[2013]中部インタークラブ 成績表・記事

2013.10.25

平成25年度
第43回 中部インタークラブゴルフ競技(本戦)

開催日/平成25年10月25日(金)
会場 /富士カントリー可児クラブ(志野コース)
距離/7092ヤード PAR72
参加人数/150名(25クラブ)
天候/曇り時々雨、霧

成績表・・・・・button_report_result


会場の富士カントリー可児クラブが26年ぶり2度目、
2位に14打差をつけて圧勝!!

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1位 富士カントリー可児クラブ


中部4地区の厳しい予選を勝ち抜いた全23倶楽部に、昨年優勝倶楽部と開催会場倶楽部を加えた全25倶楽部が参加し、今年の倶楽部ナンバーワンを決める伝統の中部インタークラブゴルフ競技が行われました。
接近していた台風27号・28号の動きに、開催さえ危ぶまれていましたが、幸いにも進路変更をしてくれた台風のおかげで、厚い雲に覆われていたものの雨が降ったりやんだりの天候となり、競技は全員が無事にホールアウトすることができました。
朝から倶楽部関係者が大勢集まり、いつもながらお祭りのような雰囲気。インタークラブならではの賑やかな風景がクラブハウスやコースで展開されました。
選手たちは倶楽部ごとのユニフォームに身を包み、団体戦独特の緊張感あるスタートを切っていきます。1倶楽部6人の選手たちを送りだし、ハーフターンでスコアチェック。選手はもちろん監督や応援団もあわただしい時間が過ぎていきました。一人ひとりホールアウトするたびに、更新され映し出されるスコアボードを見ながら、一喜一憂も毎年変わらない光景です。
今大会は、最初から飛び出した富士カントリー可児クラブが順調にリードを広げ、トータルスコア379で、実に2位に14打差をつけての圧勝。1987年以来26年ぶり2回目の優勝を獲得しました。2位から4位まではトータルスコア393で3倶楽部が並びましたが、※印スコアの差で、2位に芦原ゴルフクラブ、3位に朱鷺の台カントリークラブ、4位に岐阜関カントリー倶楽部という順位になりました。
また、ベストスコア賞は、70ストロークで、若原志信選手(富士可児)源野智紀選手(朱鷺の台)でした。

2位芦原ゴルフクラブ
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3位 朱鷺の台カントリークラブ
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<インタビュー>hirosesann

優勝
26年ぶりの美酒に酔う
富士カントリー可児クラブ(岐阜県) 379
DSC06949s会場倶楽部というプレッシャーに負けることなく、全員で勝ち取った優勝だった。ベストスコア70の若原志信選手を筆頭に、74、76、77、82と全員が健闘した。富士C可児Cはインタークラブには過去26回出場している。第1回から出場、この10年ほど監督を務めている林勇吉監督(73歳)は26年前の優勝時には選手で活躍、その時に若手として出場していた大西和弘選手(53歳)は今も選手で、これまでに金銀銅の3つのメダルを持っているが、2つ目の金メダル保持者となった。
・・・選手たちの声・・・
林監督=「昨年3位だったので、今年ホームということ是非とも勝ちたかった。難しいグリーンを選手たちはよく攻略してくれた。特に若原選手のベストスコアは予想を上回る嬉しい出来でした」。

土岐明彦選手(51歳)74=36、38= 「富士可児に移って、仲間入りしたインターでしたが、まあ仕事ができたかな、と思います」。

大西和弘選手(53歳)82=40、42 「30年間、インターの選手で出ています。年齢は自分がいちばん上で、今回は※になっちゃいましたが、実は26年前も※だったんですよ(笑)」。
大橋健一選手(53歳)77=40、37 「監督からは、自分のゴルフをやりなさい、とだけ言われました。15年間、選手で使ってもらっていますし、今日は自分としては十分な数字です」。
若原志信選手(41歳)70=34、36ベストスコア 「3バーディ1ボギーでした。みんなも言ってるように、今日は出来過ぎ!です。同組の雰囲気が良くて、真剣に楽しく回れました。ホームのプレッシャーがいい方に出たと思う。実は、去年の悪天候の中で最後まで落ち着いてできなかったんですよ。あの経験があって、今回は最後まであきらめないでできました。志野コースのベストは69ですが、ベスト以上のベストなプレーでした。よかったです」。
上條宝司選手(38歳)76=34、42 「インスタートで、16番HでOB打ったりして42でしたから、後半は攻めていこうと。それが上手くいきました。監督には75を切ってこいと言われてました。インター選手は5年目です」。
机精一選手(46歳)82=42、40 「9番HでOB出してしまって、それからは1打1打を大切にいこうと、一生懸命頑張りました。もう少しスコアが出るとよかったんですが、優勝できてホッとしています」。
田中鋭郎アドバイザー 「地元だから、みんなプレッシャーがあったはずだけど、優勝をめざし、よく踏ん張ってくれました。チームは6月から練習を共にしていきながら結束を強めてきました。小川哲広プロと土岐香織プロも協力してくれて、その存在も大きかったですよ。」

芦原ゴルフクラブ(福井県) 393 2位
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(青池邦浩77、奥山良信83、菅野博80、福岡康文72、花谷知広82、豊田秀樹82)
小森吉晴監督
=「昨年の朱鷺の台大会で4位だったから、ひとつでも上に行きたいねと話してはいましたが、2位になれるとは嬉しい限り。みんな、一人ひとりがよく粘ってくれました。1打1打を最後まで頑張ってくれた結果です」。


3位
朱鷺の台カントリークラブ(石川県) 393
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(架谷八郎81、谷口公明80、西井洋樹86、湯澤秀和81、堀秀樹81、源野智紀70)
島田崇監督=
「源野君の調子がよかったので、ひょっとして優勝もあるかと思いましたが、後半は少し伸び悩んだかな。これまで15回出場していて、2位が3回ほどありますが、選手がベストスコアを獲ったのは初めて。昨年は2位でしたから、これで、銀と銅、来年は金を目指したいですねえ」。

源野智紀選手(33歳)70=36、34 「必死にやってきました。というのも、北陸予選の時、94をたたいて、みんなに迷惑をかけちゃったんです。本戦に出てこれたのはみんなのおかげなので、今回は頑張ろうと思いました。ラウンドは、集中できました。ただ、最終9番Hでボギーを出してしまったのは惜しかったです」。