[2013]中部オープン 最終日成績表・記事

2013.09.06

第43回 中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/平成25年9月4日(水)~6日(金)
会場/朱鷺の台カントリークラブ(眉丈台コース)
参加人数:プロ118名、アマ29名(欠場3名)
距離/6807ヤード Par71
天候/曇りのち晴れ

第3日(最終日) 成績表・・・button_report_result


【最終日】

近藤啓介プロが6アンダー、

昨年のリベンジを見事に果たし、 初優勝。

中部オープンの決勝(最終日)は、天気も回復し涼しい風が吹く一日となりました。最終組は通算5アンダーの矢澤直樹プロ、通算4アンダーのアマチュア・高2の小木曽喬選手、そして、通算3アンダーの近藤啓介プロの3人。近藤プロにとっては、昨年のリベンジともいうべき今回の試合。というのも、昨年の中部オープン(南山CCで開催)では、アマチュアの小野田享也選手に優勝をさらわれ2位。優勝賞金は獲得したが、日本オープンに出場はしたがすっきりしない。そんな思いを抱えて、やってきた今回の中部オープンだけに、この優勝は,まさに望み通りの結果といえるでしょう。
初優勝近藤プロは、「正直、ホッとしました」と喜びと同時に安堵の表情。優勝賞金330万を獲得し、日本オープンの出場権も得ました。2人目の日本オープン出場者は、2位タイのマッチングにより、大島靖生プロ((株)大島電気工事)が獲得。43歳のベテランが初出場となりました。
ベストアマチュアは、小木曽喬選手。総合でも2位タイ。小木曽選手は昨年に続くアマチュア優勝を狙ってのスタートでしたが、後半にスコアを落とし、日本オープン出場権を惜しくも逃しました。


今年の中部オープンの模様は、下記のテレビ局で放映します
<<放映日>>
9月9日(月)深夜24:55~25:50 東海TVにて放映
9月16日(祝)15:53~16:48 石川TVにて放映
9月21日(土)16:00~16:55 富山TVにて放映
9月21日(土)15:00~15:55 福井TVにて放映
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入賞選手は次の通り。

総合の部
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総合優勝 近藤啓介プロ(南山) 207=69、70、68(33、35)
2位タイ
大島靖生プロ ((株)大島電気工事) 211=73、70、68(35、33)
岸本翔太プロ(グリーンヒル関) 211=73、67、71(35、36)
小木曽喬選手(富士可児、福井工大福井高2年) 211=72、66、73(34、39)
5位   岸本拓也プロ(グリーンヒル瑞浪) 212=72、71、69(34、35)


アマチュアの部
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1位 211 小木曽喬選手(富士可児、福井工大福井高2年);総合2位タイ
2位 214 岡崎錬選手(中部日本パブ、美濃加茂市西中3年);総合9位タイ
3位 219 金子直矢選手(福井県協、福井工大福井高3年);総合26位タイ
4位 221 寺田紅黎斗選手(白山ヴィレッジ、三重高3年);総合37位タイ
5位タイ 223 坂井優之選手(中部学連、中部学院大4年);総合49位タイ
5位タイ 223 横井優星選手(中部日本パブ、長久手中3年);総合49位タイ


プロの部
1位   近藤啓介プロ(南山) 207=69、70、68(33、35)
2位タイ 大島靖生プロ (株大島電気工事) 211=73、70、68(35、33)
2位タイ 岸本翔太プロ(グリーンヒル関) 211=73、67、71(35、36)
4位   岸本拓也プロ(グリーンヒル瑞浪) 212=72、71、69(34、35)
5位タイ 岡島功史プロ(フリー)  213=73、72、68(33、35)
5位タイ 竹内廉プロ(チェリーレイク) 213=73、69、71(35、36)
5位タイ 矢澤直樹プロ(ドリームショットGC) 213=70、67、76(38、38)


特別賞:ベストスコア賞
第1日(9月4日) 69 近藤啓介プロ
第2日(9月5日) 66 小木曽喬選手
第3日(9月6日) 68 近藤啓介プロ、大島靖生プロ、岡島功史プロ
※ベストスコア賞は各日10万円、アマチュアは記念品


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<インタビュー>
「絶対に負けない」気持ちは、5番Hで3打差になって確信に
近藤啓介プロ(南山) 207=69、70、68(33、35)
th_DSC_0256s 第2日の結果、3位で最終組となった近藤プロは、「絶対に負けない」「かかってこい」という強い思いで会場入り。朝から、闘志満々の雰囲気が漂っていた。それは、もちろん、去年の中部オープンの苦い経験があるからだ。アマチュアとの一騎打ちに惨敗。2位で日本オープンに出場したことである。だから、近藤プロは、「1位になって、もう一度日本オープンに行く」「1位で賞金を受け取る」と、同日に行われたチャレンジツアーよりもこちらを選んだのだ。
「同じ組で勝負できると、相手が見えているのでよかった。緊張はしていましたよ、もちろん。ボギーだけ打たないようにと丁寧にいきました」。

5アンダーの矢澤プロ、4アンダーのアマチュア・小木曽選手、そして3アンダーの近藤プロの最終組。1番H(517Y、パー5)で小木曽選手が第2打を右下に落としたが、第4打をピンそばに寄せ、パーをセーブし、3人ともパースタート。続く2番H(430Y、パー4)で近藤プロはティーショットを大きく右に曲げて斜面へ。グリーンまでは213Yを残したが、3番ユーティリティで見事にグリーンをとらえ,パー。「今日はいけるかも」と思わせるナイスリカバリーだった。一方、矢澤プロがパーパットを外しボギーで通算4アンダー。5番H(173Y、パー3)で近藤プロはバーディを決めて、この時点で3人が通算4アンダーで並んだ。その後、矢澤プロがパットが決まらず後退。勝負は近藤プロと小木曽選手の二人に注目が集まった。8番Hで近藤プロがバーディ、9番Hで小木曽選手がバーディで、通算5アンダーで後半へ。すると、10番H(410Y、パー4)で小木曽選手が3パットをたたきボギー、続く11番H(415Y、パー4)で近藤プロがバーディを奪い通算6アンダーで2打差となった。その後も堅実にパーを重ねる近藤プロ。小木曽選手は15番H(431Y、パー4)で1.5メートルのパーパットを外しボギー、近藤プロは同じラインの1メートルをきっちり入れてパーとして、3打差をつけた。「あの15番で、勝てるかなと確信できた」と近藤プロは振り返った。

プロ5年目の近藤プロは、2011年の三重県オープンで優勝、同じ年にここで行われた朱鷺の台オープンでも優勝している。そして、相性のいい朱鷺の台CCでの今回の中部オープン。「取りにきて、取れた」これこそが、次へのステップにもつながっていくのだろう。2回目となる日本オープンは予選通過で活躍してほしい。


ベストアマも、ほろ苦い味。「手が動かなかった」
小木曽喬選手(富士可児、福井工大福井高2年) 211=72、66、73(34。39)2位タイ
th_DSC_0250s 首位タイで折り返した後半に、自分でもびっくりするほどに、「手が動かなかった。パットもショットも今までにない感覚だった。やっぱり、緊張していたのかなあ」と後半に3ボギーをたたいてしまったことを悔やんだ。最終の18番Hで上からのラインを「ひっかけてしまい」まさかの3パットでボギーとし、単独2位から2位タイに。そして、日本オープン初出場がするりと手からこぼれたのだ。そのことを知った小木曽選手は,一瞬ボー然とした表情になった。「でもね、途中までは楽しかったんですよ」と持ち前の明るさで話してくれたが、堂々たるベストアマに輝いたものの、悔しさの残る大会になった。

「一度は出たかった日本オープン、うれしいです」
大島靖生プロ((株)大島電気工事) 211=73、30、68(35、33)
首位と6打差の9位タイからスタートした大島選手は、6バーディ3ボギーの68をマーク、一気に2位タイへ浮上し、マッチングで日本オープンの出場権を獲得した。劇的だったのは,最終の18番H。ピン手前のカラーから22ヤードのバーディパットを思い切りよく打って沈めた。まさに、オープンゲットの一打となった。
プロゴルファーでありながら、この春から父親の会社に入社し、営業マンとしての仕事をこなすようになった。2足のわらじをはくのも、将来のことを考えてのことだったが、ゴルフ一筋から少し変化した生活が功を奏したのか、気負いがないゴルフだったせいか、こんなとびきりのプレゼントが舞い込んだのだ。「一度は出たかった日本オープンですよ。うれしいですねえ」と笑顔がはじけた。大島プロは2008年に愛知県オープンで優勝している。