[2014]中部インタークラブ(成績表) 記事

2014.10.24

第44回 中部インタークラブゴルフ競技

開催日/平成26年10月24日
会場/愛知カンツリー倶楽部
6976ヤード PAR72
天候/晴れ

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富士カントリー可児クラブが、昨年に続く連覇を達成。

通算3回目の優勝

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今年の中部インタークラブ本戦は、地区予選参加146倶楽部から勝ち上がった23倶楽部と、昨年優勝の富士カントリー可児クラブ、会場コースの愛知カンツリー倶楽部の計25倶楽部で競われました。
kokki朝から青空の広がる絶好のゴルフ日和、スタート時間の7時10分には、200台以上用意された駐車場はほぼ満車状態。選手や監督はもちろん、支配人をはじめ応援する人たちで会場は賑やか、早くもお祭りムードが漂っていました。

チーム関係者は、選手たちを送りだした後は、ハーフターンする選手たちを迎えつつスコアチェック。選手を激励したり、飲み物などを配ったりと忙しい時間が続きます。

atest_sokuhou選手が上がり始めたのが午後1時頃。1倶楽部6人の選手の上位5人の成績合計で勝敗が決まるため、ひとりホールアウトするたびに順位が変わっていきます。スコアボードの前は常に人だかり。一喜一憂の姿がありました。

4人目、5人目と選手がホールアウトし、ニューキャピタルゴルフ倶楽部が1位を走っていましたが、団体競技は最後の一人まで何が起きるかわかりません。決着は最終組対決となり、富士カントリー可児クラブの6人目、大橋健一選手が76で上がって合計スコア389とし、最後の最後でニューキャピタルGCを1打かわして逆転優勝しました。
富士C可児Cは、昨年に続く連覇を達成。2位は合計スコア390の同点のため、6人の合計スコアによりニューキャピタルGC、3位に東名古屋カントリークラブが入りました。

また、ベストスコア賞は73ストロークでホールアウトした福岡逸人選手(東名古屋)、山口哲司選手(愛知)、今川知也選手(東名古屋)、木田正彦選手(名張)の4人でした。

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◆1番H(457Y)と10番H(451Y)をPAR4に◆
1H今回のインタークラブでは、愛知カンツリー倶楽部の1番Hと10番Hを通常のパー5からパー4に変更。18ホール・パー72として競技を開催しました。インタークラブは50代、60代の選手もチームメンバーに入る規定があり、シニア選手たちは「7000ヤード近くでは、僕たちは大変!」と距離のあるコース攻略に苦戦。とはいえ、メダリストのうちの木田選手は50代、距離に問題なし、のナイスプレーでした。

廣瀬1<インタビュー>


「連覇を狙って、連覇した。嬉しいです」
富士カントリー可児クラブ (岐阜県) 優勝 389

1位・富士C可児Cチーム

最初に上がってきたのは若原志信選手で84、昨年はチーム一のスコアで原動力となった選手が崩れ、ヒヤリとしたが、続く土岐明彦選手が74の好スコアで盛り返すと、その後も上條宝司選手が78、大西和弘選手が82、長谷川幸次郎選手が79と追い上げ、首位のニューキャピタルと3打差に迫った。そして、最後の一人、大橋健一選手が76をマークし、土壇場で大逆転した。昨年は14打つけての圧勝だったが、今年の優勝は「最後まであきらめなかった」選手たちの力だった。

「連覇をしよう」とチームを引っ張ったのは、74歳の林勇吉監督。「連覇へのハッパをかけましたが、それにこたえてくれて、最高です。選手たち、それからサポートしてくれた倶楽部のみんなに感謝します」。

マネージャー役の西村廣保さんは、「うちのチームは団結力がすごいです。チームは12人いて、そのうちの6人が選手としてプレーしましたが、残りの6人が選手に一人ずつついて歩きスコアを報告してくれました。だから、全員のスコアは逐一わかりました。それは、選手に選ばれても選ばれなくても12人全員で戦っているんだ、という意識。うちの自慢です」と教えてくれました。

今回の本戦出場で、2000年から連続15回を記録。これは、1988年から2004年まで連続17回本戦出場を果たした鈴鹿カンツリークラブに次ぐ素晴らしい記録である。


選手の声

若原志信選手  84=41、43
昨年は2アンダーでチームを牽引したが今年は6番目のスコアだった。「今日は悪すぎました。また、来年頑張ります!!」

土岐明彦選手  74=37、37
アウトからのスタートで、1番H、2番H、7番Hをボギーとしたが、8番H、9番Hを連続バーディ。「8番Hのバーディはよく入りましたね。途中から股関節が痛くなってきて、思うようにいかなかったけど、まずまずのスコアで上がれてホッとしています」。

上條宝司選手  78=40 38
「一打一打を大事に行こうと心がけましたが、3パット5回も打ちました。でも、最後の9番H(506Y、パー5)で5メートルにつけてイーグルが取れました。ただ、6番H(319Y、パー4)で思い切ってワンオンを狙って打ったのは失敗、ボギーにしちゃいましたから。最後まであきらめなくて良かった」。

大西和弘選手  82=41、41
「2連覇できたことは嬉しい限りです。ストロークの一打一打を大事にしようと、ラウンド中も姿勢よく、下を向かないでいこうと心がけました」。

長谷川幸次郎選手  79=40、39
今年からメンバーに加わった33歳の長谷川選手は、初めてのインターでプレッシャーもあったのか、途中で両足がつる、というアクシデントに見舞われた。「びっくりしました。でも、倶楽部メンバーの方に薬を届けてもらい、無事ホールアウトできました」。

大橋健一選手  76=37、39
「最後の18番H(605Y、パー5)は6メートルのパーパットが1メートルもオーバーしてしまい、焦りましたが、入って良かったですよ。今日は1打でも縮めておかないと、という気持ちが強かったです。アンカーの役割が果たせて、よかったと思います」。


2位
ニューキャピタルゴルフ倶楽部(岐阜県) 390

2位・ニューキャピタルGCチーム3年ぶりのメダル獲得となったニューキャピタルGCの監督、春日井修さんは、「実はハーフのときは勝ったかなと思ったんですけどね。残念でした。ただ、一人一人は一生懸命やった結果だから、しかたないね」と語った。
<成績>
林 正憲選手 79(39 40)
林 昭悟選手 79(39 40)
河北 実選手 80(39 41)
鈴木 武正選手 78(36 42)
マハリ アブラハム選手 74(36 38)
木下 光明選手 83(40 43)



3位
東名古屋カントリークラブ(愛知県) 390

3位・東名古屋CCチーム「選手が一丸となって闘った結果です。みんな頑張ってくれました。福岡選手と今井選手の二人がメダリストになりました。若い人が力を発揮してくれたことはうれしいですね」と井上監督。東名古屋CCは、今年で33回目の本戦出場を果たした。
<成績>
福岡 逸人選手 73(39 34)
相羽 鉦弘選手 79(38 41)
今川 知也選手 73(36 37)
吉田 正選手 83(42 41)
西口 道明選手 90(44 46)
柏本 達也選手 82(41 41)