると思う」。ニコニコしながら、頼もしい抱負を語った。

th_IMG_9243-seko世古麻由選手(名商大3年) 147=75、72(36、36) 2位
「つかれました。いいスコアで回ろうと、昨日は逆にミスが出てしまった。今日は耐えました」。去年の日本女子学生では予選カットとなった。今年はまずは決勝進出を目指す。

——————————————————————————————————
10番Hスタートから急浮上で日本学生へ
通称裏街道から見事に日本学生の切符を手にした二人は、同組でお互いがいい刺激材料となったようだ。
DSC01051-kawase iimori
川瀬翔也選手(中部学院大1年)225=81、75、69(34、35) 12位タイ (写真
13番H(365Y、パー4)で70ヤードのセカンドショットが直接入るイーグル。そして、5番H(485Y、パー5)でセカンドをOBとするも30ヤードのアプローチがカップインしてパーを奪取した。「ミラクルチップインが2つもあったんです。ツキがありましたね」。
飯盛浩平選手(福井工大2年) 227=78、78、71(37、34) 16位タイ (写真
「前半が2アンダーだったんで、キープしたかったんですが、ボギーしちゃいました。でも、昨日、大学の金井理事長に集中していけ、と言われたんです。その言葉を思い出しながら回りました。理事長に報告できます」。
第3日目をアンダーパーでホールア

後藤悠斗選手(中部学院大2年) 220=73、77、70(34、36) 8位
DSC01052-goto

中内田聖也選手(名商大4年) 222=77、75、70(37、33) 9位タイ
DSC01049-nakautida
矢崎宏明選手(中部学院大3年) 229=81、79、69(36、33) 21位タイ
DSC01053-yazaki



名商大から日本学生に4人、日本女子学生に5人が出場

th_IMG_7937-1th_IMG_7943-1



スナップ写真♪
th_IMG_0026-1th_IMG_7917-1

th_IMG_7953-1th_IMG_7971-1

日本学生・女子学生 出場権獲得選手