[2014]中部ミッドアマチュア(2R成績表・記事)

2014.10.10

第4回中部ミッドアマチュアゴルフ選手権競技(本戦)

開催日/平成26年10月9日(木)・10日(金)
会場/桑名カントリー倶楽部
7280ヤード、PAR72
参加人数/151名(うち欠場10名)
天候/第1日 曇り時々小雨、第2日 晴れ

第2日成績表・・・・・button_report_result

福岡逸人選手(東名古屋)が初日14位タイから大逆転。
通算149で初タイトル!!


uchida2014-10-10 12 33 05秋晴れで迎えた中部ミッドアマ決勝ラウンドは、予選ラウンドを通過した91人が出場。朝7時30分にアウトとイン同時にティーオフ、競技は順調に進行しました。(右写真:桑名カントリー倶楽部ハウス前から18番Hを望む。撮影/内田淳二CGA競技委員)

前半を終えた時点で、初日首位の三浦英夫選手(笹戸)が通算1オーバーとし、首位をキープ。同組の2位スタートの土本肇選手(いわむら)は通算6オーバー、3位タイの土岐明彦選手(富士可児)は通算7オーバーとスコアを崩しており、後半も三浦選手の独走かと思われました。そして、後半、順調にパーキープを続けた三浦選手でしたが、12番H(220Y、パー3)でボギーをたたき通算2オーバー、さらに14番H(445Y、パー4)でダブルボギー、15番H(205Y、パー3)でボギーをたたいてしまい通算5オーバーまでスコアを落としたのです。この時点で、最終組から3組前の倉田順一選手(新城)が16番Hを終え通算6オーバーとの情報が入ってきました。一方、アテスト会場では続々と選手がホールアウトしており、その中で、なんと福岡逸人選手(東名古屋)が71をマーク、通算5オーバーとし、一気に優勝戦線に加わってきました。

通算5オーバーの三浦選手は16番H(410Y、パー4)でバーディを奪取し、通算4オーバーとし、最終18番H(435Y、パー4)を迎えました。皆の見守る中で、三浦選手の第2打はグリーン左のバンカーへ、第3打でグリーンに乗せることができず、第4打アプローチはピンを超え、3メートル先に止まりました。入れば、プレーオフとなるボギーパット。渾身の一打でしたが、ボールはカップにさわったものの入らず、ここで福岡選手の優勝が決まりました。実に、最終組から6組前、初日14位タイからの大逆転、福岡選手にとっては、競技生活12年目の初タイトルとなりました。

th_DSC_7131s

<入賞>敬称略
優勝 福岡逸人(東名古屋) 149=78、71(35、36)
2位 三浦英夫(笹戸)  150=71、79(38、41)
3位 倉田順一(新城)  151=76、75(36、39)
4位タイ 木田正彦(名張)  152=80、72(36、36)
4位タイ 土本肇(いわむら) 152=74、78(40、38)

全選手がホールアウトし、表彰式が始まったのが午後2時30分。タイムテーブルから大きく外れることもなく、スムーズに競技が終了した今大会。「スロープレーをなくしましょう」とゴルフ界が啓蒙を進める中、ミッド世代の選手一人ひとりのエチケット・マナーに対する意識の高さが感じられた大会でした。

th_DSC_7128s

なお、通算156ストロークまでの上位17人が、11月19日(水)~21日(金)に香川県・坂出カントリークラブで開催される日本ミッドアマゴルフ選手権競技への出場権を獲得しました。

廣瀬1<インタビュー>


「無茶苦茶うれしいけど、実感がない。狙ってませんでしたからね」
福岡逸人選手(東名古屋)  149=78、71(35、36)

DSC02143 福岡選手は、ホールアウトして、通算5オーバーがプレーオフになるかもと言われ驚き、さらに優勝が決まったものの、最後まで「実感がわかない」様子だった。それもそのはず、首位と7打差で、最終組から6組も前にスタートしたのだから。「前半はとにかく集中して、17人の枠に入らなきゃって思ったんですが、35で折り返して、何とかいけるだろうと後半は無茶しないように心がけて気楽に回りました。優勝なんて、全く頭にないから、ノープレッシャーのゴルフでしたよ。それがよかったのかな」と振り返る。とはいえ、決勝ラウンドの難しいセッティングで、1番Hで1メートル、5番Hで2メートル、18番Hでは6メートルのバーディパットを決め、今日唯一のアンダーパーでホールアウト。「ショットもパットも特に問題なかった」というから、気楽さ万歳と言った感じである。
“拍子抜け”の優勝ではあるが、これは、39歳の福岡選手にとって、競技生活12年目の、記念すべき“初タイトル”でもある。
25歳頃から本格的にゴルフを習い始めた。師匠はシニアツアーで活躍中の尾崎智友プロ。倶楽部競技を皮切りに2002年から競技に参加するようになった。これまでCGAやAGA、JGAなど競技上位には常に顔を出しているのだが、なぜか無冠。「倶楽部チャンピオンやインタークラブのメダリストとか、10年くらい前に釧路に旅行に行って、たまたま参加した釧路オープンでローアマ獲ったとかはあるけれど、(優勝は)ないですねえ。だから、ほんとに、むちゃくちゃ嬉しいですよ」。3年前に矯正歯科医院を開業し、忙しくなったと同時に左腕を骨折というアクシデントが重なった。仕事も落ち着き、昨年から続けている腕の治療も順調で、ようやく競技に戻ってこれただけに、優勝カップを持つ笑顔は心から満開だった。


「この悔しさは、日本で返します」
三浦英夫選手(笹戸) 150=71、79(38、41) 2位

DSC02123今年の中部シニアオープン・ベストアマに続くタイトルを自ら手放した形となってしまった。三浦選手は前半からショットが安定せず、フェアウェイキープが少なかった上、グリーンを外すことも多かった。その分、ここというパーパットを決めることができ、前半を38、通算1オーバーで折り返した。しかし、後半もショットを安定させることができず、苦しいゴルフが続いた。2位との差が縮まってきて、福岡選手と1打差だと聞いたのは17番Hだったと言う。「18番Hでパーで上がればよかったけど、今日のショットはほんとに右左にぶれてましたから、仕方ありませんね。14番Hのダブルボギーもバンカーからでなくて、18場Hと一緒。優勝できなかったのは残念だけど、この悔しさは日本ミッドアマで返します!」。昨年は1打足らずで、日本に行けなかった。そのリベンジはできた。三浦選手の次の活躍が楽しみである。(写真一番左が三浦選手)


「自分一人でドキドキして、くずれちゃった」
倉田順一選手(新城) 151=76、75(36、39) 3位

前半を通算4オーバーで折り返した倉田選手は、後半の11番Hでバーディを取り、首位の三浦選手に2打差まで迫ったが、続く12番Hをボギーとすると、さらに14番Hから3連続でボギーをたたき、一気に通算7オーバーまで後退、17番Hでバーディを決めたが、3位に終わった。「2打差って聞いて、よし、と思ったんだけど、一人で勝手にドキドキしてきちゃって、3連続ボギー。普通にやればいいのにね、残念でした」と突然の変調を悔やんだ。今まで悩んでいたスイングが元に戻ってきて、今年は出場する競技で結果が出ている倉田選手は、明日から国体の愛知県代表として長崎県に向かう。「台風が心配だけど、思い切り、やってきます」。


「風邪気味だったし、軸だけぶれないようにしてました」
木田正彦選手(名張) 152=80、72(36、36) 4位タイ

DSC02140初日34位タイからのジャンプアップで、4位入賞を手にした木田選手。「今日は、17人に入ることを目標に,丁寧なゴルフを心がけました。風邪気味で体調も今ひとつだったから、軸がぶれないようにスイングすることだけを気をつけて、番手も大きめを選んで、ゆったり振っていきました。そしたら、案外乗ってくれて、ほとんどパーオンできました。パット数は34、9場Hだけ3パットでしたね」。いつも穏やかで落ち着いた雰囲気は、今回も変わらない木田選手であった。

———————————————————————–
日本ミッドアマチュアへ挑む17人