[2014]中部アマチュア本戦(3R・成績表 記事)

2014.06.05

第47回 中部アマチュアゴルフ選手権競技 本戦
開催日/平成26年6月3日(火)~6日(金)
会場/岐阜関カントリー倶楽部(東コース)
参加者/171名(内欠場1名)
距離/7256Y PAR72
天候/雨

【第3日】

第3日スタート表・・・・・・・button_report_start

第3日成績表・・・・・・・・・・button_report_result


第3日

白石選手が通算5アンダーで首位に、1打差で岡崎選手。
小木曽選手は、通算3アンダーで3位に後退

大会3日目は、天気予報通りに朝から雨でしたが、降ったり止んだり。気温も低めで、午後1時時点で21.3℃。体感温度も雨が降り出すと肌寒く、時折陽射しが差し込むと暑くなるというように、変化の激しい一日でした。
昨日までの予選ラウンドを通過した85人が出場、昨年覇者の小木曽選手がどこまでスコアを伸ばすのか、また、伸び盛りのジュニアがどこまで追随するのか、社会人選手の頑張りはいかに?? 注目された18ホールでしたが、雨でランが出にくいうえ、決勝ラウンドにふさわしいピンポジションが加わり、アンダーパーはわずか6人でした。ベストスコアは70で木下大海選手(花の木、日大4年)、1アンダー71が白石大和選手(名倉、栄徳高3年)、岡崎錬選手(中部日本パブ、福井工大福井高1年)、永井直樹選手(緑ヶ丘、愛工大名電高3年)、池田裕貴選手(新城)、中川将太選手(鈴鹿)の5人です。
そして、3日目を終えた順位は、1つスコアを伸ばし通算5アンダーとした白石選手が首位に、1打差の通算4アンダーで岡崎選手が2位に、昨日首位の小木曽喬選手(富士可児、福井工大福井高3年)は75と崩れ、通算3アンダーで3位に後退しました。

通算アンダーパーはこの3選手だけで、4位タイは通算イーブンパーとなり、昨日12位タイから浮上した4位タイの木下選手と、光田智輝選手(富士可児、中部学院大1年)の2人です。
また、ツアーなどでもムービングデーとも言われる第3日ですが、大きく順位を上げてきた選手がいます。22位タイから9位タイに上がった永井直樹選手(緑ヶ丘、愛工大名電高3年)、同じく22位タイから13位タイに上がった今村裕也選手(明智、星城高3年)、今日を72で回り45位タイから26位に上がった朝倉駿選手(花の木、星城高1年)。そして、元気いっぱいの10代の若手選手に交じり、気を吐いたのが34歳の藤井靖啓選手(クラウン)で72でフィニッシュし37位タイから20位タイにジャンプアップしました。

明日はいよいよ最終日。どんなドラマが繰り広げられるのか。激戦の行方が楽しみです。

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hirosesann<インタビュー>

好調なパッティング。1つ伸ばして単独首位に
白石大和選手(名倉、栄徳高3年) 211=71、69、71(35 36)

shiraishi スタートホールの1番H(510Y、パー5)でピン手前3メートルにつけるイーグルチャンスを迎えたが入らずバーディ発進した。今日は安定したショットと、何より、ここぞというパーパットをことごとく決めた。「よく入ってくれました。助かりました」と言うように、7番H(560Y、パー5)では6㍍、11番H(347Y、パー4)では5㍍、16番H(467Y、パー4)ではグリーン手前のバンカーショットを奥9メートルにミスしてしまったが、それを鮮やかに決めることができた。「最後の18番Hも1.5メートルだったけど難しいラインで、決められてよかった」。
白石選手は昨年も最終日最終組だったが、優勝戦線からは外れ、小木曽選手の劇的なチップインバーディを眺めた状況だった。それだけに、今年の首位での最終組にかける思いは人一倍強いはず。「明日は、パープレー以下を目標に、自分のプレーができるように、頑張ります」シンプルな言葉だが、そこに秘めた闘志をぜひ発揮してもらいたい。

「明日は小木曽先輩と一緒ですね」
岡崎錬選手(中部日本パブ、福井工大福井高1年) 212=71、70、71(37 34)

ren_o 前半は3番H(462Y、パー4)のボギー1つ、後半は14番H(211Y、パー3)と17番H(400Y、パー4)でそれぞれバーディを奪取した。「今日まで3日間、パッティングのラインが上手く読めていないので、入らないですね。ショットやアプローチはいいんだけど・・・。でも、インコースはいいイメージなので、取れる気がしました」。明日は小木曽君と一緒の最終組だね、と言うと、「先輩とは寮で同じ部屋。毎日一緒にいるので、やりにくいけど、試合ですから、ぶつかっていきます」。岡崎選手は、好感度満点の笑顔で答えてくれました。

ショットもパットもかみ合わず
小木曽喬選手(富士可児、福井工大福井高3年) 213=71、67、75(37 38)

ogiso_s 1番Hでグリーン奥からのアプローチを60度のウエッジでふわりと上げ、ピン下から楽々バーディを取って、スタート。ところがバーディはその一つだけ、今日の小木曽選手は、ショットがぶれていた。パットも決まらなかった。「チャンスが全くありませんでした」とホールアウウトしても浮かない顔だった。「明日はどうなるかな」と不安げだったが、そこはディフェンディングチャンピオンであり、昨年のCGA主催競技4冠達成者である。上手く切り替えてきてくれることだろう。